無線オヤジのＣＱレポート

車検に出した愛車の見積もりが出た。出してから、あれこれと言われたのでは

困ってしまうのであるが、予算よりは少しオーバーした。メーカーに依頼する

と「保証」という観点からしっかりと悪い個所は診て貰えるので安心料と言う

部分は大きい。しかし家でも車でもそうだが使わないモノは傷む。今回の修理

個所も、足回りを中心とした「ゴム関係」の劣化による亀裂や破損が多かった。

これは放置したままでは車検が通らない、と言う事なので「絶対修理」個所だ。

走った距離に応じて劣化や損傷するモノは仕方がないが、放置しておいただけ

で傷むのは痛い。洒落ではないが本当に痛い。幸い今回は定額給付金があった

ので有り難い。この点は素直に感謝したい。まあ、新しく買おうと思っていた

カーナビをお預けにしたので、その事を考えると余裕は出る。なにしろ今年は

長崎、宮崎、鹿児島、北陸、愛知と行く予定だった計画がつぶれて、ナビなど

必要なくなったからだ。足回りのゴム修理が優先だが簡単にゴム、と言えども

７年も経って、修理箇所が増えると結構な金額になってしまう。やはり愛車は

乗って「なんぼ」であり、乗る事が増えるＡＲＤＦの再開がカギを握るようだ。

いずれにしても本日の夕刻、愛車のＮＢＯＸ＋はリニューアルされ我家に戻る。

オヤジの愛車、ＮＢＯＸ＋の３回目の車検がやって来た。もう購入して７年に

なる訳だ。あの頃は父親もまだ元気で、将来車椅子でも利用できる車種と言う

ことから選んだ。航空機の事なら機体を見て枝番まで言えるオヤジだが、こと

車になるとからっきしダメで、今の愛車も福井の工場の仲間たちに、軽自動車

で一番人気の車種を教えて貰った経緯がある。これ迄に新車で買ったカリブや

ラウムなどの車も、下調べなど何もせず「ＸＸＸ下さい」と言って、いきなり

ディーラーに飛び込み、その日の内にネゴも、お付けモノなどの交渉もしない

まま、コンビニで煙草でも買う様に買ってしまった、と今でも家内に言われる。

その後に経験するオヤジの仕事からすると、信じられない行動である。つまり

イラチな部分があるオヤジは、長時間掛けて安いモノを買うより、少しぐらい

高くなっても今すぐ欲しい性格なのである。更には購入をエサに、貰える物は

貰わないと損だと言う買い方が嫌いなのだ。そんなオヤジだったが、今の車を

買う時は、在庫が無かった上にツートン塗装をするため、納車まで約２か月間

待った。自分でもよく待てたと思う。当時のブルーメタリックの輝きは失せた

が、大切にしているのでまだまだ綺麗だ。何歳まで運転免許証の更新をするか

今の愛車がラストカーになるかどうかは解らないが、まだ大切にして行きたい。

しかしながら、はやく愛車にＡＲＤＦ受信機を載せて全国に移動したいモノだ。

これまでは、閲覧するだけで終わっていた「メルカリ」で初めて買い物をした。

買ったのはパソコンのＣＰＵだ。これまでは、この手の買い物はＹａｈｏｏの

オークションしか経験していなかったオヤジだったが、スマホにアプリだけは

インストールしていた。以前より娘たちが色々と面白い買い物をしたり、不要

になった商品を販売したりして、手軽に利用していたのは知っていたが、イザ

スマホでの利用となるとパソコンと違って少し抵抗があった。しかし、何事も

経験してみないと、良い点も悪い点も解らない。そこで意を決したような訳だ。

メリットとしては、ヤフオクと違って欲しい商品を登録しておくと、対象品が

出品されるとメールで連絡をくれる。パソコンの様に自分で確認をする必要が

無いので便利だ。早速ピロンと飛び込んで来たメールには、欲しかったＣＰＵ

の中古品相場価格で、２ＧＢのメモリーが５枚もおまけで付くと書いてあった。

これは「買いだ！」と購入ボタンを押した。２つ目のメリットは、商品をセリ

