私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2020年1月

2020年1月31日 (金)

継続とは力なり

お馴染みの民宿に到着前、オヤジ達は「雄島」に立ち寄った。雄島は東尋坊と

共に有名な景勝地で、島に渡るための長い朱塗りの橋は、季節を問わず周りの

景観に映える。おだやかな気候だと思っていても、橋を吹き抜ける風は冷たく

ついフードを被ってしまったほどだ。もはや重油が流れ着いた時の様相は微塵

もなく、かつての綺麗な冬の日本海を取り戻していた。民宿に到着して驚いた。

建屋は増築され、別棟にはレストランが出来でいる。駐車場も、建屋の周りに

たくさん増えていた。これを「カニ御殿」と言うのかも知れないが、近年この

手の民宿は経営不振で倒産するところが多い中、立派である。懐かしい顔にも

お逢いし、入浴のあと食事が始まった。正直、もう言葉など何にも要らない。

ただ一つ言えるのは、人生一度は本物の味を経験しておくのは大切である、と

言う事だ。黄色いタグは決してウソをつかなかったし、他の料理も本当に旨い。

前日の宿泊地、山代温泉では少し残念な事があった。夕食バイキングの品質が

落ちていたのだ。特にこの時季売りの刺身がダメだった。ここも石川の友人に

教えてもらい、以前ARDFの仲間たちを案内して大会の帰りに宿泊した宿だ。

今回もその時のメンバーが一人いたが、やはり質が落ちたと言う。以前は部屋

やお風呂はもとより食事も豪華でみんな喜んでくれたのに、とても残念である。

そんな中、三国の民宿は以前と全く変わっていなかった。建物が立派になった

のは、この味が持続出来ているからなのだろう。見掛けが立派になっても中身

が伴わないお店はすぐに消える。「継続は力なり」とはよく言ったものである。

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2020年1月30日 (木)

やっぱり良い処

27日は山中温泉を抜け、国道364号線を経由して福井県の勝山市に向けた。

最初の目的地は「恐竜博物館」だ。勝山市は恐竜の化石が多く発掘されており

この施設も以前から随分有名だったが、オヤジはなかなか行く機会がなかった。

昨年、石川県の友人に初めて案内されて感動したため、今回はオヤジが案内を

する形になったが、再び訪れることが出来て良かった。ただ現地では中国語が

飛び交っていたため、一行は備えあれば何とかで、直ぐにマスクをする始末だ。

改めてじっくり見学すると、実によく出来ている立派な博物館だった。博物館

見学のあとは、帰路永平寺に立ち寄る。永平寺の様子も、毎年この時季テレビ

などで紹介されているモノとは全く違っており、修行中の雲水たちも例年より

は良い環境で生活できている事だろう、などと思ってしまう。しかし、やはり

七堂伽藍を中心にお参りしていると、手足が悴んで来る。暖かい冬だと言われ

ていても、修行の地は別世界のようだ。次に永平寺から朝倉氏遺跡に向かった。

一乗谷にあった越前朝倉氏の城下町で、遺跡を基に復元された街並みが有名だ。

ちょうど団体客を案内している解説員に付いて見学できたので良かった。大変

上手でよく解る解説だった。たぶんボランティアの方ではなく、歴史の専門家

か、人を教えた事のある方の様に思えた。街の発展と織田信長に敗れるまでの

歴史がよく解り、何か得をした気分になった。福井にも良い処がたくさんある。

さあ、これでこの日の観光は終わり。いよいよ今回のメインイベント「蟹」だ。

一行は、オヤジが長い間お世話になった、三国町の民宿を目指して車を進めた。

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2020年1月29日 (水)

