私の無線室

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    無線室改装しました。

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2016年1月

2016年1月26日 (火)

日本人力士の優勝

大相撲初場所で、10年ぶりに日本人力士(大関琴奨菊)が悲願の優勝を果たした。

これまでモンゴルを中心とする外国人力士の壁が厚かっただけにアッパレである。

優勝以来テレビでは大関が生出演し、同時に千葉県松戸市にある佐渡ヶ嶽部屋が

よく映し出される様になった。 実はオヤジは以前、この佐渡ヶ嶽部屋にお邪魔した

事がある。 もう20年以上前になるだろうか、オヤジが現在の会社に勤務する様に

なる前、電気の制御盤関係の仕事をしていた事がある。 平成6年ごろだと記憶して

いるが、若くして逝去した元横綱の「琴櫻」関が、先代の佐渡ヶ嶽親方だった頃の事

である。 佐渡ヶ嶽部屋が、千葉の松戸市に新築移転した時に床暖房の配線工事で

出張したのだ。 オヤジが組み立てて納めたた床暖房の制御盤と、建築業者が床の

下に埋め込んだセンサーと、発熱ヒーターをつなぎ込むのが仕事だった。

ところが、いざ接続しようとすると3端子である筈のセンサーが2端子になっていた。

建築業者のミスであるが、もうその時には床をめくる事は出来ない状況だった。

仕方なく2端子の仕様で配線したが、あれでは折角の細かい制御が出来ずヒーター

が入り切りするだけの普通のサーモスタットスタイルの制御になってしまう。

きれいな新築の家の、風呂場やトイレなど広い範囲の立派な床暖房設備だったのに

とても残念な思いで松戸をあとにして帰路についた事を覚えている。 

あの工事から8年後に、琴奨菊が佐渡ヶ嶽部屋に入門する事になる訳だが、琴奨菊

関も、細かい制御がされない床暖房で生活したのか、と思うと感慨深いものがある。

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2016年1月25日 (月)

大寒波到来する

10年に一度有るか無いか、と言う大寒波がやって来た。

天気予報通り、北海道から沖縄の広い範囲で雪になった。  沖縄で雪が降ると言う

のだからこれは相当な冷え込みである。  徳島県地方も日曜日はグッと冷え込んで

終日雪がちらつき、夜になって少し積雪があった。積雪量は福井の人達に笑われる

ほどであったが、今回はいつもと少し様子が違った。 気温が下がったため、僅かな

雪でもバリバリに凍ってしまい、路面の雪が無い部分もツルツルになった。

こうなってしまったら徳島はもうダメだ。 スノータイヤを履いている車などはほとんど

無く、道路は大混乱になった。 僅かな雪の上にタイヤが乗っても轍が出来ないほど

凍ってしまっている。 こんな時はいっそもう少し積もってくれた方が良い。

珍しく向かいのローソンに車が無い時間が有ったのも、雪の影響を物語っている。

月曜日に掛けて天気が回復したため、放射冷却になっで余計に冷え込み、通勤する

人たちは渋滞のため普段10分で到着するところを3時間掛けて出勤したと聞いた。

こんな時は、何処にも出掛けないのが一番である。オヤジは日頃の精進が良いのか

こんな時に在宅勤務のまわりでラッキーだ。  サンダーバードを含め多くの交通機関

に影響が出ている様だが、速くこの大寒波が通り過ぎてくれる事を願う次第である。

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2016年1月19日 (火)