合わなくても買えてしまう点だ。すぐにソールドアウトになって、決済処理に

変った。色々な決済方法が選択可能だったが、最初なのでとりあえずコンビニ

決済を選択した。すぐに落札番号とコードがメールで到着した。あとは向いの

ローソンで、支払機に番号を入力し、レシートを出して窓口で現金を支払えば

ＯＫだ。商品の到着があって、オヤジがメルカリに連絡をしない限り、出品者

に代金が振り込まれないシステムなので安心だ。この辺りは最近のヤフオクと

同じだが、他はイラチなオヤジ向きだ。これからは利用機会が増えそうであり

何事もやってみないと、食わず嫌いで終わったのではいけないことを体験した。

胸のつかえが下りてスッキリする事を「溜飲を下げる」と言うが、新型コロナ

の影響で、今年は誰もがかえってストレスを増加させている。感染が始まった

当初は「５月の連休の頃には・・」「暑くなる頃には・・」と自分たちに言い

聞かせ、多くを犠牲にして自粛生活を送ってきた。しかしながら溜飲を下げる

どころか、ストレスの増加になってしまう様では困ったモノだ。この要因には

単に感染に対する不安だけではなく、政府や地方自治体の対応へのイラ立ちが

大きく関係している。我々が多くの事を犠牲にし、辛抱に辛抱を重ねている時

十分な３密対策を行わないまま、３０００人規模の政治資金パーティーを開催

するとは何事か。不要不急の外出を控えて下さい、と言う時期に、東京差別を

したままＧｏＴｏキャンペーンに踏み切るのは、どのような神経なのだろうか。

確かに経済を廻す事は重要であるが、何故に感染拡大の今の時期なのだろうか。

少なくても我々とは異なる思考回路を持った人種の判断としか思えない感じだ。

こういった現実を目の当たりにするたび、我々はよりストレスを溜めることに

なる訳だが、これに激化したローカルストレスが加わったのではたまったモノ

ではない。黄色信号は青信号、赤信号は停止線で安全に停止できない、と黄色

解釈して３台は通過する。横断歩道では人より車が先に通過し、止まる意思は

初めから無い。これもストレスが原因なのか、以前よりも更に悪くなっている。

本来なら間もなくオリンピックが始まって、スカッとする事や一喜一憂する事

も多かったハズた。果たしてこのストレス、いつ溜飲を下げる事が出来るのか。

新型コロナウィルス感染拡大防止の自粛規制が緩和された途端に、第２波とも

思われる感染増加が全国で見られるようになって来た。徳島県も、公表し辛い

感染原因のクラスターが出ないか、毎日戦々恐々としている。全国が協力して

実施して来た「緊急事態宣言」による自粛も一旦解除されると、なんやかんや

と言い訳をしながら、以前より悪くなりつつある感染状況を無視し、経済優先

を貫こうとする。７月２２日からはＧｏＴｏキャンペーンが始まる、と言うが

本当に今の政権は何を考えているのだろうか。政権の幹部に、旅行業を束ねる

組織の会長がいることから「よっしゃよっしゃ」で右から左に大きな金が動く

仕組になっているのは、誰が見ても明らかだ。多くの医療機関では、夏の賞与

が支給されず、４００名を超える看護師が退職を希望している危機の中、人並

以上の報酬を何の制限も無く貰える人たちには、今でも選挙の事しか頭に無い。

よくよく考えて見ると、かつてゴジラなどのパニック映画では、彼らはいつも

シェルターの様な施設に籠って、最前線で死に直面する人たちをよそに安全に

モニターを見つめる姿が映し出されていた。この事が全てを物語っている様な

気がする。つまり彼らの「特権待遇」と言う意識が、今一番しなくてはいけな

いのは何かという思考を麻痺させ、どちらが金になるか、どちらが金を使わず

に済むか、と言った問題解決の優先順位を無視した選択だけに走らせてしまう。

どうしてこんな構図になったのか、本来は国民の代表として政治を司る人物が

