私の無線室

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2020年7月26日 (日)

深夜の追い返し

金曜日の22時ごろ、家内の携帯電話が鳴った。着信音で娘からだと判ったが

どうも様子が変だ。突然、家内の驚きの声が響いた。現在、大鳴門橋を渡って

徳島県に入った、という。しかも、大阪に住む長女と次女の二世帯が全員乗車

しているらしい。先日、長女一家が8人乗りの大きな車に買い替えたが、この

シチュエーションを想定しての事だったのだろう。これまでも娘たちには何の

前触れもない「サプライズ訪問」を受け、その度に嬉しい想いもしたが、今回

は、時期が時期だけに素直に喜べない。長女にすれば、今一番かわいい時期の

孫たちを一目見せたい、と思って来てくれたのは有り難いが、なにさま時期が

悪過ぎる。前から来ることが判っていて、夫婦の趣味ゴミを片付けておいても

乞食屋敷のようになってしまうのに不意打ちでは寝る場所も無く、3密必至だ。

何よりこれまでお互い逢わずに頑張ったのに、場合によれば一瞬でムダになる。

彼らが感染しているとは思いたくないが、無症状の感染者も多い大阪の住民だ

けにオヤジとしてはやはり今は怖い。どうも若い者は、自分は罹らないモノと

思っている様で行動が甘すぎる。深夜だったが、とりあえず近くのホテルでも

予約してやろう、と色々探したが、それなりに観光客が来ている様で当日では

どこも満室だった。そこで今回オヤジは心を鬼にし、彼らにUターンを命じた。

孫たちと過ごしたくない訳はなかったが、今回はオヤジが悪者になった。結局

深夜レストランで食事をしただけで帰って行った。少々後味の悪さは残ったが

オヤジはこれで正解だと思っている。若い者には、まだオヤジたちの恐怖心と

いうモノが解らないのだろうが、これぐらい用心していて丁度良いのである。

罹ったら死に直結する年齢、こんな時がやって来るとは、本当に思わなかった

が、まぎれもない事実だ。しかし、本当に孫たちと過ごせる日はいつ来るのか。

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コメント

オヤジさんの気持ち良く理解します、ほんと吾輩でも同じ、子供の気持ちもよく分かるよ、親の顔も見て孫も見てもらいたいし、みんな気持ちは通じているから、またいずれ一族が会える日が早く来ますように。

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