親切な心が無い
アマチュア無線の支部組織のボロが見え始め、会員各局からも不満の声を聞く
ようになった。これは、ある意味想定内のことであるが、あまりにも早過ぎる。
11月15日に県支部の「ハムの集い」が開催されるが、今年はコロナ問題で
集会型を止め、役員のみで構成される会場と、我々会員をZOOMのリモート
で結んで行うという。これに関してはコロナ禍の現在、ある意味新しい様式の
在り方でオヤジも賛成だがその方法がお粗末だ。ZOOMにも色々種類があり
今回使用するのは言わば一方通行のZOOMで、会場で挨拶をしたり講演する
内容を、ただテレビを観るように眺めるだけのシステムである。一般参加者の
声はミュートされ、お互いの顔は主催者側だけでしか見えない様になっている。
こんな処に新役員の「君達とは違う」と言う特権階級意識の片鱗が見えるのだ。
そもそも「ハムの集い」とは年に一度、県内外から多くのハムが一堂に会する
イベントで、ここでしか直接会えない人も結構多い。オークションやお楽しみ
抽選会が目的で訪れる人も多いが、会員間のグラウンドコミュニケーションが
一番の目的のハズだ。ZOOMでも普通のモノを使用しフリータイムで互いの
顔を見、声を聞いて楽しめる時間を設けるべきだと思っているが、役員間での
決められたシナリオでの会議風景や難しい講演を一日中聴くだけなら、参加者
からクレームが出るのは当たり前だ。何より、ZOOMソフトをインストール
してご準備下さいとは何事だ。それでなくても高齢者が多い組織、ZOOMの
システムを普通に入れられる人が何人いる。アマチュアは親切であれ、と言う
標語があるが、出来るだけ多くの人に楽しんで貰うために、と言った親切心が
感じられない。オヤジは早速マニュアルを用意したが参加して貰えるか心配だ。
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