私の無線室

  • 28. AT-230
    無線室改装しました。

2020年12月 8日 (火)

前に必要なこと

弓道続きの話しを少ししてみたい。オヤジが再び弓道を始めたい理由の一つに

背骨の矯正がある。垂直の壁に、踵・尻・背中・頭、の4点が同時に着かない

体形を何とか直したいと思うが、その為には弓道の「胴造り」と言う基本技が

最適だからだ。安定をした矢筋を得るためには、不動の体幹が必要で、その為

的を射る前までにしっかりと造り上げる必要がある。胴造りの形は、一般的に

は「出尻鳩胸」と表現される。つまり腰を引きながらお尻を出して、胸を張る

スタイルだが、こいつが今のオヤジには少々キツい。しかしこれが出来ないと

弓を引かせて貰えない。巻き藁さえも射ることが出来ない、厳しい修行なのだ。

高校時代も、この「胴造り」がシッカリ鍛錬出来ていない者や学校は、試合で

安定した成績が出せない。良い時もあるが、肝心な競い合いでは最後に負ける。

そんな過酷な鍛錬は何か目標が無ければ続かない、と言うのがオヤジの考え方

なのだが、さて硬くなった背骨が本当に矯正できるかどうかは、実際にやって

見ないと何とも言えない。添付画像の女性射手のような「出尻鳩胸」が出来た

とき、オヤジは新しい弓具とともに、武道館の射場に立っているかも知れない。

Hekismu

Mkwrsg

2020年12月 7日 (月)

また再燃しそう

この歳になってオヤジに再びやってみたい事が出来た。それは弓道(和弓)だ。

オヤジの新しい散歩コースである徳島中央公園内には武道館があり、時折弓の

練習をしている姿を見るうちに、オヤジの気持ちが再燃して来た。高校時代に

約二年間、オヤジは弓道部に籍を置いたが、どちらかと言えば鳴かず飛ばずで

過ごした。と言うより当時は、同級生に団体戦・個人戦とも他校を含めて絶対

右に出る事ができないほどの強者たちがいたからだ。そんな事もありオヤジは

ハンドボール部が新設されたのを機に興味半分で転部した。そんな中途半端で

終った弓道を、これまで大阪や福井時代など幾度かやり直してみたいと思った

事はあった。実際、近くに立派な武道館がある環境もあったが実現しなかった。

それはオヤジが2年間習った「日置(へき)流」と言う流儀がなく、周りは皆

小笠原流と言う異流儀ばかりだったからだ。そんな流儀だが、四国はやっぱり

日置流が多く、教えを乞える人がたくさんいる。練習を見ていても日置流特有

の所作が昔を思い出させるのである。しかし当時とは大きく違っている現実が

オヤジを待っていた。それは地元に「弓具店」が無くなってしまっている事だ。

今更この歳で学生が使用しているカーボン製の弓や、ジュラルミン製の矢など

は使用出来ない。聞くところによれば弓の「銘」にあるように「肥後三郎」で

知られる熊本県などにはまだ弓具屋は残るようだが、弓を習う前に買い方から

習う必要がありそうだ。何でも屋のオヤジの挑戦が、再び始まるかも知れない。

Hekiryu

Ogswrryu

Kyugten

2020年9月19日 (土)

