無線オヤジのＣＱレポート: 大丈夫だろうか

一部条件付きで全国的に緊急事態宣言が解除された。「危険だ！」と言うのが

オヤジの率直な感想だ。やはり経済面を考えると、もう少しの頑張りが難しい

のかも知れないが、ここで緊張の糸が切れると、二次感染でより大きな損失が

発生しないのだろうか、と心配する。特にこれまで何日も感染者ゼロを続けて

来た徳島で、新たな感染でも発生すると「元の木阿弥」になってしまうからだ。

そんな中マスコミは、これまでと角度を変えた形の報道が始まった。世の中が

少しずつ新型コロナウィルと上手く付き合って行こうと変化する中、徳島では

ようやく先週末からアベノマスクの配達が始まった。年賀状の出初式よろしく

大々的にローカルニュースで報じられたが、今現在まだオヤジの手元には届い

ていない。中央郵便局と目と鼻の先の場所でもこうだ。マスクを待ち望んでは

いないが、これが徳島なのだ。どこか直ぐには届かない「ムダ・ムラ・ムリ」

つまり研修でよく使う、ダ・ラ・リの法則が存在するのだろう。大きな自治体

においてデジタルで受け付けた特別定額給付金の処理を、人海戦術のアナログ

方式で対応している姿を見ると、何とも言えない失望感に陥ってしまう。頭の

良い人たちが揃っているハズなのに、企業の合理化と何処が違うのだろうか？

その根本的な問題を解決しないと公民のギャップはこの先も埋まらないだろう。

そんな事より、これではせっかく早めに電子申請した給付金が、本当に無事に

入金されるのだろうかと不安になる。更に小さな事だが、鍵の無い郵便箱から

もしかしてアベノマスクは盗まれたのではないのか、と心配するオヤジである。

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