私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2010年1月

2010年1月31日 (日)

中国あれこれ雑記帳⑥

7.中国のトイレ事情

前述の道路事情と同じ様に、中国のトイレ事情も昔と比べると最近は随分良くなってきた。

しかしながら日本人の感覚からすると、まだまだと言う部分も結構多いのが実情である。

ホテルや大きなレストランのトイレは別にして、我々が出張で訪れる工場関係のトイレ等は

このまだまだ、と言う部類の対象に入る処が多い。

移設や新設で、新しいく建てられた工場であっても、トイレが綺麗でない工場は結構多いの

である。 つい数年前までは工場のトイレと言えば、穴やカメにそのまま用を足していた処も

多かった事を思えば、これでもかなりの進展なのかも知れない。工場では出来るだけトイレ

に行かない様に生理的調整をするのも、私の中国出張テクニックの1つになっている。

また、中国のホテルは極めて大きなホテルでも、ほとんどウオッシュレットの設備は無い。

上海で、設置されていたホテルに宿泊したと言う情報を、得意先の方から戴いた事があった

が、私はまだその様なホテルに泊まった事が無い。 そのくらい設置頻度は低い様である。

最近、私たち日本人にはウオッシュレットがかなり普及し、ビジネスホテル等でもほとんどと

言って良いほど設置されているので、中国でこの設備が無いのは結構不自由である。

そこで、私は中国出張の時はいつも携帯用のウオッシュレットを持参する様にしている。

Keitai01

折りたたみ式で携帯に便利な上、単3のアルカリ乾電池1本で簡単に長時間作動する。

水漏れ防止対策が出来ているスライド式のタンクを伸ばして、上部の口からぬるま湯を入れ

てボタンを押せばノズルからシャワーが出る仕組みになっている。

水勢の調整も出来て、少ない回数で洗浄効果もあるので、私は結構重宝している。

洗浄トイレの設備の無い処へ出張される方には是非ともお薦めの一品である。

Keitai02 Keitai03 Keitai04 Keitai05

2010年1月28日 (木)

中国あれこれ雑記帳⑤

6.中国道路事情

中国の道路事情は急速に良くなっている。

出張に行くたびに新しい高速道路が誕生し、目的地までの時間がドンドン短くなって行く。

10年ぐらい前は、車の底を擦りながら腸が飛び出してしまいそうな悪路を長い時間掛けて

移動した事を思えば、今は本当に天国である。 

しかしながら、まだ中国は道路の管理と言う点では日本と比べると随分劣る。

高速道路の落下物などをそのまま長時間放置する様な事で渋滞や2次事故を起こす例が

見られる。 オリンピックを契機に取り締まりが強化され、都市部では少なくなった過積載も

地方ではまだ多く、いまだに車より大きい荷物を積んだトラックとすれ違う事がある。

積荷を路上に散乱させたまま横たわるトラックや、高さ制限の高架に積載荷物が激突して

いる光景を何度見た事だろうか。  中国人は自分より少しでも遅い車は必ず追い越す。

日本の様に、しばらく前の車に着いて走行しよう、などと言う事は絶対にしないのである。

しかも、濃い霧の中でもお構いなくだ。 アッ!もうダメだ、と思った事が何度あっただろう。

その点 私たちの中国パートナーの運転手は安全運転であり、運転も上手なので現地では

安心して車での移動を任せられる。  私は中国の工場を訪問したあと新鮮な記憶が失われ

ない間に長い移動時間を利用してレポートを書く事を習慣にしている。

写真の様に、自作のミニ机の上にパソコンをセットし、テンキーやマウスまで使用する事が

出来るのも、それだけ道路事情が良くなって来たのと、安全運転のお陰である。

Idoutsukue

2010年1月26日 (火)

中国あれこれ雑記帳④

5.中国料理のメニュー

日本人が中国で、中国料理のメニューを選ぶのはとても難しい。

しかも、正式のメニューは料理の写真掲載などは無くすべで漢字で書かれている。

その中から肉料理・魚料理・野菜料理・スープ類等を、偏らない様に選ばなくてはならない。

また、調理の仕方や食材の種類、更には甘い、辛い、酸っぱい、塩辛い、苦いなど、五味の

要素を加えたら、もの凄く多くの種類の中から選ばなくてはいけない事になる。

それらをバランス良く選び、お客に喜んで貰う料理を注文するのは相当難しい様に思う。

これが出来て一人前の食事の主催者になれるのであろう!

