私の無線室

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2020年6月27日 (土)

偽物大国の現状

偽物(イミテーション)の国、と言って真っ先に思い浮かぶのはやはり中国だ。

有名テーマパークのパクリに始まり、時計・宝石・貴金属やブランド品に至る

まで偽物は幅広く存在する。オヤジが出張に行き始めた頃は、まだ中国国内は

野放し状態の部分があり、時計など面白半分で買って帰ったモノだが、日本の

税関は甘くはなかった。日本では絶対に売っていない、ロレックスのロゴ入り

時計が、日本円で3つ1000円だったり、東芝や日立など、電気メーカーの

ロゴ入り時計などのジョーク品は、お土産に最適だったが、税関で止められた。

ただ、あの頃の税関はまだ人情が有り、商品が見るからに高級品ではなかった

事もあって大目に見てもらえた。しかし、やはりしてはいけない事で、段々と

エスカレートしない為にも、それを最後に止めた。その後は、北京の紅橋市場

などに行くと、日本円3000円ほどの香港製のノーブランド品を時々買って

帰る様になったが、これが結構お値打ちで今でも正確に動く。それもそのハズ

ムーブメントはMIYOTAと言う日本製のモノだからである。そんな中国で

オヤジは何回か仕事上の偽物にも遭遇した。原料メーカーと言う事で訪問して

工場まで見たが、何か違和感を感じていた。色々と調べて行くと工場の経営者

を装ったブローカーである事が判明した。つまり、商売下手の工場主に代わり

話しをうまくまとめてやるから俺に任せろ、と言う訳だ。我々が訪問した際に

は、本物の経営者たちは一従業員を装っているのである。こんなことも多くの

工場を廻り、直接自分たちの目で確かめて、裏付けが取れたからに他ならない。

そのままで商売が始まっていたらブローカーのマージン分が余分になっていた。

やはり何事においても、偽物を見分ける目、それは経験なのだと言う事だろう。

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