私の無線室

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    無線室改装しました。

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2017年4月

2017年4月25日 (火)

オヤジ壁ドンする

今日の朝、オヤジは壁ドンをしてしまった。 壁ドンをしたのは愛車のNBOX+だ。

何事も無精をしてはいけない、と言う見本の様な失敗である。

朝、会社の駐車場に車を停めたが、いつもより少し前で停めており、後輪と車止めの

間がかなり空いている事に降車してから気付いた。 そのまま乗り直しをすれば何の

問題も無かったのだがそこで無精をしてしまった。  ドアを開けたままエンジンを掛け

左足だけを車内に入れて、ギアをバックにしアクセルに軽く足を乗せた。

お尻の左半分が座席に掛かるか掛からないかぐらいだった様な気がするが、つぎの

瞬間、中途半端に腰掛けたお尻が座席から滑った。 同時に左足がアクセルを強く

踏み込んでしまう結果になった。 車は勢いよく車止めを乗り越えて壁ドンである。

バンパー破損、後ろドアのへこみ、後ろフェンダーの歪みが主な被害であるが、壁に

損傷は無かった。 これが崖っ淵や、量販店の駐車場でなくて本当に良かったと思う。

修理には10日前後かかると言う。 車両保険で直せるが免責額がいくらか必要だ。

収入が復活した途端、ネット詐欺に遭い今度は自損事故である。 これが年金生活

だったらと思うとゾッとするが、やはりオヤジはお金が貯まらない星の下に生まれて

来た様である、とつくづく思う次第である。

  

2017年4月23日 (日)

さようならラウム

長年お世話になった我が家の愛車「ラウム」とお別れする時が来た。

平成10年の5月、オヤジが前の会社で福井から大阪に異動になる時に買った車で

あるが故障知らずで今日まで来た。 都合19年間お世話になった事になる。

最近は家内が乗っており、今回もまだ車検を受けるつもりでいたが、エンジン部分の

修理が必要で、車検代だけでは済まなくなった事から廃車を決めた様な次第である。

通勤に利用しなかった事や、あまり長距離を移動していないので 走行距離にしたら

驚くほどは走っていないが、最近の車は本当に性能が良くなったものだと感心する。

冬でもエンジンは一発で掛かるし、ハンドリングやブレーキも安定している。

量販店などの駐車場で多少こすられても、何も気にする事が無いので助かっていた。

家内はしばらく自転車を利用すると言っているが、車社会の徳島のこと、近々中古の

軽自動車でもと考えている。 ただ、廃車前にオヤジにはカーナビ・ETC・おネズミさん

の取り外し、と言う大仕事が残っていた。 最後の仕事として、車内の片づけと一緒に

今日の休みに汗を流した。 ラウムよ本当に長い間ありがとう!!

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2017年4月22日 (土)

宗教的なお話し

宗教と言うものは国や地域、家によってまちまちであり、どれが良い悪いなど甲乙は

付けられない。 深く信仰している人から、ただ何となく昔から、と言う人もいる。

そう言うオヤジも四国に生まれ、一族はずっと真言宗で来ている。 北陸福井などは

真宗(浄土真宗)が6割を超えるぐらい多く、やはり地域性が強いが、もともとが仏教

なら根本的なところではどの宗派でも大きな違いは無いだろうと思っている。

父親が逝ってから2七日を迎えようとしているが宗教的なお話しだと死者は七日ごと

に冥界で裁判を受け、49日目にあの世での自身の行き場所が決まると言う。

そんな話からすると2七日目は俗に言う「三途の川」を渡っている頃になるそうだ。

初七日の裁判により川の渡り方が決められ橋や船で渡れる者、泳いで渡る事になる

者、また幼くして死んだ者は川を渡る事が許されず賽の河原でひたすら石を積み続け

ているなど色々と話がある様だ。 父は生前、自身の親父(オヤジの祖父)に会いたい

と言っていたので、オヤジとしてはその夢が叶う様にと願っているのだが、これだけの

裁判が49日まであると、本当にうまく会えるのだろうかと心配になってしまう。

親父は大丈夫だと思うが、何時でも何処でも真面目にしておかねばいけない様である。

死んでみるまであの世の事は判らないが、この世で出来る事は、ただひたすらに祈る

だけなのが何故か切ない。

Sanzu

Sai

2017年4月19日 (水)

