無線オヤジのＣＱレポート

新しいドライブレコーダーが１つ欲しくなった。 　現在の愛車購入直後に買った物が

特別どうのこうのと言う訳ではないが、強いて言えばＧＰＳ機能が搭載されていない

上に時計の精度が悪く、絶えず時刻合わせが必要になっているぐらいだ。　　しかし

もしもの時に時刻に大きな差が生じていたら、不都合な事があるかも知れないので

この点はとても重要である。　あとは夜間の明るさが少し不足気味なところがあるが

辛抱できる範囲だ。　さてどの様な機種にしようかとあれこれ吟味をしていた矢先に

ドライブレコーダーやレーダー探知機メーカーのユピテル社からメールが届いた。

使用中のドライブレコーダーを無料で交換してあげると言う内容だ。　 何でもオヤジ

が買った機種の内臓電池が自然発火する恐れがあるので、自主回収をすると言う。

３年以上も前の製品なのに、メーカーとは本当に大変だと つくづく思ったが、オヤジ

にしてみれば実被害も無かった製品を取り替えてくれるのは有り難い話しである。

ホームページで手続きしておいたところ新しい商品は１０日ほどで到着した。

交換の商品は価格的に同等品とあって、相変わらずＧＰＳ機能は搭載されていない

が、以前の様に時間は狂わないだろうと期待している。 その他色々と改善点も多く

新しい機能も搭載されているので、しばらくの間は取扱説明書とにらめっこである。

しかし、こんな機器は通常は使用しないに越した事はない、と思うオヤジである。

車で通勤する様になって、車の臭いが気になりだした。　 新車のころは新車特有の

香りが有ったが、今はそれも消えエアコンのフィルター臭などが気になり始めた。

そこで、車専用の消臭剤や芳香剤が必要になる訳だが、カー用品ショップに並ぶ物

はどれもみな結構な値がする。 効果が１ヶ月とか３ヶ月持つとは書いてあるが実際

に使用して見ると半月ほどで効果が薄れて来る。　 最近では１００均で同じような物

が出ているが、価格の差ほど効果に差があるとは感じられないものの、やはり肝心

の匂いに差がある。 と言うより匂いの種類が少なく自分の好む匂いが選べないとこ

ろがやはり１００均の商品である。　そこでオヤジは使い終わった芳香剤容器に自分

好みの匂いを充填してやろうと考えた。　容器への充填には注射器の様な物が必要

になるが、これが最近ではなかなか手に入らない。　ところが注射針の先がスパッと

直角に切れていて人体には刺せなくした物がスポイドとして１００均に並んでいる。

これを使ってオヤジが好きな Ｐｏｌｏ Ｒａｌｐｈ Ｌａｕｒｅｎ のオーデコロンを充填してみた。

しかし、これが全く匂わないのである。　エアコンの吹き出し口に付けて、風が匂いを

運ぶ様になっているのに、１００均の商品の方がずっと効果が大きい。　不思議だ。

色々と調べてみたところ匂いの粒子に大きさがあって粒子が大きいと容器の半透膜

を抜けられない様だ。　結局オヤジの車芳香剤は１００均のものに落ち着いた。

使用した注射器モドキは、車内に放置しておくと 「警察２４時」で間違って放送される

恐れがあるので、良い匂いが付いたまま、引出しにしまってある。（笑）

何処かの国が物騒なものを撃ってくるお蔭で国際関係だけではなく、様々なところで

影響が出ている様だ。　韓国観光のドル箱である「板門店ツアー」がその１つだ。

確かにツアーが中止になるかどうかは別にしてもこの時期に行く者は居ないだろう。

中国では､四川省にある九寨溝が地震の影響で名勝が大変な事になっていると聞く。

人為的であれ、自然災害であれ、それを収入源としている者には死活問題だろう。

いろいろとお察しするが､オヤジの場合は過去に２つとも観光する事が出来て本当に

ラッキーと言わざるを得ない。　板門店は友人と１回、家内と１回訪れている。

九寨溝は母方の叔父と一緒にツアーに参加した。　 いずれも大きな病気をする以前

の事なのでもう１０年くらい前になるだろうか？　板門店はＪＳＡの国際会議場を挟み

韓国側から北の「板門閣」方面を見るだけに飽き足らず､いつか北側から韓国方面を

見てやろうと思っていたが、実現出来ていないのが残念である。

何が有っても当局は一切関知しないと言う誓約書にサインし､安易に北の兵士たちを

指差すと、拳銃と間違えられて撃たれるかも知れないなどと注意を受けて観光した。

北の兵士たちがすぐ間近にいて、軍事境界線付近から国際会議場内を覗いている。

冗談を言ったり歯を見せる様なこともない緊張したツアーだったのを思い出す。

九寨溝と黄龍は、かつて見た事のない この世のものかと思うほど美しい景観に魅了

したが、標高が富士山よりも高い場所のため、酸素不足で苦しんだ。

何回か出張で中国を訪れたが、仕事では行かない地域であり、チベット族と言う民族

に出会えたのも大きな経験だった。　彼らにとって速い復興を願いたいものである。

そんな訳で、この２つの旅行は本当に行っておいて良かったと思うオヤジである。