S I システムの習得
ここ最近ARDF関係の話ばかりが続くが、今回はSIシステムについて話してみたい。
SIシステムとはICチップを利用した電子パンチシステムの事である。
ARDFの競技者がTXを見つけた時、従来はその場所に置かれたスタンプや穴あけ
用パンチを利用してチェックしていたが、それをICチップを用いて行おうと言うものだ。
チェック方法は競技者が手の指に着けているICチップを機器端末に差し込むだけだ。
これを利用すると従来のシステムの様に、ただTXを見つけてチェックしたと言う証明
だけではなく、チェックした時間やその順番などをより正確に集計する事ができる。
但しその為には機器をパソコンと接続させ、様々な難しい操作が必要になって来る。
現在、この機器はJARL徳島県支部では持っていない。 競技大会や練習会の度に
香川県支部にお借りしたり、操作をお手伝い願ったりしているのが実情だ。
実際のところ機器が近くにあって、いつも操作していないと、少し教えて貰っただけで
簡単に覚えられる様なシステムではない。 そんな中、愛媛県支部長である薦田さん
が、個人でお持ちの大切な機器一式を徳島県支部の練習に長期貸し出しして頂ける
事になった。 このチャンスを逃してなるものかと、徳島県支部各局の意欲が盛り上が
ったのは言うまでもない。 御多分に漏れず私も何日間か実際にさわっておぼえた。
もともと興味のある分野、やればやるほど面白いシステムで、実に良くできている。
これからは、機器の貸し出しは協力頂いても、集計は我々で出来る様にしたいものだ。
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