気を抜かず対策
ここのところ徳島県の新型コロナウィルスの新規感染者数はゼロを続けている。
しかしながらテレビの報道などを見ていると、感染防止対策が取られていない
飲食店や飲み屋は依然として多い。加えて自分は感染しないとばかりに羽目を
はずし、遅くまで飲み歩いたりカラオケで騒ぎまくる若者は増える一方である。
世間が、段々この感染症に慣れてきた感があり、まだ完全に収束されていない
にもかかわらず、規制が緩和されて行く方向に動いているのは、極めて危険な
状況であり、おやじのような高齢者には心配なことである。罹ったら、重症化
するリスクのあるオヤジは、好きなカラオケも辛抱して、ひたすら自粛生活を
続けている。ところがどっこい若者ばかりを責められない現実もある。それは
おやじが速足散歩を続ける水際公園での事だ。徳島城公園の一角に大きな東屋
があるが、そこに年寄りが屯して遊んでいるのだ。囲碁将棋にマージャンなど
複数人で出来るゲームを中心に3密状態になっている。周りには見学者もいて
ソーシャルディスタンス、などと言うものはほど遠い。全員マスクもしないで
大声を張り上げている姿を目の当たりにすると、これでは若い者に説教などは
できない、という気持ちになってしまう。まだまだ徳島など安全であると言う
気の緩みなのだろうが、高齢者は自身が感染しないように、また若者は感染を
持ち帰ったり拡大しないようにする配慮が必要だ。それは、ウィルスが居るか
居ないかにかかわらず、居るものと思って相互協力をして行くしかない。この
ウィルスに勝ち抜き、収束を目指すにはワクチン普及までにまだやる事がある。