無線オヤジのＣＱレポート: オヤジは嫌いだ

元検事長が賭け麻雀をしていた事が明るみに出て辞任した。今この時期に検察

と言う立場の人間が賭け事をしていた、と言う事は決して許される事ではない。

しかし、こんな時にオヤジがいつも感じるのは、批判をする者がいつの間にか

聖人君子になっている点だ。確かにやった事は良くないし、オヤジは当事者の

肩を持つわけでも無いが、それなら批判する君たちは一切掛け麻雀はした事が

無いし、どんな些細な事態でも絶対法律に触れた事は無いのだな、と問いたい。

そんな人間はほとんどいないだろうし、大小のレベル差は有っても、オヤジに

言わせれば五十歩百歩で同じことだ。従ってどうこうコメントは出来ないのが

正直なところだ。とかく人は、困っている人には同情するが、順風満帆な状態

だと妬んだり面白く思わない傾向がある。今回も退職金が６千万円だとか７千

万円だと言うと、こんなヤツが高額の退職金を貰うのはおかしい、懲戒免職が

相当だ、などと言い出す。こんな事を言う奴らが、オヤジは大嫌いなのである。

君達は彼の悪い面だけで結論を出そうとしている。貢献面は知っているのか？

いつも言う様だが、それを羨ましいと妬むのなら、自分も検事長になればよい。

そんな事を言えるのは本当の聖人君子だけで、その他の者は黙っているべきだ。

サラリーマンの掛け麻雀と、公務員の掛け麻雀が違うなら、それが違うと言う

明確な法律が必要だし、今回の件も懲戒免職が相当なら、サラリーマンも同様

に退職金無しで辞職しろ。この意見には屁理屈の側面がある事は重々承知して

いるが、「賞罰」の重みが「立場」というファクターで懲戒になったり、何の

お咎めもなく終わったりする事実、こいつが極めて嫌いな、オヤジの独り言だ。

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