役に立ったハンドメイド品
中国から帰国して数日が過ぎた。
土日の休みもあったので、出来るだけ体を休ませる事にした。 年寄りの割には良く眠った。
帰国後にまた中国食品の問題を耳にした。 今度はインゲン豆との事。
中国で私はたくさんの野菜を食べた。 廻りの者は口を揃えて何とも無かったかと聞いて来る。
私は意外とその辺は気にならない。 何故なら中国のレストランは野菜にしろ魚にしろ肉にしろ
使用する食材を店先に並べて見せている店が多いのである。
それらの野菜を見たら虫食いだらけで、消毒薬を使用しているとはとても思えないのである。
私は逆に、有機肥料で育てた懐かしい素材の味が残る野菜と思って食しているのである。
生涯生活する訳でも無いのにそんな事を気にしていたら、とても中国になど出張は出来ない。
さて本題に入るが、今回の中国出張を前に私はホームセンターで材料を購入しアイデアを駆使
して小机の製作を行った。 用途は車内用のパソコン机である。
出張には報告書は付き物であるが、帰国後に書こうとすると、手帳のメモ書きが何の意味だか
解らなくなったりする事もある。 ホテルでは大量のメールと日次処理をしていたら時間が無い。
幸い車での移動時間は嫌と言うほどあるので、私はこの時間を利用して書く事にしている。
今までは、ノートパソコンを膝の上に置いて書いていたが、マウスを使用する事が出来ない。
出張し始めた頃の中国の道路は腸が飛び出して来るぐらい悪かったが、最近では高速道路も
充実し、慣れれば車内でも十分にパソコンが扱えるのである。
そこでシートに座って膝をまたぐ様な小机を作成したら能率的であろうと考えた次第である。
普通の机の様に4つ足にしたら揺れるだけだと考え、足は手前の2箇所にして、机の前部側は
前の座席の背もたれにベルト掛けし、吊った形で浮かせて使用する事にした。
更にメモ書き用のファィルを置ける様に、前の座席の後ろに本読み用ホルダを取り付けた。
小さいモノなので全て今回手荷物で持ち込んだが、これが大成功であった。
1番長く一緒に移動するパートナーの車に常設し使用した。 以前に車で100Vが使用出来る
インバーターも持ち込んで付けていたので、パソコンのバッテリーが無くなる心配もせずに安心
して使用出来る。 マウスを使う事も出来て、能率的なマイルーム風な車内となった。
ちょっとしたモノだが製作して持参して良かったと思っている。
これら道具一式はパートナーに保管して貰っており、出張の度に使用出来る 事になる。
仕事もちょっとした工夫で楽しく便利になるモノである。