メニューの中に出て来る、一文字で調理方法を表す文字の代表は次の様なモノがある。

更にこれより細かい調理方法もあり、それらを含めると、かなりの数が存在する様である。

  

炒(チャオ) … 油の量を少なめにして短時間火を通す

焼(シャオ) … 煮る(焼くことではなく煮るという意味)

爆(パオ)  … 「炒」よりもさらに強火で一気に炒める

炸(ヂャ)   … 天ぷらの様に多量の油で揚げる

蒸(ズェン)  … 蒸す、蒸かす

(カオ)    … 直火で炙り焼く

燜(メヌ)    … 煮込む

  

中国料理は食材を大切にする。有名な産地の食材などは盛り付けられた皿の縁に生産地

と、それが如何に有名な食材かを説明する文面の紙が貼られている事がある。

また、海鮮料理などで主催者が直接水槽から選んだ魚類は、調理する前にバケツに入れて

食卓まで確認の為に見せに来る。 主催者が間違いないと言ってから調理するのである。

中国人は4つ足のモノは机以外、飛ぶモノは飛行機以外全て食材にする、と言うことわざが

あるほど、何でも食べる。 また動物食材の様々な部位をそのまま盛り付ける習慣がある。

今回、野鴨と鶏の料理で、写真の様な盛り付けが出たが、日本ではこの様な例が無いので

正直なところ少し引いてしまった次第である。

Wilddack Niwatori

2010年1月25日 (月)

中国あれこれ雑記帳③

4.中国人とお酒②

中国の代表的なお酒として白酒、黄酒に次いで今日は啤酒(ビール)について話したい。

私はビール党なので、食事の時に飲む中国ビールの味は毎回とても気になる。

しかしながら、中国ではまだ「これは旨い」と言うビールにお目に掛かった事が無い。

喉が渇く暑い季節は別にして、寒い季節に飲む中国ビールは、正直あまり美味しくない。

中国のビールと言えば、北京の「燕京ビール」、山東省青島の「青島ビール」、了寧省瀋陽

の華潤ビール(雪花)の3つが有名だが、白酒や黄酒と同様、中国全土に渡ってその土地

の地ビールがあり、その数は極めて多い様だ。

Tsingtao01 Tsingtao02 Yenkyo Yukibana

3大ビールの内、青島ビールは日本のアサヒビールと技術提携している事もあり日本人に

とっては親しみがあり、また日本人に一番多く飲まれている中国ビールだろう。

北京の燕京ビールも青島ビールに次いで、そこそこ人気があるビールの様だ。

私も、この2つの内のいずれかのビールが飲める場合は、少しはホッとする。

ただ、瀋陽の雪花ビールは、私の知る限り日本人にはあまり人気が無い様である。

中国では本来ビールを冷やすと言う習慣が無く、大きな街は別にして地方のレストランでは

真夏でも生温いビールを飲まなくてはならない。

冷えていない上に、まずい地ビールなどが出た場合は、本当にガッカリする事がある。

中国の酒屋で、日本では考えられない様な変わった光景を目の当たりにした。

何と、生ビールをスーパーの買い物袋の様なポリエチレンの手提げ袋に直接販売している

のである。 どうやって飲むのだろう? 炭酸が抜けないだろうか? など色々な事を考えて

しまうが、本当に処変われば何とかである。

Tsingtao03

さて、これから中国でどの様なビールが誕生して来るか、ビール好きの私は楽しみである。

  

2010年1月24日 (日)

中国あれこれ雑記帳②

3.中国人とお酒①

中国人は日本人と比べると酒好きな人が多く、また食事と一緒に飲む事を大切にしている。

宴は、まず円卓に着席したら、主催者から「酒は何にしますか?」の言葉で始まる。

Drink01

私の様にモノを頂戴する立場であれば、「ビール」とか体調が悪い時などはノンアルコール

類をリクエストする事も出来るが、逆の立場の方は戴く酒に選択の余地はないとも聞く。

最近は健康趣向から「葡萄酒」がだいぶ普及して来たが、中国で酒と言えば高粱を主原料

にした白酒(パイチュウ)、もち米を主原料にした黄酒(ホワンチュウ)、そしてビ-ルの3つ

に大きく分ける事が出来る。 しかし、それぞれの酒はその産地やメーカーによって多数が

存在し、訪問する先々で次々に違った銘柄を目にする。

更に、アルコール度数の違いや、寝かせた年数などを加えると、無数に近い事だろう!

