私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

2020年10月11日 (日)

社員旅行の事情

肌に感じる気温や、触れる風の匂いで思い出す事がたくさんある。社員旅行も

その一つだったが、残念ながらこれは昔の事を思い出すだけで、そろそろだな

と言う楽しみは無くなった。中国出張も同じで、暑さ寒さが極めて厳しいので

訪中は春と秋が多かった。春は杏子や菜の花が満開の時季、秋は日本より一足

早い紅葉の頃だったが、これも無くなってしまった。やはりリタイヤをすると

老けるとか無気力になる、と言うのはこう言った当たり前だった仕事や楽しみ

が無くなってしまう事に原因があるのだろう。それにしても、最近の若い者は

どうして社員旅行に行きたがらないのだろう。仕事を離れてまで上司と関わる

のがイヤだ、と言うのが大方の意見だが、オヤジの場合長い会社生活で旅行中

まで上司風を吹かせるような上司には出会ったことがない。これは幸せだった

のかも知れないが、あの上司がこれだけ我々と同じ位置まで変われるのか、と

言う側面しか経験していない。やはりパワハラやセクハラが、クローズアップ

されて来ている現状を見ると、ある意味チョッとの辛抱が出ない者が増えたか

我々が当たり前に感じていた様な事が、許されなかったりストレスになったり

するのかも知れない。いずれにしろあんな楽しい旅行を拒否するのが解らない。

許されるのなら、昔の会社の社員旅行に費用の負担をしても行きたいオヤジだ。

2020年9月26日 (土)

ワクワクするな

台風崩れの温帯低気圧が秋雨前線を刺激して、しばらく不安定な天気が続いた。

大丈夫だと思って出かけた速足散歩の途中で雨に遭い、ずぶ濡れの帰宅だった

昨日と変わって、今日は天気が回復しそうな空模様だ。明日、オヤジは久々に

県をまたいだ移動で、香川県の東かがわ市まで出掛ける予定だ。香川が主催の

ARDFを知らない人にARDFを紹介するイベントのお手伝いだが、さすが

香川で、15人ぐらいを集めていると言う。詳しい現地でのレポートは改めて

したいが、オヤジも事前の準備で大変だ。重ねて、翌週開催の練習会の準備も

あり、久々に身体を動かしているが、やはり何故かウキウキしている。こんな

形で身体を動かす喜びを知る事になったのも、ある意味コロナのお陰なのだが

本当に随分無駄な時間を作ってくれたものだ。まだまだ油断は出来ないものの

十二分な対策を取って、新しいスタイルでの楽しみ方を考えて行きたいと思う。

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2020年9月23日 (水)

啓蟄の気分なり

暑さ寒さも彼岸まで、とは本当によく言ったものだ。お彼岸さんに入った途端

エアコンが要らなくなった。先日までの猛暑は一体何だったのだろう。海水の

温度が下がったのか、日本近海で発生して来た台風も異常に発達しない予報だ。

お墓のシキミの水減りが少なくなり、シキミ自体も長持ちする様になってきた。

盆休みを自粛していた連中が、Gotoトラベルキャンペーンのあおりを受け

移動しているようで、4連休中徳島の街も混雑していた。阿波踊りの無い徳島

の街は、何の面白味も無いハズだが、家にじっとしていられない者がこんなに

多いとは、コロナウィルスも驚く事だろう。巷では、マスクは潤沢に出回って

来たが、アルコールは依然として75%物の酒税が掛からない商品が高い値段

で売られている。つまり不純物が多く入っている飲用が不可の商品だ。純度の

高い無水エタノールや95%でアルコール税が掛かる商品は、いまだに欠品が

続く。75%物についても値段はマチマチで、暴利を貪る悪徳業者は、依然と

して多い。そもそも、アルコール自体の相場がスッカリ変わってしまった感が

あり、本当に困ったものだ。そんな日常だが、オヤジはちょっと忙しくなって

来た。9月27日には、香川でARDFを知らない人に面白さを伝え、体験を

して貰うイベントがある。興味を持って貰うチャンスのイベントで、3密回避

で実施の始まりとしてオヤジも応援に行く。続いて徳島市で、練習会を行なう。

新しいスタイルでのイベント、頭を捻った成果か発揮できるかどうか楽しみだ。

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2020年6月23日 (火)

