こんな処に住みます。
長い時間を要したが、 引っ越しもようやく一段落した。
まだまだ整理が必要な場所もあるが、私の部屋は何とか元の状態に戻った様だ。
部屋から出るか?部屋に入るか? と心配したニトリの椅子も無事に移動が出来て新しい
部屋に鎮座している。 その割に大阪の時よりスペースが少し広くなった感じで私としては
喜んでいる。 徳島での住居を決めに来た時も、引っ越してから以降もゆっくりと見る事が
無かった住居廻りの環境もようやく少しずつ見え始めて来た。
私が18歳で徳島を離れてから42年が過ぎたが、この間徳島の中心から郊外に掛けての
発展は著しく、田畑しか無かった様な地域にも大型量販店が出来、休日には車の渋滞が
出来るほどになっている。 地元の者に言わせると、徳島は政治的にはこれと言った大きな
設備の建設や整備は無かったが、水際公園と言われる川廻りの整備には力を入れている
と聞いた。 徳島市には、その幾つもの地域を地図上で島の如くしてしまう様に川が縦横に
流れている。 そのそれぞれの川に添って水面近く迄行ける道を築いて整備をし、地元では
水際公園と称している。 実際この公園は散歩やランニングをする人たちで賑わい、観光に
来られた方々にも奇麗で良い印象を与えている様である。
私の新しい住居も川の近くにあり、この水際公園の1つになっている。
特に、近くには徳島県庁がある事から、住居の周辺は「ケンチョピア」と呼ばれている。
海からも近いケンチョピアはヨットやクルーザーの停泊地にもなっていて天気の良い日など
は、どこか異国の雰囲気を漂わせる。
公園からはワシントンパーム椰子の木越しにマンションが見え、南国情緒は満点である。
我が故郷ながら実に良いところに引っ越して来たと内心少し嬉しくなった次第である。
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