コロナ共存競技

趣味の分野でも「Withコロナ」を真剣に考える時期が来たのかも知れない。

待っていても、いつ再開できるか分からないARDF、直近に予定されていた

北陸大会も中止が決まった。抗体の効果にも期限が有り、一度感染しても再び

感染する恐れがある、などと言われるとこの先いつ収束を見るのか全く不透明

であり、ひょっとしたらもうARDFは出来なくなってしまうのではないかと

心配になる。アマチュア無線は、この時期には最適の趣味であり、ARDFも

屋外で行う競技である点では、これに準じて安全なハズだが、如何せん他県を

またいでの移動があったり、開会式や表彰式で3密を作ってしまう恐れがある。

残念なことに、この対策案については賢明な全国のARDFerたちも、口を

閉ざしたままで何も進展していない。本当にこのままでは相次ぐ中止が決まる

だけで、新しい大会や練習会などは望めない。そこでオヤジは一大決心をした。

香川の仲間や四国の仲間を中心にして、リモート会議で運用のガイドラインを

作製したいと思っている。これは競技に対するルール作りではなく、あくまで

運用に至る対策案だ。こんな形で少しでも進めて行かないと、本当にコロナに

負けてしまう。おせっかいで進めるのでは無く、オヤジ自身がやりたいからだ。

全国の仲間たちも、やりたくてウズウズしていても、行う事が罪で、世間的に

明確な言い訳が出来ないでいるのが本音だと思う。そんな背中をチョッと押し

て前進させて見たいが、さてどんなアイデアが出て来るのか、今から楽しみだ。

Withcrn

Rdfzt01

Rdfst02

Rdfst03

2020年8月 7日 (金)

最近の高校野球

新型コロナの影響で全国高等学校野球選手権大会が中止になった。現在各地で

代替試合を行っているが、やはり例年に比べるとイマイチ盛り上がりに欠ける。

そんな高校野球だが、随分レベルが変わって来た。分かり易く言うと一時代を

極めた学校の弱体化だ。徳島を例に取ると、あのバリ強かった池田高校の雄姿

は、もはや準々決勝以降に、その姿を見る事は出来ない。全国でも常連校だと

言われて来た多くの高校が同じ運命をたどっている。一体どうしたことだろう。

野球が専門外のオヤジでも、強かった頃の池田高校の選手のバットスイングや

ピッチャーの球速を覚えている。ところが現在ではどうだろうか、そんなにも

強かった池田を破って勝ち進んだハズの学校が全く甲子園レベルではないのだ。

これでは、しばらく徳島に優勝旗は持ち帰れないどころか、初戦突破も難しい。

一度頂点を極めると、最低でもそのレベルはキープされる様に思うのであるが

逆に弱体化してしまうのは何故だろう。やはり高校野球は指導者次第、県外の

優秀な人材を集めて鍛える事が優勝への道だとすれば、これはチョッと寂しい。

Ksekj

Kgystk

Tksikdk

2020年1月22日 (水)

何故にあの国は

今日はお隣の国、韓国のお話しだ。最近、徴用工の問題に端を発し貿易問題ゃ

GSOMIA問題が複雑に絡んで、日韓の摩擦を生んでいる事は皆さんご存じ

の事だが、オリンピックを控えて新たな火種が発生している。それは風評被害

の拡大にもつながる問題で、かの国の嫌らしさを物語っているようだ。日本の

食材は放射能に汚染されているため、東京五輪における韓国選手団用の食事は

日本の食材を使用せず韓国から持参する、と言う。オヤジに言わせれば、別に

頼んでまで食べて貰う事は無い。イヤなら好きにすれば良いが、厳正な基準を

クリアし、提供が許されている食材に対してのイチャモンだけは止めて欲しい。

何の問題も無い福島県の農家の方々に失礼だ。自分たちだけに留まらず世界に

向かって訴えるとは言語道断だ。先日の首脳会談で少し良い方向に行きかけた

関係がまたおかしくなる。我々はあえて仲良くしたくない訳ではないが、何故

あの国は日本に対してはこの様な出方をするのだろう。個人的には、イヤなら

来るな、と言いたいがそれでは公平な勝負が出来なくなり、競合が不在の試合

で金を取っても後味が悪い。かくなる上は「ネギ」を背負って参加して欲しい。

Npnysi

Npnskn

2020年1月18日 (土)

