オヤジの成績②
ARDF練習会、2日目の競技は3.5MHz帯のスプリント競技だ。
この競技は新しく出来た種目で、クラシック競技の1分ごとに1番TXから5番TXが
信号を出して行くのと違って、1つのTXあたり12秒、つまり1分間で1番から5番の
TXが信号を出す、と言うチョッと 慌ただしい競技だ。 従って、方向を出そう、と受信
機を構えた時には、すでに 次のTXの信号に移ってしまっている事があり、じっくり
方向を見定める時間が少ない。 また、競技で取得するTX数についてもスピードが
遅いモールス信号を打つTX5個と、速い信号を打つTXが5個の合計10個ある。
この遅い信号と速い信号は周波数が違うため、2つは混信しない様になっている。
選手は、まず遅い信号が出るエリアのTXを取り、次に速い信号が出るエリアのTX
を取ってゴールするのだが、たくさんのTXを取らなくてはいけない反面、TXとTXの
距離ルールは、クラシックの400メートル以上と比べ、100メートル以上と短くなる。
そのため競技エリアも狭くて済み、公園の様な場所で出来る 面白い面がある競技
だ。 こうなると、よりスピーディな動きがポイントとなるため、体力面の強化が必要に
なるのはこう言った点からである。 オヤジの成績としては、スローエリアのTXを5個
ゲット出来たものの、これで競技時間60分のタイムはギリギリ、とてもファストエリア
のTXを取りに行くところまで行かない。 クラシック競技なら、5個ゲット出来たと喜ぶ
ところだが、これから次の5個が幾つ取れる様になるかが、オヤジの課題の様だ。
しかし新年早々新しい何かの手応え、そして改めての目標が掴めた様な気がする。
競技結果は別として、久々に楽しい思いをした2日間であった。