無線アンテナ設置日記
さあ、BSのアンテナも上がったし、次はアマチュア無線用アンテナの設置である。
今回も、またまたマンションのベランダに設置する事になった。
私の実家は1軒建ての住宅であるが2世帯が住むには少し狭くて、同居は難しい。
徳島に帰ったら庭に伸縮式のタワーを建て、DX(海外との遠距離通信)用のアンテナを
を上げ、ローターで振り回すのが夢であったが、これはまだしばらくは実現しそうもない。
そんな訳で、今回もベランダの設備をうまく利用して立てる様に計画を進めていた。
幸いにも今回はこれ迄に住んで来た様な低層階ではなく、4階の部屋になったので地上
からの高さが取れる事から私は喜んでいる。 実は家内が高所恐怖症で、過去何回かの
引っ越しも一番の条件が住居は低層階、しかも1階か高くても2階迄と言うモノだった。
徳島でも高い場所にアンテナを立てる事は半分あきらめていたが、部屋を決めに来た時
から何故か今回は4階でも怖くないと言うので、現在の部屋が決まった。
理由はベランダからのケンチョピア周辺の眺望が良いため、高く感じないと言うのである。
お陰で今回私は今までとは違うロケーションでアンテナが立てられる事になった次第だ。
さっそく430MHz帯の八木アンテナから上げる事にした。
中継局を経由し、春日井の仲間とつなぐ為のアンテナであるが正直今回は不安があった。
大阪では、1階の庭に立てたアンテナからでも生駒山と六甲山にある中継局迄は意外と
簡単に電波は飛んだが、徳島からでは生駒山も六甲山もアクセスするのは極めて厳しい。
徳島からだと海越えで、和歌山県の有田にある中継局をアクセスする必要がある。
徳島と有田間の距離は60km少々、自宅の東側はすぐ海で障害物は無いが有田の側で
中継局手前に中継局よりも少し高い山があり、正常に伝搬出来るかどうか心配された。
そんな時、春日井の仲間からパソコンで計算した方位と、伝搬のシミュレーション図などを
送ってもらい、絶対につながると言う確信を得て、夜の間にアンテナの設置を敢行した。
結果は、案ずるより産むが易しで直ぐに春日井の仲間から呼び出しがあり、大成功!
信号も強くメーターは振り切れの状態で入感している。
大阪の時と異なりベランダの利用も自由で、美観をそこねるので止めてくれなどと言われ
る事もないので、これでまた私の趣味が楽しめそうである。
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