南の島に雪が降る

19日、南の島に雪が降った。 前日の18日は首都圏の積雪が大ニュースになって

いたが、さらに降雪の範囲が広がった様である。  日本の南を通過した南岸低気圧

が発達し爆弾低気圧になった影響であるが、日頃降らない地域に不意打ちを食らわ

せるのは良くない。 台風にしても雪にしてもそうだが、ほどほど覚悟している地域に

ほどほど影響を与える程度にして欲しいモノである。 今日の徳島地方は大変である

朝からボタン雪が舞い、車の屋根に少し積んだ程度で、道路はノロノロの渋滞になり

通勤に多くの時間を要したと聞いた。 もちろん道路には積雪など無い状態でである。

福井の人たちからは笑われそうな雪である。 ボタン雪なので、余程激しく降らないと

積雪などしない。 アラレがバラバラと降り、道路を白く冷やしておいてからシンシンと

ふる雪が積もって行く雪国独特の風景からはほど遠いものであるが、それを知らない

者からすれば、これだけでも凄い事なのだろうと思う。 余談だがオヤジが車の屋根の

雪下ろしに使っていた雪掻き棒を見て、その道具は何処で売っているのか聞いて来る

人が何人か居たのには驚いた。 そう言われて見ればみんな素手で雪を除けている。

やはり処変われば何とかで、日本も広いものだと思う。

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2016年1月15日 (金)

龍が降り来たる空

暖冬だ暖冬だと言っていても、北陸福井に来ると四国徳島ではほとんど見せる事が

ない自然界の「冬顔」に出会う。 オヤジがよく言う「龍が降りて来そうな空」がそれだ。

13日の朝、工場に出勤し日本海方面を見ると、珍しく顔を覗かせた太陽に照らされ

た工場設備の間に夜の世界が広がっていたのである。 もはや鉛色の空ではない。

グレイ色を通り越した黒の世界だ。 発達した積乱雲によるもので、俗に「雪起し」と

呼ばれる大きな雷を伴なう暗黒のゾーンである。

北陸には、「弁当を忘れても傘を忘れるな」と言う格言がある様に、一時的に太陽が

出ていても、この雲が西からやって来ると一瞬で雨やアラレ、雪の天気に変わる。

この日はまだ気温が高かったので少しの霙(みぞれ)で終わったが、龍が降りて来る

様な空にはオヤジはやっぱり会いたくない。

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2016年1月 5日 (火)

こんな事もあるのか?

新年初出の本日1月5日、オヤジは信じられない様な体験をした。

大阪-福井間の片道運賃、約6000円でサンダーバード号の1両を貸し切ったのだ。

朝大阪本部に出社し、互礼のあと福井行きのサンダーバード号に乗車した。

正月休みを故郷で過ごしてのUターン客の名残で駅は混雑していたものの、乗車した

列車は空いていた。 新大阪-京都間で検札が有ったが、乗車した12号車はオヤジ

1人だったので、車掌はすぐ隣の車両へといなくなった。 しばらくして京都に到着。

さすがに京都からは大勢が乗車してくるだろうと予想していたが、12号車通路が開く

事は無かった。 結局福井までの間、車掌さんが2、3回通っただけで最後までオヤジ

1人で12号車を独占した様な形になってしまったのだ。車掌さんがこんな状況なので

どうぞご自由に座席をお使い下さい、と言ってくれたほどである。

Uターンの反対の下り列車と言えど、こんな事も有るのかと驚いた様な次第である。

しかし、人生で1度有るか無いか、と言う様な貴重な体験ができた初出であった。

↓↓ <写真は正真正銘サンダーバード号が京都駅を出発直後に撮影したものです>

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2016年1月 1日 (金)

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は何かとお世話になりました。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。

2016年の元旦も大晦日に引き続き、穏やかな朝で迎えた。本当に良い正月である。

朝から交通量は激減で、とても走りやすい。 車通勤の人たちはいつもこんな状態で

通勤したいだろうな、などと思いながら近くの病院まで走った。

実は昨年10月に90歳を迎えた父親が入院しており、今年の正月は病院で迎える事

になった次第である。 年末の一時は肺炎を発症して年賀状を書くのも躊躇する様な

状態に陥ったが、野球で鍛えた持ち前の生命力で持ち直し、元気な顔が見られた。

オヤジも病気をして解かった事であるが、人生平凡が一番幸せと思うのである。

日々当たり前の生活が継続する事ほど有り難いことは無い。  初めて病院で両親に

年始の挨拶をした、2016年の念頭に感じた素直な気持ちである。

  

2016年も無線オヤジのブログをどうぞ宜しくお願い致します。