新車レポート④
NBOX+ は安全面で細かい配慮がされている。
安全運転は、運転中如何に多くの運転情報を得られるか、と言う事に掛かっている。
人は高齢になればなるほど情報を取込む能力が低下し、本来得られているハズの
情報でも見落とす様になって来る為、運転情報収集機能は車の重要な要素になる。
NBOX+ には標準でバックモニター用のリアカメラが搭載されている。
カーナビとの連動でチェンジレバーをバックに入れた時、モニターに車の外部後方が
3パターンの切り替え画像で映し出せるので壁に対して寸止めする時などに便利だ。
前述の細かい配慮とはこの事ではない。 この機能を助けるように2ヶ所の部分に鏡
が設置されている事だ。 1つはバックガラス内面の上部中央に付いている凸面鏡
である。 この鏡に映る像はルームミラー越しに確認でき、仮にリアカメラが作動して
いない場合でも車外後方の障害物が確認できる様になっているのである。
もう1つは、助手席側左前部の開閉しないウインドウ付近に取り付けられた鏡だ。
この鏡は固定式で動かす事は出来ないが、左側ドアミラーの筐体に付いている鏡が
映し出した車の左側足回りの像を間接的に映し出してくれる仕組みになっている。
これらの鏡のお陰で車を幅寄せする時などタイヤ付近が見やすくてとても楽になる。
ほんのチョットした装置ではあるが、この辺の配慮が年を取ったオヤジには有り難い。
コメント