私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2019年8月

2019年8月31日 (土)

充電式乾電池考

最近、充填式電池の普及はめざましいモノがある。 オヤジが高校生の頃、初めて

サンヨー電機の「カドニカ」、と言うニッケルカドミウム電池を知ったが、永い年数を

経て乾電池の世界も大きく進化を遂げて来た。 一つの物が、急激に普及する場合

それに併せる様に普及する物が必ず、と言ってあるが、それが「携帯電話」だろう。

軽薄短小が必要要素になった充電式電池は、その性質上、時として低品質なもの

が爆発し、火災などを起しているが、それぐらい繊細かつ難しいものなのである。

それは充電電池そのものの性質にある。 皆さんは、乾電池と同形をした、ニッケル

カドミウムやニッケル水素電池に書かれた電圧をご覧になった事はあるだろうか?

一般の乾電池には1.5Vと書かれているが、充電電池には1.2Vと書かれている。

一般的に考えると、普通の乾電池を4本入れて6Vで使用する機器の場合、充電電

池だと4.8Vになってしまう。 これは普通の乾電池がヘタッた時の電圧にも等しい。

ところが、この電圧で通常通り動く電気製品は多い。 もっとも、電圧不足で動かない

ものも中にはあるが、ごく稀である。 この電圧の差は、電池の内部抵抗にある。

電池のプラスとマイナスを電線でショートさせると、電線に無限大の電流が流れる。

理論的にはそうなのだが,乾電池は乾電池自体に抵抗があるので、大きな電流は

流れるが無限大、と言う事はない。 ところが 充電電池自体の内部抵抗は、無いに

等しい、と言っても良いぐらい少ない。 そこでチョッとした事で短絡すると、テレビな

どでよく見る様に火を噴いて爆発する、という事になる。 そんな充電電池を普通の

乾電池と同じ電圧にしてしまうと、内部抵抗が少ない分、製品の中で電気が回り過

ぎて回路を損傷してしまう事になる。 そこで電圧を1.2Vにして調節しているのだ。

チョッとした話しだが、こんな事から電気に対する興味が広がってくれると嬉しい。

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2019年8月30日 (金)

イヤホン使用感

いつもの事ながら、ARDF競技に選手で参加しながら 競技中の写真を撮影するの

は極めて難しい、中にはそんなツワモノも居るが、オヤジはカメラを持ち込むのだけ

でも荷物になるのでイヤだ。 そんな訳でいつも掲載用の写真が遅くなってしまう。

そんな中、先日の関西地方大会のスタッフだった友人から写真が送られてきたので

関西大会参戦①②記事の画像の一部を差し替える事ができた。 ご覧願頂きたい。

今回のARDF競技大会で使用した、Bluetooth イヤホンの使用結果は合格だ。

競技中、まったくトラブルも無く綺麗に信号を耳に伝えてくれた。 但し、どうにかする

と、左耳のパッドが耳から離れよう離れよう、とするところがあるが、これについては

耳の穴の大きさが、左右微妙に違うのかも知れない。 幸い大中小と3種類のパッド

が付属されているので、外れ難い大きさのパッドを選んで調整しておきたい。

充電電池の方も十分で、競技中はバッテリーが無くなることも心配ないようである。

オヤジが、一般的な有線式のイヤホンから無線式のイヤホンに替えて 随分経つが

何故かまだその普及率は低い。 コードが無いと、機動性に優れ、受信機を振り回す

時にも操作し易いし、藪の中や木の枝の多い場所で線を引っかけてしまう事も無い。

アマチュア無線家は、色々な面で時代を先取りをする者が多いのに不思議である。

無線信号は、何かの拍子に一瞬で通信をしなくなってしまう事を心配しているのかも

知れないが、そんなモノは予備に有線のイヤホンを1つ持っていれば済む事である。

最近は、この無線式イヤホンの利用から、競技のルールが一部改正されて来ている。

従来、スタート地点から探査開始地点までの間は、イヤホンジャックが受信機に差し

込まれていない事が、探索 をしていない事の証しだったが、線が無くなった今、その

基準が変わってしまい。 イヤホンが耳に装着されてない事が条件に加えられた。

これからも色々な状況の変化によって、ルールもマイナーチェンジして行くことだろう。

いずれにしても、安くて良いイヤホンに巡り合う事が出来た。 これで全日本も安心だ。

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2019年8月29日 (木)

