季節が変り行く
秋雨前線が南下し雨が止んだ。同時に北からの高気圧の影響で急に気温が低く
なって来た。まだ暖房を入れるほどではないが、仮に弱い暖房が入っていても
暑いとは感じない微妙な気候である。海面の水温が下がったのか、台風に発達
する勢いが薄れた熱帯低気圧は、太平洋の高気圧に押されて西に移動し始めた。
気候的には良い時季のハズだが、何もかもコロナで台無しだ。徳島県では再び
大学の学生関係でクラスターが発生し1日で9名の新規感染者が出た。飲み会
とカラオケが関係しているそうだ。何故大人しくしていないのだ、と思っても
連日友人の下宿を渡り歩いた頃を思うと、叱れなくなってしまう。水際公園の
様相も随分変わって来た。桜や楠木、柿などの葉っぱが赤や黄色になって歩道
に溜まり始めた。新町川の水位は依然として微妙なところを行ったり来たりし
オヤジを焦らしてくれる。まだ浸水の様子は書けない状況だ。最近よく見掛け
るのが、新町川を立ち漕ぎして通り過ぎるボードだ。何という名前か定かでは
ないが、サーフボードより一回り大きい。今頃と思うが、夏間はかえって暑く
今頃の季節がベストなのかも知れない。こんな風景を見ると気持ちもゆったり
するが、相変わらず車と自転車に邪魔にされ、虐げられストレスを溜めながら
速足散歩を続けている。散歩に出掛ける時間は随分早くなった。帰るころには
暗くなってしまうからだ。こうやってまた季節が過ぎて行く。実に速く感じる。