私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2018年9月

2018年9月30日 (日)

飛行機は安全だ

また台風が徳島を通過する予報に、飛行機を始め多くの交通がストップになった。

オヤジの飛行機に纏わるエピソードはたくさんある。 何しろ利用回数が多かったの

で、様々な出来事に遭遇する機会も多かったと言う訳である。 オヤジは、飛行機と

関わりを持てると幸せで、それはどんな些細な事でも嬉しい。 オートバイや車、船に

鉄道、と乗り物が好きな人は多いがオヤジは、それが飛行機なのである。

搭乗している時は勿論、空港に到着した時からワクワクで、タラップ搭乗などで間近

に行った時などは幸せの極みだ。 落ちる事など全く考えた事もなく人類の乗り物で

一番安全なものだと思っているが、そんなオヤジがチョッと身構えた事が幾つかある。

その1つは韓国ソウルからの帰り便だった。 台風の接近に伴いルートを変更すると

言う事で離陸したが、航路表示のテレビ画面では北朝鮮の方に向かっていたのだ。

モニターを見ていた人たちも騒ぎ出したが、JAL機が間違うハズはない、と信じた。

何処までが安全の領域か解からず、戦闘機がスクランブルして来ないか、ヒヤヒヤと

しながら窓の外を見ていた。 途中で正常ルートに戻ったが、GPSのエラーだった。

続いては、10人乗りぐらいの中国国内線小型機が、積乱雲に突っ込んだ時だった。

もう揺れる、などと言う領域を超えたものだった。 この時は正直少し不安になった。

一番心配したのは、鳥人間コンテストの様に主翼が折れないか、と言う点だった。

おまけに、到着空港は低い雲が垂れ込め、高度を下げても下げても 滑走路の照明

が見えて来ない。 思わず映画「ダイハード2」の、空港占拠による墜落事故を思った。

結果は、日本では間違いなく引き返しに相当するレベルでの強行着陸となった。

こんな状況に遭遇しても事故には遭っていない。 飛行機は安全な乗り物の証明だ。

Kjal

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2018年9月29日 (土)

たったこれだけ?

オヤジはこれまで中国大陸を走り回って来た、と豪語していた。 確かに一回出張を

すると、パートナーの車で1日平均4~500キロほど走っていたのは事実である。

遠距離は国内線の飛行機も利用したが、今回いったいどのくらいの移動範囲だった

のか、足跡を地図の上に描いてみた。 また、地面を一度でも踏んだことのある省に

ついて色を着けて見た。 結果は、「たったこれだけ?」、と言った感じだ。

四川省や広東省、福建省などプライベートで訪れた面積の広い地域を加えてもこれ

だけなので、仕事だけで訪れた範囲は中国全体からするとほんの一部分しかない。

15年も16年も掛けて動いてきて、結局最終的にはこんな感じの結果なのである。

偉そうな事を言って来たが、まさに孫悟空がお釈迦様の手のひらの上で転がされて

いるようなものである。 やっぱりウルムチやカシュガルあたりまで行って、はじめて

中国を走り回って来た、と言うべきなのだろう。 恐るべし中国大陸、参った参った。

やっぱり何事においてもオヤジのレベルは、いつもこんなモノだと言うことである。

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2018年9月28日 (金)

間違い易いことば

オヤジの社員研修も大詰めを迎えて来たが、まさに人生いつまでも勉強である。

日頃、何気なしに使っていて、オヤジも本ブログの中で平気で書いている様な言葉に

多くの間違いがある。 今回チョッと抜き出して見たので参考になれば幸いである。

  

① 断トツの1位  ② 先ず初めに  ③ 今現在  ④ すべて一任する

⑤ 注目を集める  ⑥ 収入が入る  ⑦ 被害を被る  ⑧ 過半数を超える

⑨ 後で後悔する  ⑩ 排気ガス ⑪ 酒の肴  ⑫ チゲ鍋  ⑬ 余分な贅肉

⑭ みぞれ混じり  ⑮ IT技術  ⑯ 存亡の危機  ⑰ 新年明けましておめでとう

  