一般的に、気温の低い中国北部ではアルコール度数が高くて体を温めてくれる「白酒」が、

上海近くまで南下して来ると、産地の関係から「黄酒」が飲まれる事が多くなる様である。

黄酒とは、透明の白酒に対して褐色の酒に付けられた通称であり、「紹興酒」の事である。

紹興酒は浙江省の「紹興」がその主産地であり、私でも判る美味しい紹興酒が沢山ある。

又この紹興酒を長期熟成したモノが通称「老酒」と呼ばれ、別の酒を意味する名ではない。

アルコール度数も白酒の38度~53度ほどから比べると日本酒と同じ16度ぐらいと低い。

私の様にアルコールに弱い者は、「黄酒」が出るとホッとするのが正直なところである。

中国人は、地元の銘酒をとても自慢する。 レストランにそのお好みの銘酒を置いていない

場合は、わざわざ主催者が買って来て、持ち込みをしてまで飲ませてくれる事がある。

私は酒の味は判らないが、判る方が飲めば、その様な酒は自慢するだけの差がある様だ。

中国は「偽物」でも大国だが、酒の世界でもご多分に洩れず偽物が存在する様である。

銘酒の空瓶にマガイモノを充填して売られている事も多いので、その対策も施されている。

写真でもお解り頂けると思うが、陶器瓶の場合は瓶の口の部分の陶器を折ってから注ぐ。

つまり、飲用する顧客自身が封印部分を切る事で、本物である事を認識させているのだ。

また、ガラス瓶の場合は逆注入防止用の樹脂を瓶の注ぎ口部分に溶着させている。

この樹脂は容易に取れない様に出来ていて、酒を注ぐ事は出来ても、外から瓶の中には

偽物の酒を入れる事が出来ない仕組みになっているのである。

酒1つを取ってみても、日本とは違った「スゴイ」部分が見えて来るので中国は面白い。

Sake01 Sake02 Sake03 Sake04

2010年1月23日 (土)

中国あれこれ雑記帳①

今回も、「冬の中国商務紀行」の中では書かなかった中国出張中の出来事や日本とは違う

習慣などを、思い出話しを含めて話してみたい。

1.飯店と酒店

中国のホテルには「XX飯店」とか「XX酒店」と言う名前が必ずついている。

これは、昔は今と違って食事と酒はその土地の宿泊所(宿)でしか提供していなかった事に

よる名残と聞いた。 最近、街には沢山の食堂があるが、ちょっと田舎の方まで行くと食事を

する場所に困る事も結構多い。 そんな時は小さくても、その土地のホテルまで出向いたら

ほとんどの場合食事が出来る。 この様なところに本当の名前の「謂われ」を感じる。

2.食事の習慣

皆さんご存じの通り、中国での食事は大勢で円卓を囲んで、ワイワイ騒ぎながら行う。

人数が多いほど宴の格式が高くなる様で、私たちが行くと、主催者の会社関係のみならず

友人や、地元の名士(市長や共産党のお偉いさん)などを招待している事もたまにある。

そんな方達と食事をするのは嫌では無いが、目と目が合う度に、乾杯!乾杯!で杯を交わ

すのは、酒に弱い者として結構キツイ。 ビールならまだしも、50度を超える様な「白酒」で

交わしたら、その晩私は必ず死に至るだろう! とにかく中国人は酒に強い民族である。

Restaurant01 Restaurant02 Restaurant03 Restaurant04   

中国で食事をする場所も、個室の場合は日本と同じ様に「上座」と「下座」がある。

中国の場合、部屋の入り口から一番遠い上座には、その宴会の主催者が座るルールだ。

招待された客は主賓から順に、主催者の左右に順番に座って行くのが一般的である。

時によっては、我々招待客を主催者の場所に座らせてくれる場合がある。

部屋に入ると、円卓には既に酒のグラスや、料理の取り皿等がセットされているが、その中

に混じってナプキンが綺麗な形で置かれている。 他のナプキンと違って一際いきり立って

置かれているナプキンの場所が、主催者の座る場所を示している。

また、ナプキンの使い方としては、直接膝の上に敷かずに、料理の取り皿を重しにする様に

皿の下から膝の上に掛けて斜めに敷くのが一般的なマナーの様である。

  

