私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2009年11月

2009年11月29日 (日)

京都の秋

紅葉を見に京都へ出掛けた。

例年は家内と一緒に出掛けるが、今年は太り過ぎからか膝を痛め長時間の歩行が困難で

あるとの理由で断念したので、会社の仲間と二人で出かけた。

JR高槻駅から阪急京都線に乗り換えて桂駅まで向かい、更に嵐山線に乗り換えて阪急の

嵐山駅に到着した。 茨木からさほど離れていない距離ではあるが自宅を出る時と比べる

と気温は少し下がっている様である。 駅を降りて先ずは人の多さに驚いた。

渡月橋は片側通行で、まさに牛歩戦術の時の様な歩みになって、なかなか前に進めない。

北に向かう流れの一団から抜け出す迄およそ30分ぐらは掛かっただろうか?

昼食迄にはまだ少し時間があったので先ず私達は嵯峨野の有名寺の中で最も北西にある

「化野念仏寺」に向かう事にした。 途中、「落柿舎」を見て、更に20分ほど歩いて到着。

化野(あだしの)念仏寺は数多くの無縁仏さんをお祀りしている事で有名なお寺である。

夜に石仏の頭にロウソクを灯す「千灯供養」はテレビなどでもよく見掛ける。

正直紅葉の方は、既に苔むす地面に落ちたモノも多かったがそこは京都、木々の多さから

今が盛りと真っ赤に燃える枝葉もあり、思わず感嘆の声を上げてしまう景観であった。

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念仏寺を出る頃、ちょうどいい時間になったので、目的の食事処へ向かう事にした。

毎年、この時ぐらいは京都らしい食事をしたいと京料理のお弁当を出すお店に決めている。

今年も綺麗なお弁当を、お昼からビール付きで戴く事が出来た。 健康に感謝である。

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食後は、常寂光寺 ・ 祇王寺 ・ 二尊院と廻り、お寺による微妙な紅葉の違いを鑑賞した。

更に、少し離れた大覚寺にも足を向けた。 大覚寺は建家内の回廊散策が出来るお寺だ。

暴れん坊将軍などの時代劇のロケにも利用されており、テレビ画面を通じて馴染みの場所

も多い。 今回はちょうどイベントで、十二単など平安衣装をまとった人を境内のあちこちで

見掛けた。 大覚寺の景観とマッチし、「絵」になる事から観光客のカメラの的になっていた。 

確かに「大沢の池」での船遊びの風景などは、平安絵巻を見ている様で風流な感じだ。

お天気にも恵まれ、秋の京都を十分に楽しんだ一日であった。

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2009年11月11日 (水)

故郷の街②

最近、「ウエルかめ」と言う、徳島が舞台になっているNHKの朝の連続ドラマが放送されて

いる。  出演の俳優さんが「阿波弁」を喋るが、どうも本格的な阿波弁とは言えず、阿波風

関西弁と言った方が正確な発音になっている。

言葉づかいは阿波弁でもアクセントが違うのでどうもムズ痒くて仕方がない。

我々もドラマで俳優さんが喋る様々な土地の方言を聞くが、地元の方が聞いたら同じ様な

感覚なのだろうな、と思うのである。

しかし、徳島で沢山のロケを敢行したのか、ドラマの至る所で故郷の懐かしい町並や景色

が見られるのは、なかなか良いモノである。

その街も、私がいた学生の頃とは様相が大きく変わった。

先日、量販店では販売されていないモノを求めて久々に自転車で街の中心に出掛けた。

「新町」と言って、阿波踊りの時などは徳島で一番賑やかで、活気づく場所である。

しかるに、日曜日と言うのに、ほとんどの店がシャッターを下ろしてひっそりとしている。

我が故郷の街ながら、一抹の寂しさを感じずにはいられなかった。

様々な量販店が次々と郊外に出来て、便利にはなっている様ではあるが昔から馴染んだ

街が、阿波踊りの一時期しか活気を見せないのは県人としては残念な気がする。

 

2009年11月10日 (火)

故郷の街①

両親の高齢化に伴い故郷の徳島に帰る機会が多くなった。

ETC休日割引を利用して土日祝日に移動すれば自宅から片道¥2050で行ける。

以前は片道¥8000程掛かっていたので、往復するだけで大変であった事を考えると随分

安くに行けるようになり、有り難い限りである。

天気の良い日は淡路島を縦断する本四連絡の高速道路は、とてものどかである。

淡路ハイウエイオアシスで明石海峡大橋を眺めながらの休憩は運転の疲れを癒してくれる。

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淡路島の縦断は土日祝日でも大きな渋滞が少なくて、普通に走っても1時間は掛からない。

南淡路を通過し、大鳴門橋が見えてくると我が故郷「徳島」である。

鳴門インターを降り、国道11号線に出ると徳島市街までは約30分の道のりである。

四国三郎と呼ばれる一級河川「吉野川」を渡る頃、右前方に先頃映画で有名になった眉山

が大きく見えて来る。 この山を見ると、やはり故郷にモンテキタ (戻って来た)、と言う気に

なるから不思議である。 ココまで来ると実家まではあと数分の距離である。