練習会と新年会

今日は香川主催のARDF練習会と新年会の日だ。場所は、東かがわ市の白鳥

温泉。今年初めての練習会のあと、温泉に入って夕方からは新年会が行われる。

阿波市土成町から山越えで1時間少々の道のりだったが、目的地に到着すると

すでにおなじみの顔顔顔だ。今年も宜しくの挨拶もほどほどに受付を済ませて

競技の準備に入る。今回はバスでスタート地点まで移動する、と言う全日本級

の熱の入れ方だが、なかなかスタート場所に着かない。帰還距離の長さが予想

される。オヤジのスタート組は1組で12時ちょうどにスタートした。先陣に

着いて行く訳ではないが、1組はTXの設置場所付近が、靴で踏み荒らされて

いる様な事が少ないので不利な点がある。ただ今回は何故か地図が少し読めた。

スタートしてから750m範囲、つまりTXが隠されていない領域が直線だっ

たので、この領域を脱するまでひたすら走った。地図の状況から推測し、この

範囲を出た直後が怪しい、と予測していたが見事に的中だ。3番と5番を連続

してゲット、続いて神社で1番をゲットした。あとは帰還道だったが、ここで

2番と4番を続いてゲットする。今回は、探査については迷うことはなかった。

全日本で目標物も何もない森の中で苦労した事が、一つ成長させてくれた様だ。

言い換えれば、今の受信機がようやくオヤジの身体の一部になってくれたかも。

何よりもM60クラスでTXを3つ取るのが精いっぱいだったオヤジが5個の

TXを全てゲットできた事が嬉しかった。あとはひたすら帰還だ。ここで走る

事が出来たのがタイムを短くしたようだ。1時間19分で無事に帰還を終えた。

初めての快挙達成は皆に祝福され、夕刻からの新年会はより楽しい物になった。

2020年1月 4日 (土)

プログラム作成

ここ最近、オヤジは時間を見つけてパソコン関係のプラグラムを作成して来た。

インターネット上で作動させるCGIプログラムで、ARDFや会議、飲み会

などの参加状況を確認し集計するためのシステムだ。これまではメールで回答

して貰っていたが、メールを返信するのが面倒だったり操作が苦手な者もいて

なかなか返事が集まらなかった事から、ボタン一つで参加状況の連絡がオヤジ

の下に届くようにしたいと思って始めた。どんなプログラムも同様だが利用者

が楽に操作出来るようにするためには、その分プログラムをする方が苦労する。

今回もエラー処理、つまり連絡する側にエラーが出ないようにするための処理

に手間が掛かっていた。プロバイダーとの契約でホームページを持っている人

は多いが、大半は見せるためだけのホームページである。幸い、オヤジが契約

しているプロバイダーは、CGIのプログラムが動かせる貴重なプロバイダー

で、福井のミテネもこのサービスが有ったが、最近サービスが中止になった事

から、オヤジのホームページ上でのパスワード制御や、自動発信のメールなど

が使用できなくなっている。これらも早々にこちらのプロバイダーに移行する

必要があるが、まずは急ぐものから一つ一つだ。プログラムと言うモノは完成

して意のままに動くとこの上ない快感だが、一文字でも間違うとウンともスン

とも言ってくれないところが辛い。とりあえずは何とか動いてくれているので

機嫌を損ねない間に18日の新春練習会と、懇親会の連絡用に利用してみたい。

Netml01

Netml02

Netml03

Netml04

2020年1月 1日 (水)

五輪の年明ける

新年おめでとうございます。本年も無線オヤジのブログを宜しくお願いします。

2020年、東京オリンピックの年が明けた。徳島県地方の天気は晴れ、気温

は予報に反して暖かい。本来なら夫婦二人の静かなお正月、と言いたいところ

だが、年末から我が家は乞食屋敷と化している。孫平たちが、家族で大挙して

押し寄せて来たからだ。段々に可愛くなって嬉しくない訳はないのだが、なに

しろ部屋が狭い。夫婦だけでどうにか暮らしていける家財の量なのに、それに

加えて大量の荷物が加わり足の踏み場もないほどになった。ジイジは、自らの

部屋に籠ったままで外に出る事が出来ない。もともと子供の侵入を防ぐために

家内と娘たちが障害物を置き、100円グッズを駆使して大切な物をブロック

した養生がオヤジにまで影響が出ている訳だ。ジイジの仕事としては遠巻きに

見てニコニコしていたら良いのだろうが、昨年はガラスを突き破って手を斬る

ケガをした前科があり目が離せない。その孫は楽になったが次は一歳の孫から

目が離せない。ジイジが原因で怪我でもさせたら、それこそ居場所がなくなる。

思わず大きな声を出し、娘に顰蹙を買う始末だ。奴らは好きな時に寝て起きて

勝手な時にメシを大量に食って消費をしていれば良いのだろうが、三度三度の

食事を準備する家内は本当に大変だ。母親とはいつまでも苦労する役目の様だ。

これまで見たことも無い様な食料品の山が、アッと言う間にその姿を消し去る。

正月でゴミの収集が無いのに、毎日大量のゴミが出る。暖房など点けなくても

家の中は熱気でポカポカだ。何が何だか訳が分からない2020年の幕開けだ

が、寄ってくるうちが華だと心得え、出来る限りのことをして帰してやりたい。

20nymng01

20nymng02

2019年12月31日 (火)