関西大会参戦②

スプリント競技は、何もかも慌ただしい。 スタート間隔もクラシックの5分おきに対し

2分おきだ。 呼び出しを受けた、と思ったらすぐにスタートになる。 探索の距離数は

少ないが、のんびりしていると次々選手がスタートして来るので、すぐ追い越される。

クラシックの様に、ゆっくり出来る時間が極めて少ないので、逆に大変かも知れない。

スタートして先ず、第1エリアの5番が飛び込んで来た。  走って行ってゲットする。

炎天下なのに機敏に動ける。 よくよく考えて見ると、連日の早足散歩が功を奏して

いるようだ。 やはり 練習はウソをつかない。 これで、探索技術が向上して、地図が

読める様になると、言うこと無いのだが、そうは上手く行かないのが世の常である。

競技時間90分の半分足らず、約39分で第1エリアを制覇し、スペクテータに向かう。

ルール上、スペクテータの位置は地図に記されているので、練習を兼ねて読んだ。

公園内なので、噴水や広場などが目印になり、スペクテータの位置はすぐに判った。

ここまでは順調だったが、関西の仲間の審判長のこと、そんな 簡単には終わらない。

第2ゾーンのTXの隠し方が実に上手い。 近くまで追いつめているハズが判らない。

この連続で気が付けば残り時間は20分、もう帰らないと、このままでは時間超過だ。

いつもなら微妙な残り時間だったが、今回はここから走って帰る事ができた。 これも

速足散歩効果、M60規定7個中6個のTXをゲットし、1時間21分34秒でゴールした。

帰還後に発表された集計結果を見て驚いた。 なんと、オヤジがM60クラスで2位だ。

しかも今回は、賞状の他に立派なメダルと、副賞まで付いている。 まさにラッキーだ。

これがあるのでおもしろい。 同行者も全員入賞し、手ブラ帰りは一人もいなかった。

これもラッキーで、一人でも手ブラがいると実に気まずいものだ。 日没が、少し早くな

った淡路島を走りながら、全員の心は既に10月の全日本競技大会に向かっていた。

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2019年8月28日 (水)

関西大会参戦①

8月25日の日曜日は午前4時前に起床する。 まだ暗い中、オヤジは自宅を出発し

東かがわ市に向った。 途中で 徳島の仲間を1人乗せたが四国以外の大会に出掛

けるのは徳島では彼とオヤジぐらいである。 東かがわ市で、いつものメンバー2名

と合流、今回の目的地は、このほど世界遺産登録が決まった大阪の堺市までだ。

本四道から阪神高速を乗り継いで順調に進み、受け付けの約1時間前に到着する。

今回は、中央の大会の割には参加人数が少なく、いつもの 顔・顔・顔、とは行かなか

ったが、それでも久しぶりの再会を喜び合った。 毎度の事ながら嬉しいものである。

着替えと、受け付けを済ませ、各自ウォーミングアップに入る。 オヤジの スタート組

は3組、ちょうど良い組だ。 今回の競技はスプリント競技で、ルールが少し違う。

クラシック競技の、送信機が1分ごとに信号を発するのと異なり、スプリントは、12秒

ごとに発する。 つまり、1分で1番TXから5番TXが鳴く、と言う慌ただしい競技だ。

方向を探るのに手間取っていると、すぐに次のTXに替わってしまう。 探索するTXの

数も、クラシック競技の倍の10個ある。 競技場内の第1エリアに5個、第2エリアに

5個設置され、各エリア共にTX番号は1番から5番までだが、第1エリアと第2エリア

の違いは、モールス信号のスピードだ。 第1エリアの信号は遅く、第2エリアは速い。

選手は先ず第1エリアを探索し、次に第2エリアを探索するが、途中にスペクテータ

と言うTXがあり、それを取らないと第1エリアから第2エリアに行けないルールだ。

一度スペクテーターを取ると、再び第1エリアのTXを取っても無効だ。 つまり 第1を

終了し、第2に行くための終息宣言をするためのTXなのである。 TXと、TXの間隔も

100メーター以上と言うルールで、クラシックの400メーターより随分短くて、今回の

大泉緑地の様な、公園で競技が出来るメリットがある、進化したARDFなのである。

開会式、選手スタッフ全員が集合しての記念撮影が終わり、大会がスタートした。

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2019年8月27日 (火)