上記の言葉づかいは、みんなどれも正しくない例である。

ただし言葉は進化するもので、時代に受け入れられ多くの人が使用し、市民権を得た

言葉は新しい言葉として認定される例も多い。 まあ広辞苑にでも載れば、認定され

た、と思っても良いだろうが、これらの言葉はいつまで経っても掲載は無いだろう。

賢明な読者各位に解説は不要と思うが、改めて考えると日本語とは本当に難しい。

  

2018年9月27日 (木)

ホテル検索サイト

最近テレビでホテル検索サイトのCMをよく見掛ける。 複数のサイトから販売されて

いるホテルの料金を1つのサイトにまとめ、お好みの料金で買ってくれと言うものだ。

世界中のホテルが対象となっているので、予約する側にはとても便利なサイトだ。

当然ながら顧客は、同じホテルであるなら一番安い価格のものを買おうとするだろう

が、そこには様々なカラクリも存在すると言う。 いずれにしろよく考えたシステムだ。

オヤジも今日まで国内外を問わず、多くのホテルを利用して来た。 常宿のホテルか

ら1回キリの宿泊まで、もし数える事が出来たらとんでもない軒数になる事だろう。

オヤジは、最初にホテルを利用する様になった台湾で、とんでもない思いをしている。

最初に勤務した会社の精算方法は日当式で、台湾の場合ホテル代と食事代を含め

1日5000円だった。 安く宿泊できればその分浮かせる事が出来るが、当時は商務

飯店と呼ばれるビジネスホテルでも5000円ほどの料金だった。 蚤やシラミが居る

様なキチン宿は2~3千円であったが、周辺の環境も悪くてまったく対象外だった。

結局、長期契約で宿泊している 三菱商事の営業マン達の常宿にお世話になり、同じ

料金の4500円で宿泊させて貰ったが、これでは食事代が出なかったのを思い出す。

この事がオヤジの「屋台ライフ」を作り上げる事になった訳だが、年間賞与10ヶ月で

何でもかんでも辛抱しろ、と言う傲慢な会社であった。 当時オヤジたちが憧れて宿泊

したかった、圓山大飯店、国賓大飯店(アンバサダー)、老爺大酒店(ロイヤルホテル)

などの有名ホテルも随分古くなって、今ではさほど泊まりたいとは思わなくなっている

が、当時からホテル検索サイトがあったら、オヤジのホテル暮らしも変わっただろう。

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2018年9月26日 (水)

サマータイムの話し

2020年の東京オリンピックの時、一時的にサマータイムが適用されようとしている。

サマータイムについてオヤジは、一度韓国で体験しているが、正直あまり歓迎しない。

世の中が同じ動きなので慣れてしまえばそれまで、と言われるが慣れるまでが辛い

のだ。 突然に朝1時間早く起きて出勤し、前日まで11時だった時刻に昼食を取る。

夕食もこれまでより早く取り、寝るのもこれまでより1時間ほど早く床に就く事になる。

オヤジの場合、問題は就寝だった。 1時間早く床についてもなかなか眠れなかった。

それでいて、起床が早くなった事で睡眠不足になって体調を崩してしまったのだ。

慣れて来た頃にはサマータイムは終わり、今度はその逆のパターンになる。 反対は

起きるのも遅くなって、一見良い様に思えるが、そんなに旨くペースが着いて来ない。

結局体調がおかしくなって、終わる事になる。 中国や台湾に出張した時の様に1時

間遅くなるのは、まだ身体が着いていける気がするが、逆の場合オヤジはダメだ。

たかが1時間、されど1時間、この時差1時間の切り替えは意外に厄介なのである。

しかし、いくら遅くなるのは良いと言っても、到着した日の夕食が日本時間の23時頃

になってしまった、時差3時間半のインドの初日には参った参ったのオヤジであった。

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2018年9月25日 (火)

