私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

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2010年6月

2010年6月28日 (月)

BSアンテナ設置日記

徳島のテレビは民放局では四国放送1社しかない。

従ってテレビのローカル放送局はNHKの総合と教育の2つを入れても3局である。

昔から徳島の各家は、5.5mのコンジットパイプを2本ほどつないだ上に取り付けた地上高

の高い、またエレメント数の多いテレビアンテナを大阪方面に向けて電波を拾っていた。

その為チャンネルは大阪と同じ数だけ番組を見る事は出来たが、電波が遠いので映りは

あまり良くなかった。 また台風が来る度に屋根のアンテナが倒壊する事も多かった。

そこで、都会と比べるとケーブルテレビの普及が早く、私の実家などても随分前から導入

されていた。 今回の引っ越しに伴い、新しい住居ではどの様な共聴の設備が入っている

のかを確かめて見たところ、共益費に含まれる形で地上波デジタルが配信がされていた。

しかしながら、BS放送は受信出来ず、希望者はケーブルテレビまで連絡されたしとの事。

やはり、ここでもケーブルテレビが共聴設備を仕切っている事が明らかになった。

大阪に在住中はマンションの普通の共聴端子から地上波デジタルもBSハイビジョンも全

て見る事が出来たので、この点では良い処に住んでいたモノだと改めて実感した次第だ。

BSを追加で見る為の金額的な部分は大した事はなかったが各テレビごとにケーブル用

の操作BOXが取り付けられ、操作もテレビのチャンネルと、別のチャンネルの2つで複雑

な操作をしなければならないと聞いた。 

そこで、私は迷わずマンションのベランダにBS放送専用のパラボラアンテナを上げる事を

決め、郊外の家電量販店に向かった。

私もアマチュア無線のアンテナをはじめ、過去に数々のアンテナを上げて来たがBS専用

のアンテナを上げるのは初めてあった。 組み立ては至って簡単で少し拍子抜けだった。

しかしそこはBS放送、地球から遙か遠くにある衛生から送られて来る電波をスポットで受

ける為の微調整は半端ではなく、東西南北の方向に加え、仰角の調整はほんの少しズレ

ただけで映像が映らなくなる。 最高の信号レベル迄調整するには結構時間が掛かった。

結果は大成功! 大雨の時に少しデジタルノイズが出るが、通常は完璧に受信している。

成功は嬉しいが、このアンテナを見つけて近々NHKの来訪があるだろう点は嬉しくない。

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2010年6月27日 (日)

こんな処に住みます。

長い時間を要したが、 引っ越しもようやく一段落した。

まだまだ整理が必要な場所もあるが、私の部屋は何とか元の状態に戻った様だ。   

部屋から出るか?部屋に入るか? と心配したニトリの椅子も無事に移動が出来て新しい

部屋に鎮座している。 その割に大阪の時よりスペースが少し広くなった感じで私としては

喜んでいる。 徳島での住居を決めに来た時も、引っ越してから以降もゆっくりと見る事が

無かった住居廻りの環境もようやく少しずつ見え始めて来た。

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私が18歳で徳島を離れてから42年が過ぎたが、この間徳島の中心から郊外に掛けての

発展は著しく、田畑しか無かった様な地域にも大型量販店が出来、休日には車の渋滞が

出来るほどになっている。 地元の者に言わせると、徳島は政治的にはこれと言った大きな

設備の建設や整備は無かったが、水際公園と言われる川廻りの整備には力を入れている

と聞いた。 徳島市には、その幾つもの地域を地図上で島の如くしてしまう様に川が縦横に

流れている。 そのそれぞれの川に添って水面近く迄行ける道を築いて整備をし、地元では

水際公園と称している。  実際この公園は散歩やランニングをする人たちで賑わい、観光に

来られた方々にも奇麗で良い印象を与えている様である。

私の新しい住居も川の近くにあり、この水際公園の1つになっている。

特に、近くには徳島県庁がある事から、住居の周辺は「ケンチョピア」と呼ばれている。

海からも近いケンチョピアはヨットやクルーザーの停泊地にもなっていて天気の良い日など

は、どこか異国の雰囲気を漂わせる。

公園からはワシントンパーム椰子の木越しにマンションが見え、南国情緒は満点である。

我が故郷ながら実に良いところに引っ越して来たと内心少し嬉しくなった次第である。

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2010年6月17日 (木)

引っ越し奮闘記

いやー!参った参った。

5月の末に掲載して以来、気が付けばもう6月も中旬、今月最初の書き込みになった。

この半月は引っ越しで、正直なところとてもブログを書いている時間など無かった。

私も過去何回か引っ越しの経験をしているが今回ほど大変な引っ越しは初めてだった。

しかし、これは引っ越し自体のレベルでは無くて自分がそれだけ年を取ったと言う事だ。

荷物の整理は思う様に出来ず、体力の衰えで整理した段ボール箱の移動には時間が掛

かり、必要なモノを何処に入れたのかを直ぐに思い出せない。 こんな日が暫く続いた。

直近では平成10年と12年に2回引っ越しを行ったが、その時迄はこんな事は無かった。

私も当時から比べると体重を15キロぐらい絞ったので、同時に体力も落とした様である。

そんな状態の中、6月1日に大阪で荷物を送り出し、翌2日に徳島で荷物を受けた。

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荷物を送り出した後の大阪の部屋は、こんなにも広かったのかと思うと同時に、少し寂し

かった。 また新しい徳島の部屋は夫婦2人にちょうど良いかと思ったが運び込まれて来

る荷物で、すぐさま足の踏み場さえも無くなってしまう始末である。

毎日少しずつ整理して行ったが、結局のところ今現在でも、まだお客さんに来て頂ける様

な状態にはなっていない。

長年使用していなかった趣味のモノは思い切って処分したので、私の部屋は以前と比べ

ると少し広くなった気がする。 今回どうしても捨てる事が出来なかった思い出のグッズは

貰って頂ける方がいて再婚が出来たので喜んでいる。

パソコン環境はマンションに光回線が入っていたので高速で接続が出来て快適である。

最後に1つ、引っ越しの運送屋は、送り出す地域と受ける地域の双方に店がある業者に

するべきである。 当初、徳島で発生する梱包用の空ダンボールは引っ越し屋が引き取る

と言う事になっていたが、最終的に徳島には引っ越し屋の店が無いとの理由で、引き取り

は非常に難しい状況になってしまったのである。

徳島での新しい環境についてはこれから少しずつお話して行きたい。

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