ARDF三昧の連休②
JARL徳島県支部のARDF競技大会は4月29日、吉野川中流に位置する阿波市の
土柱ランド周辺で開催された。 「土柱」は徳島県の名勝地で、その名の通り砂礫層
で出来た断崖が長い間の風雨に浸食され、土の柱状になった渓谷だ。
今回の大会を迎えるにあたり、我々スタッフは何ヶ月も前から土日を返上して準備を
進めて来た。 TX(電波発信機)の隠し場所の決定はもとより、スタートやゴール位置
などの場所選定から、必要品の準備、スタッフの配置など多くの事をこなした。
一地方の大会と言えどもJARLニュースなどで全国的に公募した大会であり失敗は
許されない。 今回、私はTXの責任者を任されたが、競技中肝心な時に電波が停止
したり、1番TXから5番TXまで順番に発信が切り替わらなかったり、受信開始地点で
信号が聞こえない様な場所にTXを設置する事の無い様にしなくてはいけない。
随分責任の重い役割になったが、他のスタッフの協力を得て準備を進めて行った。
今回の大会は、申し込みの受付開始当初から出足が悪く、参加者が少ない事が心配
されたが、最終的には昨年を上回る41名が全国各地からエントリーされた。
遠くは群馬県から参加の7M3RMD 清水さんを始め、福井・岐阜・三重・奈良・兵庫
広島・宮崎など四国4県以外からも常連のエキスパート達の参加申し込みがあった。
そのエキスパート達が4月27日頃から連休を利用して次々と徳島に上陸して来ると
言う情報が入り、大会に向けての緊張が徐々に高まって来た。
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