ネットの在り方
有名俳優のコカイン使用や、中学生女子の大麻とMDMA使用など、近年違法薬物
による犯罪が後を絶たない。 警察 24時の中でも、不審車両を検問すると、必ずと
言ってよいほど覚醒剤や大麻などの違法薬物が見つかっている。 こんな現実を見
ると、如何に違法薬物が我々の身近まで迫って来ているのかを実感してしまう。
この背景には、インターネット環境の拡大と充実が大きく関係している、と思われる。
最近のネット環境は、違法薬物はもとより拳銃や武器の販売、自殺幇助から果ては
仕置き人の元締めの様な仕事まで、多岐に渡り堂々と看板を上げている、と言う。
しかも、それらをパソコンのみならず、スマホなどでも簡単に見られる様になった。
海外のサイトを利用したネット環境は、巧妙になっており、取り締まる事が難しい。
巷には、WIFI環境が広がり、それらを自由に使用できるようになった事も、これらの
新しい犯罪を増やす要因の一つになった事は明らかである。 従来の様に、若者に
対してアダルトサイトの閲覧のみ規制していた時代は、とうの昔に終わったようだ。
こうなって来ると、もう個人一人一人の倫理観と、意志の強さに委ねる事になって来
るが、これには正しい「教育」と、それを伝える正しい「大人」が必要になる。
しかしながら、何事にも逃げ腰で、事なかれ主義の教師や、子供以下の親が増えて
来た現在 この指針を一体どこに求めれば良いのだろうか。 こう言った意味からも
我々大人達は、特にシッカリしなくてはいけない。 大麻や覚醒剤をやっている場合
ではない。 また、オヤジが思うに、ネットで生まれて来た問題なら、回復させるカギ
もネットが握っている様な気がしている。 今後益々ネットの在り方が問われそうだ。
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