我々と掛け離れてしまったのならば、いっそ封建的な時代に戻って、８代様の

ような良い治世の方が幸せなのかも知れない。幕末、西欧列国から議会政治を

学び、多くの血を流して生まれた明治維新、そんな志をもった維新のヒーロー

たちは、今の政治をどう感じているだろうか。是非聞いてみたいオヤジである。

善は急げとばかりに、クローンを利用したパソコンのバックアップに着手した。

必要なツールとしては、ＵＳＢとＳＡＴＡの変換ケーブルと電源供給ケーブル

それにクローン用のソフトが必要だ。オヤジの場合は、ハードディスク革命と

言う有料ソフトを利用している。デスクトップのパソコンは、全て順調に進ん

だが、ノートパソコンのバックアップの時、問題が発生した。ハードディスク

革命が、このディスクにはコピー出来ない旨のメッセージを出した。エラーの

原因としてはコピー元のハードディスクと、コピー先のハードディスクの規格

が違うことだった。専門的に言うと、コピー元はディスクにデータを書き込む

セクターと呼ばれる区分が５１２バイト、コピー先は４０９６バイトであった。

つまりディスク自体の規格が新しくなっていて、規格が異なるディスク間での

コピーは出来ないと言う訳である。こいつには困った。もう昔の古いディスク

を手に入れる事は難しいため、別の方法を模索するしかない。これから暫くは

この問題解決に終始するが、ある意味また楽しめるテーマが出来たのは嬉しい。

皆さんはパソコンのバックアップ対策はどうされているだろうか。大概の人は

重要な資料をＵＳＢメモリなどに保存する程度で、具体的なバックアップ対策

をしている人は意外に少ない。しかしコンピューターが一瞬でお釈迦になった

時を考えて見ると、これまでに蓄積して来た多くのデータやメール、ネットの

お気に入りに至るまで多くの財産を失ってしまう。もちろんこれはデーターを

保存しているハードディスクやＳＳＤの故障による場合だが、復旧させるため

ＯＳや必要なソフトを再インストールして、それまでの更新プログラムを設定

するだけでもかなりの時間が掛かる。それでも完全に使い慣れた元の状態まで

戻すことは不可能で、多くの財産を失った中途半端なパソコンになってしまう。

そこでオヤジは全パソコンに対して、クローン作成と言う形でバックアップを

取る様にしている。起動用のハードディスクを、専用のお引越しソフトを利用

して定期的にそっくりコピーしておくもので、だだ単にハードディスクにある

データーを別のハードディスクやＳＳＤにコピーしただけではダメだ。故障を

した時、コピーしたディスクと取り替えても起動しない。特殊な形でクローン

しておくと、インストールしたソフトなどを含め、そっくりコピーした時点の

状態のまま復元出来るので便利だ。ただ、そのためのハードディスクやＳＳＤ

が余分に必要になるが、リカバリーの手間を考えると安い保険料になるだろう。

みなさんも予期せぬトラブル発生に備えて安いパソコン保険方法をお試しあれ。

ただしライセンスの関係で一台のパソコンしか複製使用出来ないので要注意だ。

先日「リーダーの資質」について書いた記事について、大先輩からコメントを

頂戴した。「今の政治家はこの国を何処へ持って行くのでしょうか？」と言う

素朴な疑問だったが、これは今誰しもが感じている事だろう。これまでも長く

続いた政権には、何らかの不都合が生じてリーダーが変わる。時には政権自体

が取って代わる事もあったが、任された政権が口ほどにも無く、再び元の政権

に戻った。外野からは何でも言えるが、イザ政権の投手（党首）を任されると

こんなハズでは無かったのにと言う現実に右往左往する。結局のところ政治家

は、自らが選挙に当選する事と、政権はそれをどんな手を使っても、長く維持

させる事しか考えていないところに問題がある。もう一つ加えるなら、国民に