行って良かった

新型コロナウィルス感染防止の自粛規制が段階的に解除され、県をまたいでの

移動が可能になった。いつ頃これまで通りの旅行が出来る様になるかどうかは

解らないが、規制緩和で再び感染が拡大しないようにだけは願いたいものだ。

自由に移動出来なくなってみて、初めて自由に移動出来る喜びを知った訳だが

旅が出来る、と言うのは本当に有り難い。もちろん旅には金銭的な余裕が必要

だが、その他に切っ掛けやチャンスと言うモノのが大きく左右する。オヤジの

場合を例に取って見ると、勤務先の社員旅行で二度のシンガポールとハワイの

旅行を経験し、国内旅行は数知れないほど行けた。勤務先の親分の鶴の一声や

歴史同好会などと言うサークルのお陰で、韓国、タイ、中国なども行くことが

出来たが、やはり今思えば、これらの旅は思い切って行って良かったと感じる。

あれだけ出張で行った中国でさえ、一度として同じ旅は無かった。コースこそ

同じでも、毎回違う旅になった。そこに、それぞれの想い出と歴史が刻まれた。

普段は何も感じないが、無くなったり出来なくなって初めて解かることは多い。

そんな旅、これからも行ける時に行っておこう、と家内と話しているオヤジだ。

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2020年6月 6日 (土)

高知に行きたい

コロナ問題が収束を見せた時、何がしたいと問われたらARDFを一番に挙げ

るだろうが、それを高知でやって欲しいと願いたい。本来なら5月には友人と

一緒に高知旅行をしていたハズだが、それが流れた。いまは、まさに鰹の時季

であり、旨い鰹が無性に食べたい。徳島でもそこそこの鰹を食べる事が出来る

が、やはり高知で食べる鰹は一味も二味も違うから不思議だ。オヤジもこれ迄

日本海側で旨い魚はたくさん喰って来たが、鰹だけは絶対に譲れない。何故に

これほど差があるのかと思うが、そんな中でも高知と徳島では更に違うのだ。

魚の旨さの差は何処から来るのだろうか。回転寿司と高級寿司店の差、これは

当然値段の差だが、その差は何が一番関係するのだろうか。鮮度なのか、漁場

なのか、魚の個体差なのか、部位なのか、はたまたその全てなのか。一度詳し

く聞きたい。季節的に鰹のたたきが旨いシーズンだが正直四国ではあまり鰹を

たたかず刺身で食べることが多い。これは全く臭わないために成せる業である。

四国では、チョッとでも臭う鰹は食べない。高知などはその最たるものである。

もともと藁を燃やした火で炙り、ニンニク、生姜、玉ねぎを添えて食べるのは

流通の関係で、新鮮な鰹が手に入らなかった頃の名残だそうで、本場高知では

塩だけで食べる人が多い。このあたりは、正直好みの問題だが、ひろめ市場で

仲間たちと一緒に「のれそれ」や「クジラの刺身」を加えてでグッと一杯やり

たい。そんな高知行きだが、果たして実現するのはいつの事になるだろうか?

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2020年5月 2日 (土)

悲しい黄金週間

今年もゴールデンウィークがスタートした。「黄金週間」とは単に休みが続く

事を言うのなら今年も、と言えるが「自粛」と言う二文字に規制され、行動が

阻害される様な休みは、もはやブラックウィーク以外の何物でもない。多くの

人々は、5月の連休までにウィルス問題は何とか終息してくれるだろう、との

期待を抱いて生活して来たハズだ。しかしここに来て更に緊急事態宣言の延長

を余儀なくされるような状態が続いている。こんなことを誰が予想しただろう。

今この時も必死で患者と向き合ってくれている医療関係者の方々や、需要増加

で忙しく駆け回ってくれている運送関係や清掃関係の方々のお仕事を考えれば

連休に出掛けられなくてストレスが溜まる、などと言っているとバチが当たる。

しかし人間は段々と欲が出て、今おかれている環境の中で、自分に都合の良い

解釈をして行動を始める。それが新たなクラスターを生む事につながってもだ。

もうここまで来たら何もかも諦めるしかない。多くの人が頑張っているのだ!