新機器で参戦だ

8月25日の日曜日、朝晩は少し涼しくなった、と言いながらも残暑厳しい中、大阪の

堺市で関西地方ARDF競技大会が開催され、オヤジも仲間達と参戦して来た。

この模様は改めてレポートさせて頂く事とし、この大会直前ギリギリに、過日家内の

うっかり洗濯で水没し、使用不可となった Bluetoothイヤホンに替わる、新しい商品

がAmzonで届いたので紹介してみたい。 うっかり洗濯などと家内のミスにしてしま

っているが、実は前のイヤホンは、バランスが悪くて耳から外れやすかったり音量を

自動で調節してしまう機能などが付いていて、ARDF競技では使いづらかったため

10月の全日本大会までには新しいものを買いたいと思っていた。 ところが 今回の

大会直前にそれを思い出し 慌てて発注した様な次第だ。 やはり一度ぐらいは実践

で性能を確かめておかなくてはいけない。 そんな時、Amazon は便利だ。 店頭に

置いて無かった様な、左右対称バランスの機器も安価でたくさん出ていた。 オヤジ

の様に、綺麗な音楽を聴くのが目的で無い場合は、選択肢は実に豊富だ。 最終的

には EVIO、と言う定価¥14320の商品を、送料無しの¥2800で発注した。

どうにも怪しい割引価格だったが、さすがにAmazon、と言う名前で買ってしまった。

発注の翌日には到着、イラチのオヤジはこれが好きだ。 Bluetooth機器は規格が

急速に変わって行っているので、古い送信側の機器とのペアリングを心配していた

が、無事に接続は完了した。 音量の自動調節は無く、装着感も良いバランスである。

何よりも、今回の商品は、IPX-7規格の完全防水品だ。 但し、洗濯は勘弁して欲しい。

今回の競技は、3.5MHz帯のスプリント競技だ。 久しく使用しなかった 受信機調整

を終え、今回は新たにコンパスを装着した。 地図を見れないオヤジも そろそろ訓練

して行かなくては、ここから上達しない。 コンパスはその第一弾のグッズである。

日曜日の朝は早い、オヤジは夜10時には床に就いた。

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2019年8月26日 (月)

クイズで学ぼう

某テレビ局の番組に、平成生まれの若者30人を集めて、全員正解すると100万円

くれるクイズ番組がある。 問題は、「トリニク」とは何の肉、と言う様な簡単なものだ。

しかし、どんな簡単な問題も 必ず1人か2人は間違えて、いつも全員正解はしない。

たとえば、上述の問題では、「鳥」、と解答する者が居る。 正解は「鶏(ニワトリ)」だ。

何だこんな問題を間違えて、と笑っているが彼らの世代では真剣なのかも知れない。

いつの世代も、要は勉強である。 最近、同じ様にオヤジ世代に対しての出題があり

オヤジが1つしか答えられなかった問題があったので紹介してみたい。

① 乾電池で単1、単2、などと言われているが、その「単」、とは何の事?

② ガラガラ、ガランガランのガラとガラン、とは何から来たことば?

③ パラリンピックのパラ、とは何? 解答は以下のようになるが、実に難しい問題だ。

単とは、単独で使用出来る、と言う意味。 その昔、電池は小さな容量や電圧のものを

幾つか重ねた積層乾電池が主流だった。 皆さんも、今は見なくなった真四角や大き

な箱型の電池があった事をご記憶だろう。 あれがたくさんの電池を集めた積層電池

で、中の電池1つでは使用する事が出来なかった。 現在の様に、単独で使用出来る

電池が出来た事から、単が付いたそうだ。 今でも 9Vの角型電池は積層で、単は付

かない、006P型として残っている。 この問題、オヤジは知らなかった。

ガラガラのガラは伽藍、つまり お寺の伽藍堂から来た言葉だ。 お寺のお堂は、昔は

寺の外に修行に出掛ける坊さんが多く、普段はほとんど人が居なかったそうである。

そのため、閑散とした広い場所をガラガラとかガランガランと言う様になった、と言う。

この問題だけオヤジは正解した。 パラリンピックのパラ、現在ではオリンピックと併行

して開催される事から、パラレルの意味で使用されているが、元々は、下半身麻痺を

表す、パラプレジアから来た言葉で、その言葉とオリンピックが合わさったそうだ。

ちなみに、正式なパラリンピックの始まりは、1964年の 東京五輪が最初であるよう

だ。 もともとは、ストークマンデビル病院、という病院主催の障害者競技大会が、東京

五輪の時に、一緒になった、という事だ。 それから暫く ブランクが有り、ソウル五輪か

ら連続して同時開催になっていると言う。 まさに目から鱗、どんな問題も 世代も無い

人間、何もかも知っている者など居ない。 知らない事は覚えたら良いの見本である。

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2019年8月25日 (日)

