私の無線室

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2010年10月 9日 (土)

シャレた回転寿司屋

福井に出張した時に、ちょっと変わった回転寿司の店に入った。

会社の工場がある、坂井市三国町の魚問屋が経営する回転寿司の店であるが駐車場も

広くて、さすがに車生活が中心である福井県民の集客を考えての店構えになっている。

店内に入ると威勢の良い握り手の居るカウンター席もあったが、我々は個室に通された。

個室と言っても、普通の回転寿司屋のテーブルより少し高級感のある白木のテーブルが

置かれているぐらいで、座席もボタンを押すとお茶用のお湯が出るシステムなどもなんら

変わりのない回転寿司屋の佇まいであったが、どこか今までに無い違和感を感じた。

単に寿司屋であるだけなら何の不思議もないが、よくよく考えると、ここは回転寿司屋なの

に、寿司の乗った皿が運ばれて来るベルトコンベアが見当たらないのである。

しかも、個室からは握り手の職人の姿は全く見る事が出来ない様になっている。

初めは、回転しているのはカウンター席だけで個室は注文した寿司が人の手で運ばれて

来るのか、とも思ったが、そうではなかったのである。

確かに一般の回転寿司屋と違い、流れている寿司を自由に取ると言う事は無く、全て部屋

に備え付けられたテレビ画面から注文して握ってもらうシステムになっているのだが寿司

が運ばれて来るのは、やはりベルトコンベアだったのである。

このベルトコンベアが、テーブル端の木壁の裏側を通っているのでチョットと見ただけでは

そのカラクリが判らなかったのだ。 注文した寿司が運ばれて来るとブザーが鳴りテーブル

の端にある引き込み用のベルトを通って瞬時に取り込まれる様になっている。

その間、握り手から個室まで店内の道中にあるベルトコンベアは一切見えない仕組みだ。

なかなか、シャレたシステムで、私はこの様なシステムの回転寿司屋は初めて だった。

注文によって運ばれて来るので乾燥もせずに、新鮮なネタの寿司を食べることは出来るが

大阪とは違ってどれでも一皿100円と言う訳にはいかず、福井の回転寿司は皿の模様に

よって値段が違う事を最後に付け加えておきたい。 しかしさすがにネタは新鮮で旨い!

回転寿司と言ってバカにする事なかれである。

Sushi01 Sushi02

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