中国出張アラカルト④
◆ 中国インターネット事情①
中国のインターネット接続環境は日本と比べるとまだまだ遅れている。
大きな都市のホテルで、高速网絡(高速ネットワーク)等と書いてあっても、スピードはかなり
遅くて、メガbps単位の速さで接続されているのを見る事はほとんどない。
極端な例では通常のインターネット画面の出現まで5分ぐらい掛かる田舎のホテルもある。
こんな状態の時は、とても会社のパソコンと接続して仕事をする事などは出来ない。
スピードもさることながら、接続が微妙に断続されている様で、時にはネットワークが接続され
ていない状態を示すアイコンが出現したり消えたりするのがその証拠である。
接続が有料のホテルでは大体問題なく利用出来るが、今回宿泊した上海のホテルでは格安
料金で宿泊したにもかかわらず、ネット接続料が1晩で180元(約2700円)だと言う。
日本は休日と言う事もあり、貧乏性の私は、この日LANケーブルをつなぐ事はなかった。
◆ 中国インターネット事情②
中国のホテルでのインターネット接続もネットワーク接続が主流になって来たが、前述の様
に、接続料が必要になるホテルも中にはある。 日本円で1晩500円ぐらい迄なら許せるが
もしメールを見るだけなら、この500円でも高い。 ここで耳よりな接続方法をお話ししたい。
先ずホテルの電話機のコードをモジュラージャックから外し、パソコンのモデムに接続する。
パソコンでダイアルアップ接続を作成し、電話回線を通じてアクセスポイントに接続する。
代金は電話料金のみで、アクセスポイントの利用料は無料、主要都市なら大体つながる。
アクセスポイントの電話番号は、16300(一部地域は16900)、IDも16300,バスワードも
16300だ。 ちなみにホテルでつないだ場合、料金は3分以内で1元(15円)くらいである。
各ホテルの外線への発信番号を16300の頭に付ける事を忘れない様、注意が必要だ!