忙しくなりそう

2019年もいよいよ大晦日を迎えた。オヤジにとっては、まるまるサンデー

毎日を過ごした一年であったが、健康に過ごせた事がなりよりだった。年末に

これまでの定期検診で一度も調べた事が無かった前立腺のPSA検査をやった

が、これも全く正常値で一安心だ。血糖値履歴のHbA1cも健常者の領域の

値に戻り、8年前から服用していた処方箋薬も随分減った。すべて運動を取り

入れたお陰のようで、日々の努力はウソをつかない事が解った。趣味のほうは

県支部の役員は降りたが、登録クラブであるARDF徳島の代表は続けている。

先日総会を開き、本年度の有名無実の活動状況を詫び、クラブ存続の是非並び

に代表交代の動議を出したが、県支部組織と違ってARDFには肯定的な者達

の集まりである事から存続が決まり、これからの活動についての意見があった。

2020年は基本的に奇数月の最終日曜日には、練習会など何らかの普及活動

を実施する事になり、代表者の継続を拝命した。これらの決議を持って県支部

役員並びにクラブ代表者合同会議に出席し、活動に対して県支部としての協力

を依頼したが、例によって良い顔をする者は少なかった。そんな一年であった

が、オヤジには今年もまた全国的に友達が増えた。これは本当に嬉しい出来事

である。小さな田舎街で、些細な事に気を病むことも無く、2020年は同じ

趣味を持った仲間たちと幅広く楽しみ、もっともっと仲間を増やして行きたい。

本年度もオヤジのブログにお付合いいただきありがとうございました。来年も

どうぞ宜しくお願い致します。さあ!、来たる2020年は忙しくなりそうだ。

Mzgwke

2019年12月21日 (土)

鄭州に想い馳せ

卓球のワールドツアー・グランドファイナルが閉幕した。世界ランクでベスト

16の選手たちが競った大会だったが、ここでも中国の高い壁が立ちはだかり

来年の東京オリンピックに課題を残した。今回の話題は、そんな卓球のお話し

ではなく、大会が開催された中国の都市「鄭州」についてだ。鄭州はオヤジが

中国で訪れた多くの土地の中でも特に思い入れが強い土地だ。それは、福井の

工場で最も多く使用する原材料の生産が日本からその姿を消す事になり、ただ

ひたすらなりふり構わずに、その原材料を求めて駆け巡った土地だったからだ。

鄭州は河南省の省都で、古代より交通の要所だった街だ。郊外には黄河が悠々

と流れ、中国文明発祥の地「中原」と言えば、まさにこのエリアを指している。

鄭州は大きな街だがチョッと郊外に出るとその様相は一変する。黄河流域には

横穴式の古代住居や3500年前の殷代遺跡、後漢時代の墓など、古い時代の

ものが多い。それだけに郊外はあまり発展していなくて、原材料を作る工場は

更に奥地に有って、かなり不便な場所が多かった。鄭州の街から何時間も掛け

て舗装していない道を車で走り、ワイシャツの襟や顔は真っ黒になった。車は

口から腸が飛び出しそうなほど揺れ、何回も天井で頭を打った。ホテルで就寝

しても朝まで身体が揺れる感じが残った。そんな出張だったが、絶対に原材料

を見つけなければいけない、と言う使命感があった。入社したときに、当時の

工場長の「原材料を切らしたらクビやからな!」と言う言葉がいつも頭の中に

あったが、今思えば中国のパートナーを始め、毎回出張に同行頂いた今は亡き

グループ会社の貿易部長、繰り返し試験してくれた工場の面々など、多くの方

に支えられて来たから目的が達成できた様な気がする。ここでも改めてオヤジ

は幸せ者だと思うが、そんな中国に今無性に行きたくなっているオヤジである。

Zzou01

Zzou02

Zzou03

Henang