2010年1月19日 (火)

冬の中国商務紀行⑧

上海で帰国の朝をむかえた。 長旅の様に思われる出張も過ぎてみれば速いものだ。

上海の天気は薄曇り、気温は高めの様だ。 ホテルの窓からは、通勤の車の行き交いと

遠くには、東方明珠塔が霞んで見えている。 今日は霧は出ていない。

Shanghai01 Shanghai02 Shanghai03 Shanghai04

以前は上海の中心部の賑やかな場所に宿泊していたが、便利な反面何処に行くにしても

渋滞に遭う様になり、最近は上海空港迄の時間が読める浦東地区に宿をとる様になった。

少し遅めの朝食を終えて部屋に帰りメールを確認。 さあ!あとは荷物の整理である。

日本時間の11時30分にタクシーでホテルを出発し、上海浦東国際空港に向かう。

空港までの道路も整備され、新しい路が出来たので今までとは違ったルートになった。

渋滞も無く余裕を持って空港に到着、JALのカウンターでチェックインのあと、出国審査と

セキュリティも無事通過する。 あとは飛行機に乗るだけである。

その前に、空港内のレストランで「アサヒスーパードライ」をグイッと一杯。 

あ~あ、たまらない。 やはり日本のビールは本当に旨い。 まさに至福のひとときである。

休憩のあと、免税店をさまよっていたら、いつの間にか搭乗時間になった。

現地時間の13時35分(日本時間14時35分)JAL794便は26番スポットを離れ台湾の

長榮航空(エバー航空)のジャンボ機に続いて、ほぼ定刻に上海国際空港を離陸した。

Shanghai05 Shanghai06 Shanghai07 Shanghai08

奇しくもこのあと、高度1000万メートルの上空で、JALが会社更生法を提出したのを知る

事になった。

  

2010年1月18日 (月)

冬の中国商務紀行⑦

杭州湾上虞工業園区のホテルで7日目の朝をむかえた。

カーテンを開けてビックリである。 今日もミルクの中にいるような霧が出ている。

思わず、ガラスの曇りかと思い、窓ガラスを擦ってしまうほどである。

昨日も書いたが、中国の霧はやはり半端では無い。 このシーズンの出張は出来る事なら

控えた方が良いかも知れない。  多分今日も各地で、高速道路の通行止めや、飛行機の

欠航等が起きているだろうな、と思いながら朝食に向かった。

今日のホテルの朝食は立派なバイキングなのだが、お粥にトッピングする「塩蛋」が無い。

仕方なく「茶蛋」(ゆで卵)と塩で代用する。 大きなホテルでも塩蛋(アヒルの卵の塩付け)

をトッピング食料として置いていないとろがある。 中国での朝食は、お粥と蒸かし饅頭で済

ます事が多い私は、時々残念な思いをしている。

Shiotamago_2 Fukashi01 Fukashi02 Fukashi03

反面、何処に行っても、いつの季節でも私の好物の西瓜がデザートにあるのは嬉しい。

中国は国土が広いので西瓜はいつの季節も国の何処かで栽培されているのだろう!

