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2010年12月28日 (火)

天竺は遠かった⑧

インドでの滞在を終えて、予定通りムンバイ空港から帰路についた。

出発時間はインド時間の23時、日本時間では午前2時半になる。

シンガポールの時も、ハワイの時もそうであったが、日本時間の深夜に出発しても機内で

一眠りすると朝には日本到着と言う旅程が多かったが、今回はそんな程度ではない。

タイのスワナプーム空港には日本時間7時に到着、その後関西空港行きの便が出発する

のは日本時間の13時、つまりバンコクの空港で6時間のトランジットである。

幸いにもタイのスワナプーム空港は24時間空港で、何時に到着しても空港の施設は全て

通常通り営業しているので、免税店もラウンジも不自由はなかったが、時間は余り過ぎる。

帰路はタイ航空のラウンジが使用出来たので、この時間を利用しパソコンをインターネット

に接続してメールや日次の業務をしていると、いつの間にか出発時間が近づいて来た。

関西空港行きの便の搭乗口まで来ると、ようやく日本人の顔が多くなり少しホッとする。

スワナプーム空港は、搭乗口の待合い室に入る前に搭乗券とパスポートの検査を済ます

システムであり、搭乗開始の時にはゲートが開くだけて何のチェックも無いので楽である。

タイ航空672便、B-777型機は定刻にバンコクのスワナプーム空港を後にした。

さあ、あと5時間で、日本に帰れる!! これがこの時の素直な実感であった。

初めて長時間のトランジットもあり、今回は本当に「天竺は遠かった」と感じる旅であった。

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