OB会の案内来る

昔の会社のOB会の案内が来た。 オヤジの年齢からすると、参加メンバーとしては

まだ先輩諸氏が圧倒的に多いが、そろそろ後輩の参加も増えて来た。 同期は、と言

うとこれが居ないのである。 ある程度の年数を勤めて会員の権利を持っている者は

オヤジを含めて3名しかいない。 ところが彼らはこれまでに参加した事がない。

オヤジとしては懐かしい顔ぶれに会いたくない訳ではないのだが、チョッと躊躇する。

その理由としては、過去の経緯にさかのぼる。 オヤジたち開発プロジェクトが必死で

ニューセラミックの需要を拡大しようとしていた時、「そんな海のモノとも 山のモノとも

解からんモノは早く止めてしまいな」、と言った人たちがいた。 現在それらの商品は

押しも押されもしない化学品の柱になっているが、今では事業を継続していて良かっ

たですね、と平気な顔をして言う。 もちろん一部だが、そんな連中には会いたくない。

逆に、苦しい時代から応援をしてくれた方々もたくさん居るが、やはり割合は少ない。

会社とは、得てしてこう言うモノだ、と割り切ってみてもやはり悲しいものがある。

開発プロジェクトに携わった者、特にメインで関わった者は、大手を振って参加したら

良い、と言ってくれる人も多いが、プロジェクトの解散とともに転職したオヤジとしては

少々後ろめたい部分が有ることも事実だ。 まあ、途中で投げ出してトンズラした訳で

ないので、美味い物を喰ってワイワイやっていれば良いのだろが、やはり同期の仲間

がこんな時には欲しい。 特に、オヤジを一人前に育ててくれた 当時の大阪工場長が

今回は都合で欠席と聞くと、ますます行きづらくなる。 色々な事を考えて悩むオヤジ

であるが、出欠連絡の往復はがきの投函期限は刻々と迫って来る。

  

2018年9月24日 (月)

遊べない携帯電話

やはり予想した通り、先日オヤジが契約を更改した「かんたんスマホ」、は遊べない。

最初からインストールされているアプリも、以前の機種のものが良い気がする。

やはり60歳以上を対象に売り出しているだけに、多くの機能は必要ないのだろう。

本体の記憶容量と、電池の容量は大きくなっているが、カメラ機能などはSDカードに

保存できないアプリなどがあり、オヤジは少々手を焼いている。 最近、極めて多くの

アプリが無料で手に入るが、そのほとんどに広告が付いて来るのが、うっとうしい。

いくら消しても消しても、際限なく出現して来る。 アプリの中には、広告無しのものも

あるが、そんなアプリは逆に物足りない点もあり、なかなかうまく行かないものである。

またアプリの中には注意する必要があるものも多い。 簡単にダウンロードして 実行

させると、携帯持ち主の多くの個人情報をごっそりと持って行かれるものがある。

早く使おうと、気が焦って見逃す事が多いが、この点はジックリ確認する必要がある。

まず自分は何をやりたいのかを決め、既存のアプリも不要なものは アンインストール

や無効にする、強制停止などをしてメモリーの消費を抑える事も、携帯をサクサク作動

させるテクニックの1つだ。 結局オヤジの携帯は電話とメールだけになってしまった。

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2018年9月23日 (日)