カニ喰いツアー

26日から香川のARDF仲間二人とオヤジの三人で、北陸にカニ喰いツアー

に出掛けた。かねてより一度旨いカニが食べたいとのリクエストがあったため

オヤジが企画したモノだが、この時季天候によっては現地に行けないことさえ

考えられる。香川の友人の一人が、四国では珍しくスノータイヤを持っている

とのことからその車で行く予定にしていたが、FR車なので心配な点はあった。

しかしながら連日ウソの様な暖かい陽気が続き、今年雪は全く無しとの情報だ。

高松道から本四道に入り、続いて舞鶴・若狭自動車道から北陸道へと入った。

さすがに白山連峰の山々は高所に雪をいただいていたが、高速道路から見える

景色は、これが北陸の冬か、と言う感じだ。オヤジもこの時季サンダーバード

の車窓からこんな風景は見た事がない。雪が無ければ無いで困る人がいる一方

で、このまま行ってくれれば、一般の人々の生活は随分楽な冬になる事だろう。

初日の旅は、あて無し旅だ。夕刻、加賀山代温泉の宿に到着すれば良いだけの

一行は鯖江インターで降り、先日記事で書いた蕎麦処「新月亭」へと向かった。

時刻は1時を少し回っていたが、例によってお店は車で一杯だ。増築した個室

には入れず大広間で食べる事になったが、この時季のおろし蕎麦は辛み大根の

味が効いていて最高だった。香川の二人からも旨いの連発にオヤジも鼻が高い。

中盛りを頼んだが、全員大盛にしたら良かったと後悔しきりだ。食事のあとは

一般道を利用し、三国からあわら、北潟湖畔を通って加賀市へと抜けた。途中

懐かしい工場も通ったが、あいにくの日曜日、中に入る事はなかった。16時

予定通り一行は、山代温泉にある加賀の本陣「山下家」に到着した。

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2020年1月26日 (日)

日本は甘いなあ

新型のコロナウィルスが猛威を振るっている。テレビでは連日のように世界の

主要空港の様子が映し出されているが、これを見る度に日本は甘い、と感じて

しまう。何が甘いのかと言うと検疫の姿勢だ。大概の場合は「検疫」と書かれ

たカウンター上に設置されているサーモカメラで、発熱が確認されない場合は

入国となる。果たしてこれで安全だと言えるだろうか。医療先進国である日本

は、イザ国内に病原体が持ち込まれた場合でも、優れた医療体制で対応できる

とタカをくくっている訳ではないと思うがチョッと甘い気がする。それでいて

検疫申告書に下痢など少しでも症状がある旨を記載していた場合は別室に於い

て異常なほど調べられる。もちろん渡航先にもよるが、かつて友人と台湾から

帰国した時、友人が下痢の症状を訴えたところ、別室でお尻にガラス棒を挿入

され検査された事がある。それでいて、検査結果が出るまで足止されるモノと

思っていたところ、後日結果が出るまで自宅から出歩かないように、と注意を

受けて帰された。従ってこの様な事を知っている者は、身体に異常が有っても

正直に申告をしなくなる。その昔、会社の旅行でタイに行った時、10人の内

8人までがお腹を壊したが、全員お尻に栓をしながらも申告しないで自宅まで

帰った事がある。こんな「ザル」の状況がまかり通っているのだ。ウィルスと

言う相手は、その対策が非常に難しいが、もう少し何とかならないのだろうか。

オヤジはかねがね、人類を滅ぼすのは核兵器ではなく「ウィルス」だと言って

来ていたのだが、こいつが現実のモノにならないよう十分対策を施して欲しい。

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2020年1月25日 (土)

ここは何処だろ

春節の長期休暇を利用して中国人が大挙して日本に来ている様だ。本番を前に

これだけ多いと、今日からどうなってしまうのか想像が出来ない。韓国からの

旅行者が減っている分、少し余裕ができるかも知れないと予想していた受入れ

施設もあった様だが、中国人観光客の異常な増加で、逆に悲鳴を上げる結果に

なってしまったと聞く。このような話しは、観光地だけの事だと思っていたが

我が街にも関係し始めている事を実感した。ここのところ、散歩の途中でよく

ひょうたん島クルーズのボートを見掛ける。この時季、徳島を訪れる観光客は

少なく、ボートを見掛けるのはお天気が良い土日ぐらいだったのに、毎日の様

に出逢う。不思議だなと思っていたが、昨日ボート乗り場の横を通ったときに

その理由が判った。中国語が飛び交っていたからだ。中国人は声がデカいので

その存在がすぐ判る。今頃大阪でも、街中騒がしいのだろうな、などと思って

しまう。やはりあれでなくては13億人の世界を生きて行けないのだろう、と

思う次第である。それにしてはインド人は静かなのが不思議だ。孫と同じ様な

幼稚園児たちが先生に引率されてお散歩している姿にも出逢った。黄色い声が

飛び交っていたが、何を言っているのか解らない。幼稚園児ならもう解るハズ

だと思ったがダメだった。それもそのハズ、先生が発したのはタイ語であった。

最近は、もう観光で訪れるだけではなく外国人が地元に根付き始めているのだ。

こんな田舎街でもグローバルな時代を迎えたわけだが、いつか大阪のホテルで

経験した朝食バイキングのように、きざんだキャベツ以外は、食パン、ジャム

バター、食塩などほとんどの物が持ち去られ、消えて無くなってしまうような

事態になってしまうのは、どうか勘弁して欲しい、と願っているオヤジである。

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2020年1月24日 (金)