かく言うオヤジもだいぶストレスが溜まって来たようだ。速足散歩をしている

途中で横断歩道を渡ろうとする時、オヤジの行く手を阻むように先に行こうと

する車と、先に行かさないようにしようとするオヤジの競争回数が増えて来た。

現在のところ勝率は5割ほどだが、渡り掛けの歩行者が5割ということは如何

に意識的に歩行者より先に行こうとする車が多いかが判るだろう。これが絶対

に許されないオヤジは、負けた時のストレスは言うまでもないが、この競争の

発端は単にオヤジの性格でありストレスのせいにしてはいけないかも知れない。

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2020年3月 3日 (火)

田舎のひな祭り

今日は3月3日「ひな祭り」だ。女の子にとっては特別な日なのだろうと思う

が、そのあたりはオヤジには判らない。かつて家内の実家から娘たちに贈られ

た立派な段飾りは、当時の狭いアパートには邪魔以外の何物でもなく、一時期

ひな壇の下にオヤジの寝床が敷かれていた事を思い出す。ひな壇の下、と言う

と壇飾りの足元だと思われるかも知れないが、緋毛氈越しに差し込む明るさで

顔が赤くなってしまうほど正に棚の真下だった。よく寝床が敷けたものである。

そんなひな祭りだが、徳島にも街中を挙げてお雛様のお祭りを行う場所がある。

2017年11月に、全日本ARDF競技大会を開催した勝浦郡勝浦町である。

人形文化の交流を目的に始まったイベントだが「ビッグひな祭り」と銘打って

全国から送られた、およそ3万体のひな人形がピラミッド状になった3百段の

ひな壇に並べられた様子は圧巻だ。毎年この時季、全国から5万人ほどが訪れ

るそうだ。お祭り期間はイベント会場だけでなく、町内のお宅も道路から見え

る様に、お雛様を飾るのでとても綺麗だ。近くの道の駅「ひなの里」も賑わい

特産品などが販売される。機会があれば皆さんも是非一度訪ねていただきたい

が、さて今年はコロナウィルスの影響でどうなるのか、心配なところである。

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2020年2月13日 (木)

不死身の人たち

ここのところ有名な俳優や、スポーツ選手が相次いでお亡くなりになっている。

自身が高齢になればなるほど、有名人の訃報に接する機会は多くなって行く。

一時的にしろ同じ時代を共有した人たちが亡くなるのは寂しいモノのがあるが

ある意味においてオヤジは彼らが羨ましい。それは彼らには記録があるからだ。

映画にしろテレビにしろ出演した作品は永遠に残るし、スポーツ選手も数々の

場面は記録に残っている。言い方を変えれば彼らは記録の中で永遠に死なない。

それに引き換え我々一般人は、写真こそあっても動く記録はあまりない。特に

高齢者になればなるほど少なくなっている気がする。歴史を重ねた芸能人たち

と比べると反対称だ。残された親族からすれば、亡くなって尚且つ画面に残る

のが良いか否かは判らないが、オヤジ個人の意見としては父親の姿が、いつも

テレビの画面に登場していたら嬉しい様な気もする。実際にはこれは判らない。

そんなテレビのドラマだが、サンデー毎日のオヤジは毎夜お世話になっている。

左右の端が無いような古い映画が連夜目白押しで、もう亡くなったのか、まだ

生存されているのか判らない様な古い俳優さんも多い。一度終わっても忘れた

頃にローテーションし、繰り返して放送があるが、頭の悪い者は以前の内容は

記憶していないのでいつも新鮮だ。本当に良くしたものである。いずれにしろ

いつも記録画像で復活する不死身のアクターが羨ましい、と思うオヤジである。

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2020年2月 2日 (日)