彼岸の日に想う

朝の清掃で季節の移ろいを感じる事が出来る。 激しかった蝉の声が無くなり、蝉の

抜け殻に変わって、蝉自身の変わり果てた姿が落ち葉と一緒に転がっている。

ひと夏の短い命を考える時、やはりオヤジの一番嫌いな季節だと言う理由が解る。

若い頃にはこんな事を考えた事はなかったが、ひょっとして過去にオヤジは、夏が終

わったこの時季に何かもの悲しい出来事を体験したのかも知れない。

失恋するほど恋愛をした事もないので、ひょっとしたらそれは前世の事かも知れない。

暑さ寒さも彼岸まで、と言われるが狂っていた夏も嘘の様に季節の変りを見せた。

父親が亡くなってから色々と 宗教的な事を、我が家の宗派である「真言宗」に限って

勉強してみたが、何さま真言宗は密教と言われる領域のもので、マニュアルの教えは

少なく、どちらかと言えば坊さんから坊さんへ口で伝えられる教えが多い。 そのため

この場合はこのような作法でこの通りにする、と言うようなルールを学ぶのは難しい。

ひたすら、僧侶がしている様子を見て学ぶことになるが、こちらも枝派によって異なる

ためもう難しいの一言である。 お墓やお仏壇に線香は何本どの様に立てるか、など

キッチリと教えて貰った事がない。 宗派などによっても作法は違うだろうから、他家の

葬儀などに参列した時など本当に困る。 テレビの「ぶっちゃけ寺」、など 色々な宗派

の坊さんの話しをよく聞いて、どんな宗派でも困らない共通の作法を身に着ける必要

がありそうだ。 生まれた時から墓場まで、人生いつでも何処でも勉強のようだ。

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2018年9月22日 (土)

CRPのおはなし

先日久々に大阪で一杯やった友人が、オヤジと同じくして体調を崩したと聞いた。

オヤジとは違って風邪の症状はなく、検査の結果CRPの上昇を見たらしい。

CRPとは免疫炎症反応の事で、身体の何処かに炎症があると高い値を示して来る。

疲労による筋肉や関節の炎症時にも上昇を見るが、どちらかと言うと身体が菌と戦っ

ている時に高い値を示す事が多い。 同じ様に抗体反応を示すものに白血球がある

が、こちらは戦闘態勢に入って値が増えるまでに時間を要す事か多かったり、抗原の

種類によってはあまり増えない事も有り、CRP値で判断される事が多くなっている。

オヤジがCRPに詳しくなったのは、7年前の自身の忌々しい病によるものである。

肝膿瘍並びに腸腰筋膿瘍による敗血症、と言う病名で得たCRP値は、想像を絶する

ものであった。 膿瘍は再発して病室にカムバックする患者が多い、と言う事で7年を

経過した現在も、このCRP値が管理され続けている。 通常よりも血糖値が高い者は

細胞が細菌をより受け付けやすいため、CRPの観察が特に必要になるそうだ。

そう言うオヤジだが、実はまだ「糖尿病患者」、としての認定はして貰えないでいる。

これはある意味矛盾である。 認定を受けると、調剤や血糖値測定用の試験紙なども

保険の適用となるのだが、現段階ではケア製品などに結構費用が高くついている。

どうしたものか知れないが、いつも世の中どうもうまく行かないものである。

なお、CRPの値と血糖値とは、まったく別のものになりますので念のため。

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2018年9月21日 (金)

もう訳が解からん

もう現在の会社について、オヤジは訳が解からなくなって来た。

オヤジが、安全教育などの研修を始めた事から、ここに来て安全衛生委員会が誕生

した。 社員総数から見ると、安全衛生委員会については、まだ必須の組織ではない

が、活動を開始するのは良い事だ。 そこまでは良いのだが中身がついて来ない。

現在、従業員が製造現場に立ち入る場合は、何人も帽子の着用が義務付けられて

いる。 社名の入った野球帽で、最初からオヤジはこれに少々疑問を持っていた。

現場では、フォークリフト乗車時や1メートル以上の高所作業時は、ヘルメット着用が

義務付けられているが、その他の作業は野球帽着用で行っている。

つまり現場スタッフは、その作業が変わる度、帽子になったりヘルメットになったりと

チェンジする事になるので、時々交換を忘れて作業してしまう事もある様だ。

話しは本題に戻るが、安全衛生委員会で委員の方から1つの問題提起かあった。

それは、プラント設備の配管や突起物で頭を打って危険である、と言うものだったが

何と、対策として帽子の下にプラスチックのインナーを被ろう!、と決まったそうだ。

早速、インナーの見本が回覧され、アンケートが取られたが、全く軽量ヘルメットだ。

インナーを被るぐらいなら、そのままヘルメットを被った方が、合理的である。

もう、現在の会社ほどの工場になると、絶対に現場ではヘルメット着用は必須だ。

常時着用にしておけば、いちいち交換する手間も省けて、忘れる様な事も防げる。

どうしてそこまで帽子にこだわるのか解からないが、安全より体裁にこだわる経営

者の意向が反映していると聞き、もう更に解からなくなってしまったオヤジである。

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