私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2013年10月

2013年10月27日 (日)

オモチャ搭載記④

2週間のご無沙汰だったが、オモチャ搭載機の最後はドライブレコーダだ。

ドライブレコーダは、通常使用するモノではないが、不意の事故などの時には役立つ。

最近は中国製を中心に2千円台から出回っているが、解像度が悪くて前車のナンバー

が読み取れなかったり、撮影される範囲が狭かったり、夜間の撮影が出来なかったりと

言う様なレビューがネット上に公開されているので、私はやはり国産品が欲しかった。

レーダー探知機と同じユピテル社からちょうど手頃なモノが出ていたのでこれに決めた。

ドライブレコーダの取り付けのポイントは電源の配線だ。 エンジンを掛けた時に電源が

入り、エンジンを切ると電源が切れなくてはいけない。 ヒューズボックスのアクセサリー

回路から取り出し、ピラーと天井パネルの内側を通して配線した。

あとはブラケットを前面ガラスに貼付し、本体を取付けるだけだが、ここで困ってしまった。

本体が少し大きくて取り付ける場所を決めるのが難しいのである。 本来はルームミラー

の裏に取り付ける様だがNBOX+は、ミラーと前面ガラスとの間のスペースが広いので

中心に居座ると視界を遮ってしまう事になる。 助手席側の上部はワイパーが届かなくて

不適切である。 結局、最終的には運転席右端の上部に取り付ける事にした。

少し存在感はあるが、視界を遮ってしまって運転に支障が出る様な事は無いだろう。

納車以来、愛車には色々とオモチャを載せて来たが、これでひとまず完了である。

どの機器も末永く動作し続けてくれる事を願っているオヤジである。

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2013年10月14日 (月)

オモチャ搭載記③

今回搭載したレーダー探知機は、マップ画面、待ち受け画面、OBDⅡ情報画面の3つ

の中から1つ選んで画面設定が出来る。マップ画面はカーナビ同様に地図上を進んで

行くもので、GPSとレーダー波を受信して取り締まりの場所を地図上で警告する。

待ち受け画面は時計や傾斜計が表示される。 OBDⅡ情報は20種類ほどのデータの

中から3つを選んで表示させる事が出来る。 私は迷わずOBDⅡ情報を表示する画面

設定から、燃費関係のデータを表示させる情報の取り込みを3つ選んだ。

ガソリンを給油し、満タン補正しておくとガソリンメーターのデータと走行距離から判定し

て燃料のびを算出する様に出来ている。 なかなか遊びがいのある面白いシステムだ。

しばらくは楽しめそうだが、メーターを見つめてばかりいて事故を起こさない様にしたい。

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2013年10月13日 (日)

オモチャ搭載記②

NBOX+ のOBD (On-board diagnostics)端子はパーキングブレーキ用ペダルの

つけ根近くにあり、すぐ見つかった。 この端子は最近の車にはほとんど付いてるとの

事だが、場所は車種によってさまざまだと言う。 この端子が見つかれば取り付け作業

の半分は終わったも同然だ。 専用のOBDⅡケーブルをコネクタに差せば、シガレット

端子などから改めて電源を取る必要もない。 あとはレーダー探知機本体を取り付ける

場所を決めて台座を両面粘着シートで貼り付け、その位置までケーブルを引くだけだ。

出来るだけケーブルがダッシュボードの上などを通らない様、また目立たない様に引く

事を心掛けたが、我が愛車は有り難い事にこの辺が実に簡単にクリアできる仕様なの

である。 内装ピラーの裏を通し、OBDⅡ端子からの配線がほとんど見えない様に本体

まで引く事が出来た。 まさにオヤジのオモチャ搭載用に出来ている様な車である。

エンジンスイッチをオンにすると、スターティングメロディと共に画面が立ち上がった。

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2013年10月12日 (土)

オモチャ搭載記①

新しい車、ホンダのNBOX+もだいぶオヤジ仕様になって来た。

カーナビ、キャリヤ、アンテナ、無線機の取り付けと進んで、室内灯、後退灯、車幅灯など

各電球のLEDへの交換と、ここまで機嫌よく遊んで来たが、まだまだ完成ではない。

あと2つほど取付けたいオモチャがある。 その1つはレーダー探知機、もう1つはドライブ

レコーダーだ。 私は、スピードを出さない運転を心掛けているので、レーダー探知機など

はある意味必要ないのだが、今の探知機は面白く、オヤジの興味を大いにくすぐるのだ。

最近の車は、車載のコンピューターが車の状態を自己診断して故障信号などを出す様に

なっていて、ディーラー点検時などはそのデーターを読み取って調子の判断をするらしい。

そのデーターを取り出すOBDⅡと呼ばれる端子とレーダー探知機を接続すると、探知機

の画面に、加速度や燃費、エンジン負荷など20ほどのデーターを取り込む事が出来ると

言うのだから、オヤジが欲しくなるのは当然である。 また少し貯金は減ったがユピテル社

のSCR100WFと言う機種を通販で購入し、休みを利用して取付けを始めた。

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2013年10月 6日 (日)

