2011阿波踊り①
今年も8月12日から徳島市の阿波踊りが始まった。
待ちに待った故郷の祭りは始まってしまえば速いモノで、アッという間に3日間が終わって
しまい今日8月15日は最終日を迎える。
4日間の大イベントには毎年全国から120~130万人の観光客が見物に訪れる。
市の人口が20数万、県の人口が80数万の「徳島」にしてはもの凄い集客数だ。
おかげで、この時期は昼夜を問わず何処へ行くにも大混雑に巻き込まれる事になる。
病気で入院していた頃は今年の阿波踊りは見る事が出来るか心配であったが、おかげで
退院以降は体力も日々順調に回復し、今年も踊りを見る事が出来る幸せを感じている。
今年も県外からお客さんがあり、初日から連続して踊り見物に出掛ける事になった。
私の子供の頃は街の至る所で自由に踊っていたが、いつの頃からか踊りはショー化して
しまって最近では市内の数ヶ所に設置された「桟敷」中心でしか踊らなくなった。
桟敷には有料と無料があり、初日は無料桟敷で、2日目は有料桟敷で踊りを楽しんだ。
阿波踊りチームは連(れん)と呼ばれる。 有料桟敷は阿波踊り協会や阿波踊り振興協会
に所属している有名な連が踊り込んで来るので本格的な踊りを見る事が出来る。
一方無料桟敷は企業連や学生連の自由奔放な踊りが見られる。
それぞれに楽しみ方が異なるため、是非とも両方の桟敷を体験して頂きたい。
また、県外客や私の様にお囃子を聴くと体が自然に動いて困る人向けには「にわか連」と
言って普段着のままで誰でも参加できる即席の連も用意されている。
その日初めて出会った人達が集まって和気藹々で踊るのは楽しく、良い観光記念になる。
実際にまだ阿波踊りを見られた事の無い方はいつの日にか是非とも徳島にお越し頂いて
本場の雰囲気を直接肌で体験して頂きたいと願っている。
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