その西瓜を食べる頃、気が付けば外の霧は晴れ掛かって来ていた。 ヤレヤレである。

本日は「上虞」と「紹興」の2社の工場を訪問し、昼食後最終目的地の「上海」に向かった。

中国に到着した頃の寒波も気が付けば去って、出張後半は暖かい日が続いている。

今日は移動中の車の中などでは少し汗ばむ様な陽気になっている。

上海に近付くにつれ、車の数は多くなってきたが、上海万博に向けて新しい道路が出来て

緩和されたのか、以前の様な猛烈な渋滞も無く夕刻無事に上海のホテルに到着した。

出張も無事予定通り消化し、いよいよ明日は帰国である。

   

2010年1月17日 (日)

冬の中国商務紀行⑥

江西省「九江」の朝を迎えた。 天気は曇りの様だが今朝は深い霧に覆われている。

ホテルの窓の下は湖になっているが、今日は水面も対岸の景色も霧でよく見えない。

この後、この霧が今日のアクシデントの始まりになるとは、その時はまだ知らなかった。

8時半にホテルを出発。 今日は浙江省の杭州湾工業園まで向かう長い道のりである。

時間にして速くても6時間ぐらい掛かるので、覚悟して車に乗車した。

第1のアクシデントは九江から高速道路に入ってすぐの事だった。

高速道路内の車が順に停車してしまって、全く動く気配が無い。 運転手も同乗者達も皆

車外に出て来て、お互いに霧で見えにくい前方を心配そうに見ている。

情報によると、やはり霧のため通行止めとの事。日本ならこの様な時は高速道路に進入

する前に規制するが、中国では高速に入ってからの規制で、その違いを感じる。

結局、2時間の通行止めを食らってしまった。 霧と言うのは不思議なモノで、晴れ出すと

一気に何事も無かったかの様に見通しが良くなる。 中国の霧はとにかく深い、私の理論

では空気中に汚れの粒子が多く、それが核となって水蒸気が着くので深いモノになる様な

気がするのだが、当たらずとも遠からずでは無いだろうか?

少し遅れを取ってしまったが、これで一安心である。 再び走行開始だ。

Fog01 Fog02 Fog03 Fog04

快調に走って陶器の里「景徳鎮」のサービスエリアで昼食を食べる。

ここの食堂は、たくさんの料理の中から肉料理2品、野菜料理3品を選択し、スープと御飯

が付いて25元(約350円)である。 写真の様に結構なボリウムである。 

長い道中も終わりに近づき、午後5時頃には訪問先の工場に着けるメドが立った。

その時、第2のアクシデントが発生、ダダダダと言う音と共に猛烈な振動が車内に伝わる。

何事かと思ったら、車の右後方のタイヤがバーストしていたのである。 

すぐに車を高速道路の待避所に入れてタイヤを交換。 ともかく事故にならずにホッとする。

結局、本日の工場訪問は明日に変更し、浙江省「上虞」のホテルにチェックインした。

今日は、2つの思わぬアクシデントがあったが、皆に怪我が無かった事が何よりであった。

Lunch Panku01 Panku02 Panku03  

2010年1月16日 (土)

冬の中国商務紀行⑤

今日は武漢郊外の黄石から高速道路を通って江西省の「九江」と言う街まで来ている。

今回の出張も半分を過ぎて残りの日にちの方が少なくなって来た。

昨晩の内に雨は上がり、朝方は曇り空であったが、昼頃からは道中で日も差して来た。

寒波は過ぎ去ったのか、気温は意外と暖かくて、大阪と同じぐらいの感じであろうか?

夜、今日は土曜日でメールも少ないだろうと思いながらホテルの部屋でパソコンを立ち上

げたところインターネットの接続が出来ない。 どうもネットワークの故障の様である。

こんな事もあるだろうと、はるばる日本から持参したLAN接続試験器で検査を開始。

やはり、カテゴリーケーブルの1つの線が断線している。 

私は過去の教訓から中国に来る時は、パソコンにどんな事態が発生しても大抵の事には

対応出来る様に準備しており、周辺機器等も全てリカバリー用に複数個を用意している。 

ハードディスクのクラッシュにも対応できる様、起動出来る予備ディスクを持参している。 

さらに簡単な修理用具もあり、これらを使用しなくては重たい思いをしている意味がない。

幸いにも今日のホテルは、ネットワークの線を壁の中では無く絨毯の下を通しているので

見つける事が出来た。 結局、主線と支線の接続のところでの接触不良であった。

このホテルでは前にも同じ様な修理をした事がある。 2回目ともなるといささか腹が立つ。

いずれにしろ、事無きを得て、今日のブログも掲載出来た次第である。

Network01 Network02