便利だけは駄目

「とれ~え事やっとるでにゃ~」、と名古屋弁ならぬ、春日井弁で怒ってしまいそうな

話題が、またまたワイドショーで報じられた。 しかも、怒るポイントが複数個ある。

夏休み明けのこの時季に、退職を希望する者が他の月の2倍に膨れ上がっている

と言う。 理由の多くは、楽しかった夏休みが忘れられずに、現実の仕事に戻るのが

嫌になっての事からだそうだ。 若い連中ならイザ知らず、30代・40代の子育て真っ

最中の者が全体の50%を占めると言う。 何を考えているのだ、永い勤務生活の中

には確かに仕事をしたくない時期はある。 特に長い休み明けはそうなる事は多い。

しかし世の中の大半の者が、それを辛抱し、乗り切ってガンバっているのである。

一時の感情で退職してしまって、夏休みの様な楽しさが続けられるのならそうしたら

良い。 現実逃避して、たちまち収入源はどうするのだ。世の中そんなに甘くないぞ。

この話しだけでもオヤジは腹が立つのに、おまけに退職についての一連の手続きを

最近の者は 「退職代行業」、という処に依頼すると言う。 文字通り、本人に代わって

退職手続きを進めてくれ、本人は意思表示から離職までの間、一切会社に出社する

こと無くて済むそうだ。 つまり、休み明けに会社に行きたくない、と思った時から出社

しなくても良い訳だ。 こんな 無責任な社員は、逆に辞めて貰った方が良いかも知れ

ない。 一人の社員の在籍に どれだけ多くの人が関係しているかを考えたら、こんな

無責任な事は出来ない。 場合によれば後任者への引き継ぎも必要になる事だろう。

君らは、色々お世話になった方々に挨拶の一つもしないで会社を辞めて行くのか?

単に一人の人間が、仕事をしたくないから、と言う理由で手続きだけして貰えれば済

む問題では無い。 少しても、給料を貰った会社なら、最後は自分で辞めて来い!!

自動化や省力化など、合理化で飯を喰って来たオヤジ、世の中の仕組みが ドンドン

便利になって行く事は賛成だが、いつの世も本人でなければならない事は必ずある。

何でもかんでも人任せにせず、退職願いぐらいは自分で出して来い、と言いたい。

2019年8月24日 (土)

不向きな環境下

オヤジのゲートから、APRS信号の吸い込みが悪い原因が徐々に解って来た。

厳密に波形を診断した訳ではなく、推論の域を出ないが、色々な試験からほぼ正し

いと思われる。 原因は、オヤジのアンテナの設置状態にあるようだ。 オヤジのアン

テナは、ベランダの手摺りに取り付けてある。 従って南側に障害物は無いが、北側

は鉄筋の建屋に覆われている。 どうもこれがいけない様だ。 簡単に言うと、南側か

ら飛んで来た信号の一部は直接アンテナに飛び込むが、鉄筋の建屋に反射した後

に飛び込む信号も出来る。 従って、僅かな時間差で複数の信号が、変に混じり合う

事になり、綺麗な信号として認識しない訳だ。 やはり アンテナは低くても、何もない

屋根の上など、空中にあるに限る。 実際、オヤジよりアンテナが低くても良い吸い込

みをしている仲間が居るのが、その見本だろう。 もう一つの原因は 信号の強さに有

るようだ。 家の前で信号を出してもダメなのが、その影響だと思われる。 つまり電波

が強すぎて信号が歪んでしまっているからだ。 何でも、腹八分目が良い見本である。

最終的には、少しでも多く取り込める様に、環境を変えて調整して行くしか手が無い。

そんな点から結論は、オヤジの様なアンテナの設置環境では、APRSのサービスを

するのに向いていないようで、考えてしまう。 幸い、吸い込みの良い局のお世話にな

れば事なきを得るが、こんな処にもアパマンハムの辛さがあるのは、困ったものだ。

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2019年8月23日 (金)

