パンチ穴式カードキー
大阪勤務の時に利用するホテルが満室で予約が取れない事があった。
そこで会社にほど近いSホテルに初めて宿泊する事になったがチェックインの時に手渡
されたカードキーを見て驚いた。
プラスチック製の板にパンチ穴が開いただけの、ごくシンプルな構造のカードキーである。
最近、中国のホテルなどでも、金属鍵の利用が少なくなり、磁気カードやICチップなどを
用いたハイテクのルームキーが主流になって来ている。
しかるに、金属鍵でもなく、こんな簡単な構造の鍵で大丈夫なのかと少し心配になる。
部屋に入る時には扉のカード挿入口にパンチ穴式のキーを差し込んだままノブを廻して
開けるが、うっかりするとカードを扉に差したままで部屋に入って来てしまう恐れがある。
何よりも、型紙などを用いて簡単に複製キーが出来てしまいそうな点が気に掛かる。
磁気カードキーの様に顧客が変わるたびに設定を変えている様子もなくカードには部屋
番号が貼り付けられている。 この点もセキュリティ面からはマイナス要素だろう!
ただ、このホテルのカードキーは外出時には必ずフロントに預ける事が義務づけられて
いたのが、せめてものセキュリティ対策だろうか?
まあ過去に大きな被害も無かったので今も使用しているとは思うが、日本は平和である。
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