私の無線室

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2020年8月22日 (土)

複雑な我が趣味

電波法の改正により、令和4年12月よりオヤジが持つアマチュア無線機器の

多くが使用できなくなってしまう。特にHF帯と言われる短波周波数で遠距離

通信用の古い機械が対象だ。正直なところ、こいつは極めて痛いが、よくよく

考えて見るとオヤジが持っている真空管中心の機械など、とっくの昔に現役を

引退していても不思議ではない機械で、ある意味諦めもつく。それほどまでに

大切にしてきた機械が使用できなくなる要因は、スプリアス規制によるモノだ。

スプリアスとは「不要波」のことで、本来発射されるメインの電波に付随して

どうしても僅かに発射されてしまう余分な電波のことだ。この規格を世界会議

で議決した数値内に抑えようとすると、旧来の無線機の多くが規格外になって

しまう、と言う訳だ。もちろんスプリアスを除去するフィルターなどを付加し

免許を受ける事は可能だが、その為に手間を掛け、多額の保証認定料を支払う

のなら、この際新しい機械で申請した方が良いという無線局は多い。オヤジは

と言うと、正直アンテナ次第だ。徳島に帰ったら実家の庭にアンテナタワーを

建て、モーターで世界に向けてアンテナを廻すのが夢だったが、まだしばらく

叶いそうにない。まだ完全に諦めた訳ではないが、新しい機械はそれが実現を

してからでも遅くない。しかしあと何年掛かるのかを考えると少し複雑である。

Nspras

Mymsnk01

Mymsnk02

Sprasoc

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