いつまで続くの
桜の花が終わった水際公園の景観は、緑色に様相を変えいつもの日常に戻った。
ただ、遊歩道を速足散歩するオヤジがかく汗の量は随分多くなった。春の交通
安全運動の期間中だけでも法令を守ろうとする車や自転車は見掛けず、同時に
注意喚起や取り締まりを行う警察官の姿や、パトカーさえも見る事はなかった。
新町川の水かさは、引き潮気味を基準にして満潮と干潮を繰り返し、遊歩道が
冠水する様子は、まったく無い。ひょうたん島クルーズのボートの巡航回数が
増えて本来なら喜ばしい光景だが、緊急事態宣言の全国化と共に休止となった。
アマチュア無線のコンディションが少し良くなり、これまでは通信をしている
片方の局しか入感しない事が多かったが、本日などは双方の声が聞こえている。
季節は着実に前に進んでいるのだが、オヤジの中では時が止まっている。逆に
言えば全てを置き去りにして時だけが無意味に過ぎて行っている感じだ。行事
と言うモノが中止や延期ですべてストップしているからだ。これからどうなる
のか全く予測が出来ない。こんな2020年を誰が想像しただろうか。仕事を
していなくて良かったと思う部分はたくさんあるが、やはり人と触れ合いたい。
ARDFなどの楽しさは人と人との触れ合いによって生まれるのだから、これ
が無くなって楽しい訳がない。出歩く回数が少ないと言いながらも、そこそこ
出掛けていた証しだったのか、最近の愛車はアイドリングストップがどうこう
どころか、そのうちドアさえも開かなくなるかも知れない。これから先世界は
どの様になるのだろうか。そのうち何とかなると思っていたが、これは深刻だ。