オヤジ眼鏡を買う
オヤジが何年振りかで眼鏡を買い替えた。 最近、余程細かいモノを見る時以外は
老眼鏡が要らなくなったと喜んでいたところ、逆に遠くが見えなくなってしまった。
部屋の端にある時計の文字盤がかすんだり、夜に車を運転するとライトが拡散して
とても危なくなって来た。 毎日のパソコン業務が影響している様で一種の職業病だ。
そこで久々に眼鏡を替える事にしたわけであるが、数年間でも眼鏡業界に携わって
いたお蔭で、オヤジには福井で買った renoma の高級チタンフレームがある。
確かメーカーはサンリーブ眼鏡だったと思うが購入当時は結構高かった記憶がある。
当時は上代価格とメーカー出し価格に大きな差があり、眼鏡業界は何故こんなにも
クレイジーなのか? と思ったものだが、最近は眼鏡市場や JINS、Zoff などの出現
によって、ようやく流通がまともになって来た感じがする。 そこそこの眼鏡がレンズ
込みで5千円~1万円で作れるのである。 ただ前述の様な理由から、眼科で検眼を
して貰ったオヤジは、処方箋を持参してレンズだけの交換でJINSに向かった。
しかし、出来上がった眼鏡はまったくのデタラメで、良く見えるどころがクラクラする。
原因は、眼科で30分ほど掛け丁寧に検眼してくれたのは良かったが、時間の掛け過
ぎて逆に目が変になってしまったのだ。 必ずしも医者の方が良いとは言えない様だ。
そのままOKしたオヤジもオヤジだが、乱視の軸もズレたとんでもない眼鏡になった。
結局、再度JINSで検眼して貰い、もう1つ別の眼鏡を作る事になってしまった。
高級チタン枠は温存する形になったが、おかげでスッキリと遠くが見える様になった。