充電の割合制御
とうとう平成最後の日を迎えた。 何か複雑な気持ちであるが有意義に過ごしたい。
充電型電池が普及し始めて随分長い年月が経つ。 オヤジの記憶では、高校生の
頃に出たサンヨーの「カドニカ」電池が最初だ、と思うがハッキリした時期は不詳だ。
カドニカは登録商標だったが、一般的には ニッケルとカドミウム2つの金属が使用
されている事から、ニッカド電池などとも呼ばれ、当時は画期的な充電電池だった。
その後、「ニッケルカドミウム」電池は、「ニッケル水素」 電池に替わって行き、現在
では、「リチウムイオン」電池が主流になって来ている。 ニッカド電池の頃から充電
可能な回数について、メーカーでは500回とも700回とも言われて来たが、正直な
ところ、ハッキリとした回数を数えた人は、ほとんど居ないだろう。 携帯電話に代表
される様に、これらの繰り返し充電回数を確認する前に、ほとんど使用が無くなる。
機種変更とか、電池交換によるものだが、これら充電電池の使用期間を延ばす為
の方法はある、と言う。 この方法については諸説あり、完全に電池が無くなってか
ら充電するのが良いとか、40%ぐらいで充電して80%ぐらいで止めるのが良いと
か色々言われているが、方法もさることながら、なかなかその様に実行出来ない。
また500回は使えるが、501回目は使えない、と言う性質のモノではないからだ。
しかし近年、自動で充電を制御してくれる便利なツールがたくさん出てきている。
パソコンも携帯電話にもあるが、100%の充電をしない様に制御し、85%充電で
止まる様に なっている。 この方法で使用していると電池が長く使える、と言う事だ。
ただ、電池の容量が85%をピークに、そこから減って行くので、しばらく 充電出来
ないケースでは電池が早く無くなってしまう事にもなる。 この 充電ツールを使用し
て充電電池を長持ちさせるか、これまでの充電で行くかは、貴方次第である。