喪主オヤジ奮闘記

オヤジが人生で初めて喪主になった。 あまりなりたくないものだが、まだもう1回は

務める事になるだろう。 親父が逝った頃は、ちょうど沢山の方がお亡くなりになった

様で葬儀場・お寺・火葬場の段取が合わず友引と重なってもいないのに仮通夜から

行う事になってしまった。 91歳と言う高齢で、会社関係や友人関係も知っている人

が少ない事から最近主流になっている親戚だけの家族葬で送ったが、これも意外に

良いものである。 費用を掛ければ立派な葬儀が出来るのは当たり前であるが全て

普通クラスで執り行っても、なかなか良心的で立派な葬儀が出来たと思っている。

今回は仮通夜の一日が、オヤジに色々と考える時間をくれたのも助かった。 これが

慌ただしく行われたら訳が分からないぐらい混乱してしまう事が有ったかも知れない。

葬儀場は一杯だったが、オヤジたちの過ごした控え室はホテル並みの設備で快適に

1日時間待ちが出来た。 これらに余分な費用が一切掛からなかったのも大きい。

葬儀関係も競争が激化し、このあたりが顧客争奪に影響しているのかも知れないが

おかげで良い葬儀が出来た。 ただ何を決めるのも「喪主さん」「喪主さん」で追われ

もてまくりであった。 もてたのは多分オヤジの顔が銭に見えていたからなのだろう。

少しでも良い葬儀にしたいとは思うが、全て首を縦に振っていたら大変な事になって

いただろうと考えると、喪主もなかなか難しい役であると思う次第である。

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2017年4月17日 (月)

最後の幻戦士逝く

徳島商業高校「幻の甲子園」優勝メンバーの一人が10日朝、あの世へと旅立った。

昭和17年夏、戦争で中止になるはずだった野球大会が、「戦意高揚」を目的に主催

を朝日新聞社から文部省に移して開催された為、現在の大会記録には残っていない。

幻の優勝と言われる所以であるが、当時の優勝メンバーは皆さん先に亡くなっており

この日までは当時の最上級生一人と、2年後輩の一人しか残っていなかった。

その最後の最上級生が今回逝ってしまったのであるが、その最上級生こそオヤジの

親父なのである。 当時から俊足で知られていたが、皮肉にも晩年は足と腰を患って

2年前に圧迫骨折で入院し寝たきりになってしまっていた。 ひたすら自分の足で歩い

て家に帰る事を切望し、リハビリにも励んだが、ついにその夢が叶う事はなかった。

享年91歳、オヤジから見てもこの2年間「実によく頑張った!」の一言しかない。 

戒名に「球」の一字をもらい、あの世で旧友たちと再会し、また野球をするのだろう。

親が死んで悲しまない子は居ないと思うが、物事は考えようで、痛みから解放されて

大往生出来たのは、ある意味良かったのでは?..... と思っている。(合掌)

  

2017年4月 9日 (日)

今日は入院記念日

また今年も4月9日がやって来た。 オヤジが長期入院に入った記念日である。

嬉しくない記念日であるが、この季節になると記憶が鮮明に蘇って来るのである。

とは言っても救急救命室に入ってから一週間ほどの記憶はあまり無く、気が付けば

計器類に囲まれた自分が有った。 この時にはまだ自分が「敗血症」などと言う重篤

な病に罹っているとは信じられず、しかもそれが 2月にした内視鏡治療に起因する

ものであるとは夢にも思わなかった頃である。マダラな記憶の中に病室に来る家内

から、「今桜の花が綺麗に咲いている」と言う言葉を聞いた様な気がする。

あれから早いもので、もう6年の年月が過ぎた訳である。 思えば元気になったもの

だ、と言いたいところだが正直あれからオヤジは色々な後遺症に悩まされている。

膿瘍が腰の腸腰筋に取り付いた影響で、今でも腰の調子が悪い。 背中が丸くなり

神経痛も出ている。 一度病に侵されると完全復帰は難しいと実感する次第である。

もっとも2か月半寝込んだ身体を回復させるリハビリは、並大抵のものではなくそれ

を怠ったオヤジにも責任はあるが、やはり一度病気をするとロクなものではない。

病気をせず健康に過ごす事の大切さを改めて感じているオヤジである。

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2017年4月 8日 (土)

