2009年末に思う
今年も残り少なくなった。
御用納めも終わり、年末年始の休暇に入った。
今改めて2009年を振り返る時、今年は本当に大変な1年であったとつくづく思う。
製品が売れない、従って原材料の買いが無い、約3ヶ月に渡る工場の稼働停止等、かつて
経験をした事の無い会社の状態に、正直不安を隠しきれなかった。
ただ一つ救いであったのは、この状態は我々の会社だけでは無いと言う事実だが、それで
企業の存続が保障されるモノではない。 トップダウンの思い切った節約化推進と春先から
の景気好転で、数字はV字回復し、8月から始まった新期はおかげで好調に推移している。
しかし世の中全体はまだ十分な景気回復はしておらず近い内に2番底があるかも知れない
などと言う話しを聞くと、まだまだ不安になる部分があるのが正直なところである。
時代は「エコ」と言う大前提に向かって間違いなく動き出している。
今の景気回復の糸口は、この「エコ」特需にあるモノと私は思っているが、早くその時が来て
欲しいモノである。 来年2010年は私の干支である「寅」年である。
不景気に対して牙をむき、立ち向かえる様な活気のある年にしなければ、と思っている。
我が家としては、今年もこれと言って特記するような事も無く平凡な1年であったが、これこそ
私は何事にも変えられない有り難い1年であったと感謝している。
しかしながら、この年末・年始の休みは、気が付けば終始 「ニトリの椅子」の上で過ごしたと
言う事だけにはならない様にしたいと思っている。 皆さんも良いお年をお迎え下さい。