出て来た不都合
緊急事態宣言が解除され始めて以降、テレビの報道内容も徐々に変化を見せて
来た。その傾向は対象的なモノが多く、感染を覚悟で懸命に治療に取り組んで
いる医療関係者や、ボランティアが紹介される一方で、依然として十分な対応
がなされていないPCR検査の実情や、再び3密の状態に逆戻りをした現場が
映し出されている。混乱に乗じたトラブルも多く、品薄が解消され始めた中国
製マスクの不良や、高純度と偽って販売したアルコール消毒液など、細かい事
を言い出すとキリがないほどだ。何よりも、こんな状況になってもまだ全国に
行き渡っていないアベノマスクと、インターネット申請を中止する地域が出る
ほど混乱している特別定額給付金問題の二つはいただけない。どんなしがらみ
が有って配布を決めたのかは知らないが、これまでの学園問題、桜問題と同様
に個人的なつながりを疑わせる要因として、あのマスクは本人しかしていない。
国を挙げて行っている事業に対して、他の大臣たちは誰もあのマスクを着けて
いない。会社なら背任行為だ。ある意味、これが全てを物語っている気がする。
多額の税金を掛け、今ではほとんどの国民が欲しがっていないマスク、更なる
検品に追加で8億円の税金と大人数を使うと言う。もういい加減にして欲しい。
特別定額給付金にしてもそうだ。オヤジは申請が終わったものの本当に入金が
有るのか心配だ。書面でも申請したらダブって入金されるのなら良いが、逆の
結果ならたまったモノではない。第一あんな面倒なシステムにするから大勢が
間違って混乱するのだ。金を徴収する時はいとも簡単に、支払う時には手間を
掛け過ぎる習慣が招いたツケだ。しかしもっと苦労すれば良い。苦労しないと
君らは「合理化」と言う無駄遣い解消に踏み切れない。もっと苦労してそれに
早く気づけ。但し、今回の給付金は間違いなく入金される事を願っているぞ!