無線オヤジのＣＱレポート

昨晩は韓国の取引先と夕食をご一緒した。

韓式のお店にて、韓国語で「王様のお鍋」と言う名前の鍋料理を頂いた。

まさにＴＶドラマ「チャングムの誓い」の中で王様が食していた様な雰囲気のお鍋料理であった。

お肉から山海の珍味や野菜が入った、日本で言うところの寄せ鍋の様なモノで美味しかった。

３日ほどの滞在はアッと言う間に過ぎ去り、本日はホテルをあとにして仁川空港に向かった。

今日はクリスマスイヴである。　空港内もクリスマスモード一色で華やいでいた。

韓国はキリスト教信者の方が多く日本以上にクリスマスは盛り上がるそうで、明日２５日は会社

はお休みになるとの事である。　免税店の華やかなイルミネーションを見ながらスポットに向け

て足を運んだ。　定刻より少し遅れて帰り便は仁川空港の１５Ｒ滑走路を離陸した。

機内で関西空港の気温は９℃と報じられた。　やはり大阪は暖かいとつくづく感じた次第である。

韓国２日目の昼食は、仁川空港に近い西海岸の「オイド」と言う地名の場所で取った。

オイドとは大阪弁で「お尻」の事だと言う説明で少しの間、話しを盛り上げる事が出来た。

実際、韓国語には「うどん」・「おでん」・「到着」など日本と共通で使用できる単語がたくさんあり

親しみやすさがある。　話はオイドに戻るが、この辺は海岸沿いに新鮮な海の幸を食べさせる

店が軒を連ねて、客引き合戦を行っている。　日本の観光地でもよく見掛ける風景である。

今はちょうど季節的にフグの時期だと言う事で一軒のふぐ専門店に入った。

日本でもお馴染みの「てっちり」を注文した。　お鍋には芋の茎の様な野菜がフグと一緒に大量

に入っており、日本の「てっちり」とは様相が違っていたが、暖かいオンドルの上で熱々の鍋に

舌鼓を打ち、汗をかきながら美味しく食べた。　ちなみにお値段は一人前でＷ２５０００、日本円

で約￥１９００程であった。　まさに円高様々である。

昨日より出張で韓国のソウルに来ている。

寒いだろうと予想していたが、今朝の気温は氷点下８℃との情報である。

大阪、いや福井でも私は久しく体験した事の無い寒さである。　歩いていても耳が痛くなる程だ。

昨晩から少し雪が舞い、今朝はうっすらと積雪している。　明日の晩ならばホワイトクリスマスで

ムードは最高潮だろう。　この分なら期待出来そうであるが、私はクリスマスの日は日本である。

現在、ソウルの中心から漢江を渡って南に位置する江南地区のホテルに宿泊している。

廻りにはマンション群も多くて良いところであるが、食事や買い物は少し不便な気がする。

しかし、韓国の近年の発展は素晴らしくて、地下鉄の路線も数年で大きく拡張されており、東京

と同じように地下鉄でソウル市内とその近郊の地域に移動出来るので便利である。

昨晩は「明洞」まで出掛けて、人混みの中でソウルの師走を味わってみた。　凄いパワーだ。

現在は、円高、ウォン安で、買い物１つにしても、相当なメリットが生じており、通りの至る所で

おばちゃん達の日本語が飛びかっており、本当にここは韓国だろうかと疑うほどであった。

　← ホテルの窓から見たソウルの朝

１２月も中旬を迎え、今年も残り少なくなって来た。

少し前の話しになるが、今年は１１月に紅葉を見に２度ほど京都に出掛けた。

住まいの関係から京都へは簡単に出掛けられるハズが毎年紅葉の頃に行くだけになっている。

しかし、さすがに京都である。　人も多いがここでは至るところで日本の秋を見る事が出来た。

１回目は京都駅から地下鉄で「蹴上」まで向かい、徒歩で南禅寺から禅林寺（永観堂）を経由し

哲学の道を通って銀閣寺に抜けた。　次にバスで金閣寺に向かい、その後に北野白梅町から

京福電鉄で嵐山まで行った。　嵐山では常寂光寺・落柿舎・二尊院などを廻った。

日没頃には少し離れた大覚寺まで移動して、時代劇のロケでよく利用されるお寺のライトアップ

した姿を見る事が出来た。　広沢池を背景にした夜のお寺も、趣が有りとても良かった。

２回目は阪急電車で大宮まで行き、京福電鉄の四条大宮から嵐電嵯峨まで向かった。

嵐電嵯峨で下車し、ＪＲのトロッコ嵯峨駅からトロッコ電車で亀岡まで行った。

保津峡の紅葉は最高で、この上ない美しさであった。

帰路はトロッコ嵐山で下車し、祇王寺・化野念仏寺を廻って、ＪＲ嵯峨野山陰線で京都に向けた。

二条駅で途中下車し、二条城を散策した。　ここの庭園もまた素晴らしいの一言であった。

今回は巡回ルートのみの説明にとどめて、何枚かの綺麗な画像をご覧頂きたい。

本当に京都の秋は日本の秋と言っても過言では無いのではないだろうか？