オヤジの夏休み

孫台風が去って、オヤジの夏休みも終わった。 ホッとした反面一抹の寂しさが残る。

あと何回ぐらい、こんな夏休みが迎えられるのだろうか。 実際、一番上の孫は今年

中学生になり、来年は部活で来れるかどうか解らないなどと言いだしている。

もしかすると、今年が全員で過ごせる最後だったのかも知れない。 それにしても、孫

4人を含む2世帯と、老夫婦のマンションでの生活は想像を絶するモノだった。 まさ

に乞食の集団だ。 一度に食事をする事もままならず、まともに布団も敷けないのだ。

こんな時には大きな家が欲しいと思うが、孫たちはそんな生活が嬉しい様である。

もっとも、娘たち一家の仕事の状況が違うので、ザコ寝生活も1週間ほどで終わった

が、2歳と1歳の子供を持つ長女一家が一足先に大阪に帰ると、我が家は天国と化

した。 怪我防止の養生や防御柵が取り外され、元の状態を取り戻した。急に部屋が

広く感じたが、残ったのが中学1年生と小学5年生の男の子で、相変わらずよく喰う。

滞在中に美味い物を腹いっぱい、と思う家内が大量に仕入れて来た食料品は、アッ

と言う間に消え、大量のトレイゴミだけになる。 少年恐るべし、とは正にこの事である。

彼らが小さい間は、セミ取りや 魚釣り ぐらいしか遊んでやらなかったオヤジは、もう

そろそろ色々な事が解るだろう、と彼らが大阪に帰る前に、チョッと遠出をしてみた。

「うだつ」の街、美馬市脇町と、鳴門観潮だ。 「うだつが上がらない」、の語源となった

うだつ、とはどんなものかを説明し、大潮の渦潮を見せて、渦が巻く仕組みを教えた。

やはり、こう言った体験は時期が大切なようで、今回まで待った甲斐があった様だ。

最後には、彼らのリクエストによる、焼き肉と寿司三昧の晩餐を終え、翌日フェリーに

乗って帰って行った。 ジジ・ババには薄くなった財布と、グッタリ感 が残ったが、毎年

来てくれる内が華、老夫婦ともに元気で過ごし、また来年の孫台風の上陸を待ちたい。

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2019年8月22日 (木)

またしても中国

ここのところ、ワイドショーでは連日 「あおり運転」、の話題で持ち切りである。

そんな「あおり運転」も、一通りの報道が終わると今度はその場所を中国に替えた。

何事においても、日本とは一桁違うスケールの中国ネタ報道は、視聴者の喰い付き

が良いため、必ずと言ってよいほど比較で登場する。 日本では、無い様な事でも起

きる中国の事、日本で起きる様な事は、異常なほどスケールアップして発生する。

オヤジも、中国でのあおり運転については第三者的には何回か目撃したが、実際に

被害に遭遇した事は無い。 それはひとえに、パートナーの会社の運転手が 冷静で

安全運転に徹していたからである。 中国で彼の様な運転手は 極めて少ないだろう。

中国の多くの運転手が非常に攻撃的で、運転が荒いのには理由がある。 最近では

各地で高級車が増えて来たが、オヤジが出張で行き始めた頃には、まだ車に乗る人

は少なく、乗っている人もその所有する車は、ボコボコでお粗末なモノだった。

正直、中国のあの運転では、ボコボコにならないで乗れる方が不思議なくらいだ。

そんな訳で、少しぐらいの接触は平気で、怒らせると平気で幅寄せして来たり、後ろ

から追突して来たりするのである。 特にボロ車ほど激しい感じだ。 少しぐらいへこん

でも擦れても大勢に影響ない、と言う感じなのだろう。 特にトラックが横着であった。

トラックは、過積載も異常で、想像を絶する。 直前に高速道路で横転し、通行障害に

なった事が何回かある。 近いうちに、これも報道で取り上げられるかも知れない。

道路を走っていると、殴り合いの喧嘩は日常茶飯事で、歩道上で玉突き(ビリヤード)

をしているのと同じぐらいの頻度で見掛ける。 中国では車で人を撥ねたら 中途半端

に放置して、生涯補償する様な怪我になるぐらいなら、いっそ戻ってひき殺してしまえ

と言う話しがあるぐらいだ。 こんなぐらいでないと、14億人の中では 生きていけない

のかも知れないが、それにしても何事においても異常な国である。 いま改めてこんな

国での仕事を、大きな事件・事故なく勤められた事を有り難く思うオヤジである。

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