懐かしの桜満開

桜が満開を迎えた徳島地方は天気予報では生憎の雨、この週末を逃すと見ごろを

逸してしまうだろうと思っていたが、土曜日の天気は薄曇りで雨は大丈夫そうだ。

そんな土曜日の朝番組「旅サラダ」の中継で福井「足羽川」堤防の桜が紹介された。

オヤジが初めて福井で見た桜で、雪国の人たちは何と春を大切にしているのだろう

と感じた立派な桜並木である。 昭和28年に植えられたそうで、寿命を60年とする

桜の木とすれば、もうかなりの老木である。 確かに昭和から平成に代わる頃に見た

空が見えないほどの桜トンネルからすると、だいぶ枝振りが少なくなった気がする。

このあたりにも、時の流れを感じてしまう。 あれから随分年月が流れたなあ~。

春闘の時期で、組合と妥結しないと会社の花見は無しと言う時もあった。  なんとか

決着して工場の面々と花見弁当を広げたのが昨日の事の様に鮮明に思い出す。

春を大切にしている福井では、足羽川の堤防に無料の床を出してサービスしていた。

そんな光景を見ると、何とも言えない懐かしさを感じてしまう。  冬が厳しいだけに春

がより嬉しく感じる事を体験出来たオヤジは幸せ者だ。 足羽山も丸岡城もきれいに

咲いているだろう。 オヤジの常宿だった三国観光ホテル前の成田山福井分院の桜

の様子も目に浮かぶ。 すぐに行けなくなっただけに特別懐かしく感じてしまう。

いつかまた、家内と一緒に訪れて見たいと思っているオヤジである。 

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2017年4月 3日 (月)

世の中は狭いな!

久々の大阪出張では、良き事悪しき事が色々とあった。 

支店の営業マンと出掛けた昼食では滞在中バラエティに富んだ食事が出来た。

さすがは営業マン安くて美味しい店をよく知っている。 その反面初めて飛び込んだ

ラーメン店、名門の「一風堂」では何と普通のラーメンが一杯800円には驚いた。

味は決してマズくは無かったが、オヤジの頭の中では中華そばは昔から ワンコイン

高くても600円と言う概念が捨て切れない。 600円以上ではもはやラーメンの位置

付けから逸脱した食べ物だと言う認識だ。 普通のラーメン一杯でそれだけの料金を

取れば、美味くて当たり前である。 赤丸か白丸か知らないが、店側の自己満足での

提供はオヤジには抵抗がある。 全くお値打ち感が無かった1人での食事だった。

そんな中、嬉しい再会もあった。支店では奥まった部屋でシステムを操作していたが

たまたま玄関付近の端末をさわっていた時、一人の来客があった。 ふと玄関の方を

見ると、そこには懐かしい顔が。 前の会社でお世話になった大切なお得意様である。

仕事を離れた現在もお付合いをしている営業担当の方だが、今度の会社でもお取り

引きがあると聞き、嬉しい。 彼にはまだ再就職した会社の社名までは知らせていな

かったが前日の夜、今大阪に来ているからと余程連絡しようかと思っていたところだ。

ところが 退社時に急に雨が降り出し、逃げる様に心斎橋のアーケード街に逃げ込み

前述のラーメンを食べ、そのままホテルに閉じこもってしまった次第である。 

今思えばラーメンより、彼に電話をした方が良かったと後悔しているが、これからまた

会える機会もあるだろう。 久々に嬉しい再会だったが、それにしても世の中狭いもの

特に化学品業界は狭いと痛感したオヤジである。

Ippudo