ご利用のお願い

遅くなったが、オヤジの新しいホームページをご案内させていただく。今回の

コンセプトは、アマチュア無線を中心にしてARDF・パソコン・写真室など

趣味の世界を発信するのが目的だが、趣旨は会員ルームを充実させて、趣味や

仕事に関係なくオヤジを知って頂いている方々でコミュニケーションができる

メッセージボード(掲示板)がポイントになっている。この掲示板を一般公開

すると、意見の異なる不特定多数の者からの誹謗中傷などで炎上してしまう事

が多い。そこでこの掲示板を会員制にしてみた。参加者同士知らない関係でも

オヤジが知っている方々で様々な情報を確認したり、意見交換をして頂きたい。

参加に踏み切れない方には、ペンネームでも利用出来るようにしてみた。まず

はオヤジの周りから遠慮なしで参加頂き、友達の輪を広げて行きたいと思って

いる。この掲示板は投稿された内容について、オヤジやほかの方からの回答や

コメントが書き込めるようにしている。その他会員登録を頂いた方には一般に

公開しない画像などもご覧いただけるようになっている。面倒臭く、もったい

ぶっている様だが、趣旨をご理解の上積極的なご利用をお願いします。(作者)

オヤジの新しいホームページへ GO!   お気に入りに追加をお願いします!

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2020年1月23日 (木)

HP遂に完成す

毎日コツコツと作って来た、オヤジのホームページが遂に完成した。オヤジが

自身の古いホームページを更新したのは、まだ大阪に居た頃なので、かれこれ

10年以上も前になる。その時に、記事を掲載した組立パソコンは、Win7

のサポートの終了と共に現役を退いた。随分長い年月が経ったものだが、その

間、全く更新無しで公開を放置し続けていた様なホームページも珍しいだろう。

そんな反省もあって、今回はご覧の皆さんに遊んで頂ける様なホームページを

作ってみた。遊ぶためのホームページは、見せるだけのホームページと違って

ページを作るプログラムが、プロバイダーのサーバー上で自由に動かせるモノ

でなくてはいけないが、これが悪用されると迷惑メールの送信やサイバー攻撃

の手段にもつながる事があり、許可していないプロバイダーも多い。そんな中

早くから契約していた福井の「ミテネインターネット」は、これが許可されて

いたので重宝していたが、昨年ホームページの新規契約が取り止めになったの

と同時に廃止されてしまった。この事が新しいホームページの作成に踏み切る

切っ掛けになったが、まったく最初から作るのは大変だった。サイト等の骨格

はホームページ作成ツールを利用したが、肝心な部分は全てオリジナルで書い

て行った。最近はホームページを見るためのブラウザも種類が増え、ブラウザ

によってデザインの見え方が違うので困る。パーツの配置などが全く異なって

見えてしまう。こんなのは統一して欲しいモノだ。かくして何とか完成したが

各ページとも確認していると、次々に細かい修正点が出て来る。これらが無く

なったら改めてご案内する予定であるが、案内した後でも、不都合があったら

遠慮なくご指摘を願いたい。このブログと違って、不特定多数への公開なので

個人情報につながる様な事項は載せ方が難しい。極力廃止をしたが、オヤジに

は無線のコールサインが付いてまわる。便利な様だが、知る人ぞ知るものだけ

にある意味ハンディになるかも知れない。いずれにしろ、乞うご期待である。

2020年1月22日 (水)

何故にあの国は

今日はお隣の国、韓国のお話しだ。最近、徴用工の問題に端を発し貿易問題ゃ

GSOMIA問題が複雑に絡んで、日韓の摩擦を生んでいる事は皆さんご存じ

の事だが、オリンピックを控えて新たな火種が発生している。それは風評被害

の拡大にもつながる問題で、かの国の嫌らしさを物語っているようだ。日本の

食材は放射能に汚染されているため、東京五輪における韓国選手団用の食事は

日本の食材を使用せず韓国から持参する、と言う。オヤジに言わせれば、別に

頼んでまで食べて貰う事は無い。イヤなら好きにすれば良いが、厳正な基準を

クリアし、提供が許されている食材に対してのイチャモンだけは止めて欲しい。

何の問題も無い福島県の農家の方々に失礼だ。自分たちだけに留まらず世界に

向かって訴えるとは言語道断だ。先日の首脳会談で少し良い方向に行きかけた

関係がまたおかしくなる。我々はあえて仲良くしたくない訳ではないが、何故

あの国は日本に対してはこの様な出方をするのだろう。個人的には、イヤなら

来るな、と言いたいがそれでは公平な勝負が出来なくなり、競合が不在の試合

で金を取っても後味が悪い。かくなる上は「ネギ」を背負って参加して欲しい。

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2020年1月21日 (火)