若き日の想い出④

オヤジの後ろで聞こえた「休憩!休憩!」の声はどこか聴き覚えのある声だった。

振り返って見ると何とそこには折り畳み椅子に座った「西郷輝彦」さんがいたのである。

近くには、先日亡くなった坂口良子さんのデビュー当時の可愛らしい姿があった。 

日活のスターだった葉山良二さんもいた。 このロケは当時「江戸を斬る」と同じ時期に

少しの期間だけ放送された「新幹線公安官」と言うテレビ番組のロケだったのである。

状況がようやく理解出来た頃には恥ずかしさが込み上げて来たが、オヤジの目の前に

は、あの西郷輝彦さんが座っているのである。 私は思わず駈け寄って不手際をお詫び

した。 この時は特別の制止は無かったのですぐ目の前で話をする事が出来たが、私は

その時西郷さんが言った、「貴方のお陰で休憩が出来たよ!」の言葉が忘れられない。

当時の大スターの優しい一言にオヤジはすっかり舞い上がったのを今でも覚えている。

別れ際に私は思わず「越前さん見てますこれからも頑張って下さい」、と言ってしまった。

その時、西郷さんは、「エッ?もう一度?」、と返して来た。 よく考えたら「江戸を斬る」は

大岡越前さんではなく遠山の金さんだ。 オヤジは益々舞い上がってしまったのである。

「済みません、金さんでした」、と言うと西郷さんは「そうそう」と優しく笑った。

長々と書いた大スターとの思い掛けない出会いだが、オヤジには若き日の想い出として

大切なエピソードの1つになっている。

   

2013年10月 5日 (土)

若き日の想い出③

もったいぶった訳では無いが、色々と書いている内に本題が遅くなってしまった。

名古屋駅に出るため通路階段を上がろうとしたが、明らかに人の動きが止まっている。

止まっていると言うよりも止められている感じであったが、標識も案内も何も無かった。

よく見ると、無精髭をはやしたお兄さん2人が上がり口付近で「とうせんぼ」をしていたが

何故止めているかの説明もしないまま、ただチョット待って下さいの一点張りだ。

当時のオヤジは気が短く(今も短いが当時はもっと短かった)段々イライラして来た。

警察の様な拘束力も強制力も無い様な状態の制止には耐えきれず、「忙しいんじゃ!」

と言うなり制止を振り切り階段を一気に駆け上がって外に出た。

と、同時に黒服の男数人が私の目の前を慌ただしく走り過ぎた。  手には拳銃を持って

いる。 私はすぐに状況が呑み込めなかったが、咄嗟に「ヤバイ」と思い一瞬身構えた。

次の瞬間、「カット!」と言う大きな声が駅前広場に響いた。  

もう既にお判りだと思うが、私は映画ロケのまっただ中に飛び込んでしまったのである。

それならそれで下で説明をしてくれたらよかったのにと思ったが、迷惑を掛けてしまった

のは事実だ。  監督さんと思われる方から少しお叱りを受けたが、その時後ろの方から

「休憩!休憩!」の声が掛かった。

  

2013年10月 4日 (金)

若き日の想い出②

オヤジが最初に就職した会社の名古屋支店は中区丸の内にある。

最寄りのバス停は「桜通本町」、桜通りと魚の棚通りが交わる交差点から北の名古屋城

方向に2辻ほど入ったところだ。 当時、営業の得意先廻りのルートは自動車学校の検定

コースの様に大体決まっていた。 特に集金日などは、毎月ほぼ同じコースで廻った様に

思う。 その日は支店を出てまっすぐ西に向かった。堀川を渡り、西区円頓寺(えんどうじ)

の商店街を抜けて泥江町(ひじえちょう)の交差点まで来た。 ここまで得意先は既に3社

ほど廻っていたが、次の先は少し離れているので国鉄に乗るため名古屋駅に向かった。

泥江町から名古屋駅までは「ユニモール」と言う大きな地下商店街でつながっている。

当時は、本屋やカメラ店、王様のアイデアの店などでチョット時間をつぶした事もあったが

大体いつもこの辺りでお昼時になる。 私は当時「磯家」(現 鮪小屋)と言う鉄火丼の店が 

好きでよく入った。 焼津港から直送の新鮮なマグロを安く食べさせる店で、メニューの中

でもトロ鉄火丼が特に気に入っていた。 今は普通によくある店だが当時は珍しかった。

その日は懐具合がよかったのか、トロ鉄火W(トロが2段)を注文し、満腹で駅に向かった。

ユニモール地下街から 国鉄名古屋駅に抜ける通路でその事件は起こったが、前置きが

長過ぎたのでそのお話しは今度こそ次回にさせて頂く。

EndoujiUnimallMagurogoyaTekkadon

 

2013年10月 3日 (木)

若き日の想い出①

いまBS放送では懐かしい時代劇がたくさん放映されている。

亡くなった藤田まことさんが若かった頃の「必殺シリーズ」に始まり、里見浩太朗さんの

「長七郎江戸日記」や西郷輝彦さんの「江戸を斬る」などが目白押しだ。

中でもオヤジは「江戸を斬る」が大好きだ。 1977年頃からシリーズで始まった時代劇

だと記憶しているが、水戸黄門と同じ様に「善い人」が死なないところが良かった。

また初代御三家の1人、西郷輝彦さんが主演と言う事もあり、シリーズは何部にも渡っ

て放送される人気番組だった。 オヤジも毎週楽しみに見ていたのを思い出す。

この頃のオヤジは新婚ホヤホヤ、最初に就職した会社も数年経って、仕事にも少し慣

れて来た頃であったがノルマ、ノルマの毎日、営業カバンを提げて名古屋のお得意様

廻りをしていた。 そんなある日、ふとした事からオヤジは西郷輝彦さんと面白い出会い

をする事になるのだが、そのお話しはまた次回に...。  

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