不思議な出来事

今回の旅行では事件や事故にも遭わず無事に日程を消化したが、チョッとした

ハプニングがあった。民宿で、オヤジが小銭入れを紛失してしまったのである。

その小銭入れの中には自宅の鍵が入れてあるので、無くなっては家に入れない。

オヤジが帰宅する日は、家内の方がオヤジより遅くなることが解っていたので

困ってしまった。小銭入れは、食事中机の上に置いていたのをメンバー全員が

見ているし、民宿の人が布団を敷きに来た時、オヤジに手渡したのも現認して

いた。朝起きたらそれが無いのだ。本来財布や小銭入れの貴重品は、備え付け

の金庫に入れたら朝まで出す事は無いが、食後に部屋飲みがあった時、自販機

のビールを買うのに必要だろうと思い机の上に置いていた。朝まで部屋からは

一歩も出ていないし、酩酊して自分が解らなくなるまで飲んだ覚えも全くない。

朝、大捜索が始まった。カバンの中から始まり、布団カバーの間まで調べたが

無い。もう消えたとしか言いようがなかった。チェックアウトしたあと、民宿

スタッフが大勢で布団や部屋中を再チェックしてくれたがダメだった。残念だ

が、かくなる上はこのまま帰るしかない。鍵や小銭より、家内が買ってくれた

ポロ・ラルフローレンの革製お気に入りの小銭入れを無くしただけに悲しい。

翌日、民宿の女将から電話が入った。「見つかった」との連絡だった。この日

も改めて大捜索してくれた様で、その結果信じられない様な場所から見つかっ

た事を聞いた。襖と物置台の僅かな隙間に入っていたそうだ。普通移動する様

な場所でもなく、どうして飛び込んだかも判らない。捜索対象外の場所である。

何かの拍子に落ち込んだのだろう、と思うがモノのハズミとは本当に恐ろしい。

ともかく見つかって良かった。現物は土曜日無事到着した。ここでも民宿の方

々にはお世話になった。チョッとした事だが、今回の親切な対応も客商売では

大切な事だと思う。宿が大きくなって行くのは、カニの味だけでは無いようだ。

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2020年2月 1日 (土)

おなごり惜しい

旅の最終日も穏やかな天気で迎えた。前日27日の夜は少し雨が降った様だが

今回は持参した傘も雪国仕様の防寒具も、その出番は無かった。長い間この地

に住み、この地に通ったが、こんな冬の気候は初めてだ。地球の様子が変わっ

て来ているのだろうが、今回の旅はメンバーの日頃の精進が良かったから、と

言う事にしておこう。有り難い3日間だった。最終日は東尋坊に立寄ってから

三里浜の道の駅に向かった。旨いモノは全国共通の様で、香川のメンバー達も

民宿の朝食で出された「鯖のへしこ」や、カニと一緒に何本も二合徳利を転が

した福井の辛口銘酒「一本義」がお気に召した様で、長い時間掛けてお土産を

探していた。買い物のあとは、305号線を通って海岸沿いに敦賀を目指した。

やはり越前海岸は綺麗だ。今回は、波の華の無い穏やかな日本海が逆に不気味

に映った。暖冬のおかげで観光客も例年より多い感じだったが、何処に行って

も中国語が耳に入って来る。ここでも世の中が変わったのを実感する。かつて

越前海岸の名所にもなった、呼鳥門近くの庭園トイレは無くなり、越前海岸を

テーマにした唄を出した女性歌手三人衆の等身大の陶板写真は色あせ、噴水や

近付けば、それぞれの歌が流れていた設備も、みじめな姿へと変貌していた。

先日、テレビで「カニ祭り」の様子が映し出された越前町の道の駅は、火曜日

で休館、その昔冷凍のカニ足が買えた越前町漁協ではビックリするほど値段が

高騰しており、お土産として個人がチョッと買って帰れないほどになっていた。

案内人のオヤジとしては少々残念な最終日だったが、他のメンバーは、今回の

ツアーを喜んで貰えたので、オヤジの顔も立った。ともあれ一行は敦賀で最後

の福井名物「ソースカツ丼」を食べ、名残り惜しいなか、福井県をあとにした。

Srhmne

Enksns

Tetlt

Soukd