想い出の場所で

中国の想い出を書き出すとネタには事欠かないオヤジだが、九塞溝の想い出の

ように良い話しばかりではない。今週末から始まる春節(旧正月)の長期休暇を

控えた今、新型コロナウィルスによる肺炎の流行拡大、と言う問題が出ている。

その話題の中心になっている街が「武漢」だと言う。中国湖北省にある武漢は

三国志でも知られる歴史ある街で、オヤジの中国出張時には必ず訪れる必要が

ある街だった。南京から安徽省の合肥を経て漢口(武漢)まで鉄道で移動したり

無錫から空路で武漢の天河空港まで飛ぶのが移動手段だった。帰り路は黄石市

から江西省の九江に出て、更には浙江省の常山を経由して上海に戻る、と言う

幾つもの省をまたいだ長い移動を想い出すが、今回の問題に関連してオヤジの

記憶の中で蘇るのはSARSの流行だった。もう随分昔の話しになってしまっ

たが、新規原材料の開拓で中国への出張が軌道に乗り始めた頃だった。誰もが

出張に行くことを心配したが、オヤジは平気だった。それほど元気だったのだ

と思うが自分が罹患する事など考えもしなかったし、最悪罹っても死ぬことは

ないだろう、と思っていた。ただ、浙江省の山奥で当時SARSウィルス媒介

の原因になっていると騒がれた「ハクビシン」の丸焼きが、食卓に出たのには

驚いた。日本人に対する嫌がらせとして出したのか、歓迎の意味を込めてその

地域の貴重な食材を振舞ってくれたのかは今も謎だが、これも想い出の一つだ。

あの当時もそうだったが、今回も中国は患者の発生数について本当の事を公表

していない。悪い体質だが、そろそろ「臭い物には蓋」の体質を改め、真実を

公表して、国際的に援助を求めて世界協力で見えない敵と戦って欲しいモノだ。

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2020年1月20日 (月)

九塞溝の想い出

先日、BS放送で中国の「九塞溝」を紹介する番組があった。九塞溝は四川省

北部のチベット族自治州にあり、その風光明媚な景観はユネスコの世界遺産に

登録されている。2008年5月の四川地震と2017年8月の九塞溝地震の

二つの大きな地震に見舞われ、多くの犠牲者や施設・道路の倒壊などを出した

が、それらの被害から立ち直った様子が映像に流れた。ちょうどオヤジは最初

の地震が起こる一年前、2007年の5月にこの「九塞溝」と「黄龍」二つの

観光地を母方の叔父と一緒に訪れた。もう随分長い年月が経ったが、オヤジは

行っておいて良かった、と思う。当時オヤジは、中国の原材料を求めて大陸を

駆け巡っていた真っ盛りだったが、反面中国観光は無縁のモノだった。そこで

叔父からの誘いを一発OKしたのだが、あの時もし行っていなかったら、生涯

縁が無かったかも知れない。JTBのツアーだったが、これまでに見たことも

無い様な美しい景観の数々に加え、同行した添乗員とメンバーが最高の集まり

だった事がこの旅の想い出を深めた。ただ良いことばかりではなく、九塞溝や

黄龍の場所自体が、富士山の高さやそれ以上だった事から叔父が高山病になり

観光先を巡れず、ホテルで寝ていた時間が結構出来てしまった。観光先を巡る

とき、オヤジはツアーで貰った携帯型の酸素ボンベが手放せなかった。叔父に

悪いが、これもオヤジにとっては想い出の一つになっている。そんな九塞溝と

黄龍の旅だったが心残りは、かの地に家内を連れて行っていない事だ。この先

どうなるかは誰にも判らないが、オヤジの目標としては再び家内と訪れるため

元気に過ごし、かの地と縁が切れない様に努力をして行きたい、と思う次第だ。

Chinamp

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