選択肢が無くなった点が挙げられる。選択する政治家や党自体の資質が低下し

選びたい人物や党がいない。政党は多分化し、訳の解らない党が増え、一極化

して与党に立ち向かう力が無い。結局外野から負け犬の遠吠えになってしまう。

これは与党にすれば思うツボで、過半数を取れる政党同士連立を組み、見掛け

上仲良くしている様に振舞っていればよい。こんな状態では、たとえ解散して

総選挙になっても、再びこれまでと同じ様に変わり映えしない政治が続く事は

火を見るよりも明らかだ。選挙の為に政治をしないで、我々の想いを反映して

くれる豪傑の出現を待っていては、いつの事になるか分からない。少なくても

今は、国民の声を最大限反映させる事、こいつを給付金の事実に学んで欲しい。

新型コロナウィルス禍で発生した線状降水帯による集中豪雨は、九州や岐阜県

長野県などに大きな被害を与えた。昔から大きな河川の氾濫は、繰り返し発生

し、人々に大きな被害を与えて来たが、そのたびに時の権力は対策を繰り返し

て来た事も事実だ。「河川を治める者は国を治める」と言われ、権力の象徴と

して伝えられてきたが、如何なる権力でも自然の猛威の前には無力であること

をさらけ出した。それはこれだけ科学が発達した現代でも同じであり、我々が

東日本大震災で経験した「想定外」と言う三文字に集約される。５０年に一度

とか１００年に一度と言う表現で誤解を与えている豪雨、正確に表現するなら

これまでは、５０年か１００年に一度しか降らなかった豪雨が、当たり前の様

に毎年襲うようになった現在、もはやこれは「想定外」で済ます事は出来ない。

もちろん各自治体も、ただ手をこまねいて見ているだけではなく、我が故郷に

おいても、過去の経験から河川の補強や堰の建設、排水ポンプの増設など数々

の対策をして来た。そのお陰で、これまで雨が降れば浸水していた地域は減り

随分住み易くなったのも事実だ。それでも、それを上回る「想定外」の現実が

起こるとするなら、それは同じような対策の繰り返しでは、もはや対策と呼べ

ないかも知れない。これまでの長きに渡り、人間が作って来た自然環境に起因

する災害、これを早急に対策するなどと言うことは極めて難しい様に思うので

あるが、これから先の子孫たちのことを想えば、再びコツコツと時間を掛けて

一つずつ気長に元に戻して行かなくてはいけない。こんな事は誰しもが判って

いるが、作り上げた速度と回復させる速度の差、時の権力はどう乗り切るのか。

先日久しぶりに家内と一緒に回転寿司に出掛けた。この緊張緩和が良くないの

かも知れないが、これまでの自粛中は生モノは控え、飲食店への出入りもせず

に頑張って来た上、国が緩めた規制の再引き締めは無いと言うし、徳島として

の感染者数も極めて少ないことから少々タガを緩めてみた。何よりも、携帯の

サイトに連日飛び込んで来る、旨そうなお得情報に誘われた部分が大きかった。

店側もあの手この手で客を呼ぶ作戦のようで、普段なら高価なネタを半額以下

で提供したり、セット物を出したりとガンバっている。早速、お店がお薦めの

マグロ尽くし６貫セットを注文する。個数限定と言うのにヤラレタ感じである。

落ち着いて店内を観察すると、注文用の端末タブレットなどは綺麗に拭かれて

いたが回転皿などにプラスチックのカバーは無く、これまで通りの様子である。

もちろんアクリル板の設置やカウンター席のディスタンスも無かった。やはり

感染者が少ないため、都会と同じ様な対策は取っていないようだ。話しは寿司

ネタに戻るが、結論から言うとセットのまぐろ尽くしより、通常の半額で提供

していた１貫ネタを６貫の方が今はお薦めだ。価格的には同じぐらいになるが

ネタの味が違っている。やはり推奨に騙されてはいけない。家内に運転を任せ

明るいうちから生ビールで喉を潤し、一時コロナを忘れる至極の外食であった。