14年熟成モノの検証
引っ越しの荷物整理も一段落したので、パソコンの撤収前に久々にブログを書いている。
今回は身の回りのモノを随分思い切って処分したので、かなり身軽になった様に思う。
整理をしていると色々なモノが次々に出てくる。 何故こんなモノを大事に置いてあったの
かな、と思う様な品物もたくさんあり、我ながら変に思ってしまう事がある。
後生大事に棚に飾ってあった、シンガポールで買ったポカリスエットもその1つである。
1996年、シンガポールに社員旅行に行った時に買ったモノである。
日本語が全く書かれていないポカリが珍しくて買って来たのだが既に14年の歳月が経過
している。 インドネシアで製造されたモノで、賞味期限は1997年の9月となっている。
荷物になるので、この際廃棄しょうと思ったが、中身がどの様に変化しているか気になった
ので、開封してみる事にした。 プルトップも随分旧式のタイプで、0.95シンガポール$の
値札が付いている。 KIMISAWAと言う名前から日系のショップで買ったモノの様だ。
今回、比較の為に、自動販売機で新しい日本製の缶を1つ買って、同時に開封した。
結果は、写真の通りである。 経時変化で液色は黄変し、独特の濁りも消えていた。
しかしながら、缶の錆も、液の腐敗も無くて、まだ仄かにグレープフルーツの匂いがするの
は、なかなか立派だ。 但し、 少し味見はしたものの、全部を口にする勇気は出なかった。
なお、買ったばかりのポカリスエットが渇いたノドに美味しかった事は言う迄もない。
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